過去問クイズ

第23回(午後) はり師・きゅう師の過去問と解答を全問題表示しています。

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問題1
温熱療法はどれか。
  1. 紫外線療法
  2. 極低温法
  3. 低周波電気療法
  4. 極超短波療法

【 解答:4 】

問題2
膝関節について正しいのはどれか。
  1. 最大屈曲位では固定される。
  2. 内側側副靭帯は伸展位でゆるむ。
  3. 前十字靭帯は脛骨の前方移動を制限する。
  4. 大腿二頭筋を内側ハムストリングスと呼ぶ。

【 解答:3 】

問題3
脳卒中の左大脳半球損傷でよくみられる障害はどれか。
  1. 球麻痺
  2. 失語症
  3. 左片麻痺
  4. 左半側空間無視

【 解答:2 】

問題4
第6頚髄節残存の頚髄損傷患者が行えるADLはどれか。
  1. プッシュアップを用いた座位移動
  2. 両松葉杖使用での大振り歩行
  3. 機能的把持装具を用いたつまみ動作
  4. スプリングバランサーを用いた食事動作

【 解答:3 】

問題5
小児疾患と障害の組合せで正しいのはどれか。
  1. ポリオ―――――――――――――球麻痺
  2. 進行性筋ジストロフイー症――――両麻痺
  3. 二分脊椎――――――――――――対麻痺
  4. ダウン症――――――――――――片麻痺

【 解答:3 】

問題6
慢性閉塞性肺疾患患者に対する在宅での自主訓練で最も適切なのはどれか。
  1. 口すぼめ呼吸
  2. 叩打法
  3. スクイージング
  4. バイブレーション

【 解答:1 】

問題7
関節リウマチ患者によく用いる自助具はどれか。
  1. リーチャー
  2. 筆談ボード
  3. ユニバーサルカフ
  4. トランスファーボード

【 解答:1 】

問題8
重症の筋萎縮性側索硬化症のリハビリテーションとして最も必要なのはどれか。
  1. 低出力レーザーによる温熱療法
  2. ペグボードによる巧緻動作訓練
  3. バランスボードによるバランス訓練
  4. 意思伝達装置によるコミュニケーション訓練

【 解答:4 】

問題9
生体リズムに関する陰陽学説で最も適切なのはどれか。
  1. 陰陽消長
  2. 陰陽対立
  3. 陰陽制約
  4. 陰陽互根

【 解答:1 】

問題10
後天の精から得られた水穀の悍気はどれか。
  1. 胃気
  2. 営気
  3. 衛気
  4. 宗気

【 解答:3 】

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問題11
臓腑の働きと五華の組合せで正しいのはどれか。
  1. 精を蔵する――――爪
  2. 神を蔵する――――毛
  3. 血を蔵する――――面色
  4. 営を蔵する――――唇

【 解答:4 】

問題12
元気の説明で正しいのはどれか。
  1. 血とともに脈中を行く。
  2. 清気とも言う。
  3. 夜間に人体の陰の部を二十五周する。
  4. 先天の精が変化生成したものである。

【 解答:4 】

問題13
経脈で表裏関係にある組合せはどれか
  1. 太陰経――――陽明経
  2. 厥陰経――――太陽経
  3. 少陰経――――陽明経
  4. 少陽経――――少陰経

【 解答:1 】

問題14
外邪で収斂作用をもち、皮毛を収縮させるのはどれか。
  1. 風邪
  2. 湿邪
  3. 寒邪
  4. 暑邪

【 解答:3 】

問題15
嘈雑がみられる病証はどれか。
  1. 胃の虚熱
  2. 食滞
  3. 胃の実熱
  4. 脾胃の湿熱

【 解答:13 】

問題16
六経弁証の少陽病証でみられるのはどれか。
  1. 悪風
  2. 口苦
  3. 下痢
  4. 高熱

【 解答:2 】

問題17
次の文で示す経脈病証はどれか。「上肢がひきつり、手掌のほてりがある。胸苦しく、精神的に不安定である。」
  1. 肺経
  2. 心経
  3. 心包経
  4. 三焦経

【 解答:3 】

問題18
次の文で示す患者の病証で適切なのはどれか。「16歳の男子。試験前になると食欲不振、腹部膨満感が起こる。腹鳴や腹痛を伴う下痢を頻発する。」
  1. 脾胃の湿熱
  2. 肝腎の陰虚
  3. 脾腎の陽虚
  4. 肝脾の不調

【 解答:4 】

問題19
「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」最も適切な病証はどれか。
  1. 気滞
  2. 陽虚
  3. 陰虚
  4. 湿熱

【 解答:4 】

問題20
「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。
  1. 濇脈
  2. 滑脈
  3. 結脈
  4. 細脈

【 解答:2 】

問題21
次の文で示す経脈病証に対し、難経六十九難の治療法則を考慮して施術を行う場合、最も適切な経穴はどれか。「顔色が黒ずむ、呼吸が苦しく咳がでる、立ちくらみ、食欲がない、寝ることを好んで起きたがらない。」
  1. 太渓
  2. 大都
  3. 曲泉
  4. 経渠

【 解答:4 】

問題22
腎経と心包経の接続部はどれか。
  1. 舌根
  2. 胸中
  3. 心中
  4. 中焦

【 解答:2 】

問題23
肩関節を90度外転したとき、天井から臑会の長さはどれか。
  1. 5寸
  2. 6寸
  3. 7寸
  4. 8寸

【 解答:2 】

問題24
経穴間の組合せで最も長いのはどれか。
  1. 大腸経の下合穴――条口
  2. 脾経の郄穴――――漏谷
  3. 大腸経の土穴―――手三里
  4. 三焦の募穴――――建里

【 解答:4 】

問題25
尺骨神経溝部にある経穴はどれか。
  1. 支正
  2. 臂臑
  3. 少海
  4. 小海

【 解答:4 】

問題26
耳珠と下顎骨関節突起の間の陥凹部で縦に並ぶ経穴が属さない経脈はどれか。
  1. 胃経
  2. 胆経
  3. 三焦経
  4. 小腸経

【 解答:1 】

問題27
足の太陰経の絡穴の取穴で正しいのはどれか。
  1. 第1中足指節関節内側の遠位陥凹部
  2. 第1中足指節関節内側の近位陥凹部
  3. 第1中足骨底内側の前下方
  4. 舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部

【 解答:3 】

問題28
聴診三角にあたる経穴はどれか。
  1. 魄戸
  2. 膏肓
  3. 譩譆
  4. 魂門

【 解答:3 】

問題29
陰蹻脈の郄穴はどれか。
  1. 跗陽
  2. 築賓
  3. 交信
  4. 陽交

【 解答:3 】

問題30
八会穴と下合穴の両方に属する経穴はどれか。
  1. 陽陵泉
  2. 懸鐘
  3. 足三里
  4. 下巨虚

【 解答:1 】

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問題31
腰眼の取穴法で正しいのはどれか。
  1. 第2腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
  2. 第3腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
  3. 第4腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
  4. 第5腰椎棘突起下縁、外方3寸5分

【 解答:3 】

問題32
経穴とその部にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。
  1. 温溜――――尺骨神経
  2. 外関――――正中神経
  3. 三陰交―――脛骨神経
  4. 足三里―――浅腓骨神経

【 解答:3 】

問題33
大腿部にある郄穴への刺鍼部位はどれか。
  1. 外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸
  2. 腸脛靭帯の後方、膝窩横紋の上方7寸
  3. 大腿二頭筋腱の内縁、膝窩横紋の上方1寸
  4. 薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸

【 解答:1 】

問題34
トリガーポイントの特徴を示す反応はどれか。
  1. 関連痛の出現
  2. 皮膚の知覚過敏
  3. 皮膚温の上昇
  4. 皮膚通電抵抗の上昇

【 解答:1 】

問題35
次の文で示す病証について、八脈交会穴を用いた治療で最も適切なのはどれか。「背中がこわばり、陰の部が緩んで陽の部がひきつる。」
  1. 内関と公孫
  2. 外関と足臨泣
  3. 申脈と後渓
  4. 照海と列欠

【 解答:3 】

問題36
次の文で示す患者の病証に対し、募穴を用いて治療を行う際、最も適切なのはどれか。「43歳の女性。子育てと仕事の両立で倦怠感と下腿のだるさが常にある。顔色は黄色で艶がなく、下痢をしやすい。舌質は淡、脈は虚。」
  1. 期門
  2. 章門
  3. 京門
  4. 石門

【 解答:2 】

問題37
次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。「69歳の男性。主訴は呼吸促迫。冬になると症状が増悪する。少し動くだけで息切れが起こる。手足は冷たく、淡は希薄で色は白っぽい。舌質は淡白、脈は弱。」
  1. 気虚
  2. 血虚
  3. 陰虚
  4. 陽虚

【 解答:4 】

問題38
鍼施術が有効な睡眠障害で最も適切なのはどれか。
  1. 閉塞性無呼吸症候群
  2. レム睡眠行動障害
  3. 交替勤務性睡眠障害
  4. 単純性睡眠障害

【 解答:4 】

問題39
神経痛と局所治療穴の組合せで正しいのはどれか。
  1. 大後頭神経痛―――天柱
  2. 小後頭神経痛―――脳戸
  3. 大耳介神経痛―――聴会
  4. 眼神経痛―――――四白

【 解答:1 】

問題40
中指背側の痛みを認める患者に対し、罹患部のデルマトームを考慮した治療穴で適切なのはどれか。
  1. 手三里
  2. 外関
  3. 消濼
  4. 少海

【 解答:2 】

問題41
次の文で示す症例で最も疑うべき障害部位はどれか。「68歳の女性。主訴は左殿部の痛み。ローゼル・ネラトン線を指標とした検査で左側に異常を認めた。ニュートンテスト陰性。」
  1. 股関節
  2. 恥骨結合
  3. 仙腸関節
  4. 腰椎椎間関節

【 解答:1 】

問題42
シェーグレン症候群のドライマウスに対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。
  1. 翳風と下関
  2. 陽白と瞳子髎
  3. 頷厭と率谷
  4. 完骨と天柱

【 解答:1 】

問題43
次の文で示す症例について、障害部位と経脈流注を考慮して行う治療穴で適切なのはどれか。「35歳の女性。左側の第1指から第3指の指腹にしびれを感じる。患者の両手背を合わせ手関節の掌屈を強制させると、数秒後に手指のしびれが増強した。」
  1. 通里
  2. 郄門
  3. 会宗
  4. 温溜

【 解答:2 】

問題44
絞扼性神経障害について罹患神経と筋の組合せで正しいのはどれか。
  1. 腕神経叢――――肩甲挙筋
  2. 正中神経――――円回内筋
  3. 橈骨神経――――長掌筋
  4. 尺骨神経――――母指対立筋

【 解答:2 】

問題45
次の文で示す患者への初期対応で適切でないのはどれか。「86歳の女性。8月の日中に開かれたゲートボール大会でめまい感、悪心、軽い頭痛を訴えた。発汗量は少ない。バイタルサインに異常は認めない。」
  1. 木陰に寝かせる。
  2. 鼠径部に氷のうを当てる。
  3. 自動体外式除細動器(AED)を使う。
  4. スポーツドリンクを飲ませる。

【 解答:3 】

問題46
次の文で示す症例について、施術対象となる椎間関節部位で最も適切なのはどれか。「19歳の男性。体操競技選手。体幹のひねり動作時に腰部に違和感を訴え、近医にて分離すべり症と診断された。母趾の背屈力が弱い。」
  1. L2-L3間
  2. L3-L4間
  3. L4-L5間
  4. L5-S1間

【 解答:4 】

問題47
次の文で示す症例に対する鍼施術で治療対象となる筋はどれか。「17歳の女子。陸上部の長距離選手。練習開始時、脛骨内側縁の中1/3と下1/3の境界付近に軽い痛みを覚えるようになったが、日常生活に支障はない。エックス線像に異常は認めない。」
  1. 長母指伸筋
  2. 前脛骨筋
  3. ヒラメ筋
  4. 長腓骨筋

【 解答:3 】

問題48
消穀善飢を伴う消渇病の食事療法について、最も摂取を控えなければならない味はどれか。
  1. 酸味
  2. 苦味
  3. 甘味
  4. 辛味

【 解答:3 】

問題49
「51歳の女性。主訴は股関節の痛み。痛みのため台所の立ち仕事が長く続けられない。近医にて変形性股関節症と診断された。」パトリックテストの操作として適切なのはどれか。
  1. 右の股関節を90度屈曲位に保ったまま膝だけを伸展させる。
  2. 右膝を胸に近づけるように股関節と膝を深く曲げる。
  3. 右足を左膝の上に乗せ股関節を開排させた後、右膝の内側を下方に押す。
  4. 右足を左膝の外側にもっていき右膝の外側を健側方向に押す。

【 解答:3 】

問題50
「51歳の女性。主訴は股関節の痛み。痛みのため台所の立ち仕事が長く続けられない。近医にて変形性股関節症と診断された。」この患者に勧める運動指導で最も適切なのはどれか。
  1. 散歩
  2. 水中歩行
  3. ラジオ体操
  4. スクワット

【 解答:2 】

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問題51
次の文で示す患者の患側に対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。「48歳の女性。右側の立脚相で明らかな左骨盤の沈下を認める。」
  1. 肓門と腰眼
  2. 次髎と膀胱兪
  3. 維道と足五里
  4. 居髎と環跳

【 解答:4 】

問題52
湿熱式ホットパックの用法について正しいのはどれか。
  1. 80℃のお湯で加温したものを用いる。
  2. 患部との間に2,3枚のバスタオルを挟む。
  3. 全体をビニールで包みタオルにのせる。
  4. 治療時間は5分を目安とする。

【 解答:1 】

問題53
「38歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」最も現れやすい所見はどれか。
  1. 心下痞鞭
  2. 視力減退
  3. 梅核気
  4. 緩脈

【 解答:3 】

問題54
「38歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」本患者が次の文で示す経過をたどった。現在の病証はどれか。「怒りの程度が徐々に激しくなり、自分で制御できなくなっていたが、その後、一旦治まり、それとともに目のかすみや手足のほてり、腰痛を自覚するようになった。現在はそれらの症状とともに軽い怒りと頭部の脹痛を覚えるようになった。」
  1. 肝血虚
  2. 肝腎陰虚
  3. 肝火上炎
  4. 肝陽上亢

【 解答:4 】

問題55
「35歳の女性。左側の首の付け根付近のこり感が強い。大杼から上方に引いた線が僧帽筋上部線維の前縁を超えたところの陥凹部に顕著な圧痛・硬結を認めた。頚部の右側屈で左頸部外側から肩甲骨上角にかけて伸張痛がある。上肢症状はない。」罹患筋として最も適切なのはどれか。
  1. 肩甲挙筋
  2. 頭半棘筋
  3. 中斜角筋
  4. 小菱形筋

【 解答:1 】

問題56
「35歳の女性。左側の首の付け根付近のこり感が強い。大杼から上方に引いた線が僧帽筋上部線維の前縁を超えたところの陥凹部に顕著な圧痛・硬結を認めた。頚部の右側屈で左頸部外側から肩甲骨上角にかけて伸張痛がある。上肢症状はない。」本症例に低周波鍼通電療法を行う場合、陥凹部の圧痛・硬結部と組合せる刺鍼点として最も適切なのはどれか。
  1. 風池
  2. 肩井
  3. 曲垣
  4. 肩外兪

【 解答:4 】

問題57
「65歳の男性。1か月前から右足の冷えと歩行中の痛みが出るようになった。休むと痛みが軽減し、再び歩くことができる。ただし、前屈み姿勢により痛みは変化しなかった。痛みの部位はふくらはぎと足底。動脈の触診では膝窩動脈の拍動を確認できたが、右側下腿の動脈拍動は減弱。」歩行中の痛みを起こす原因はどれか。
  1. L5神経根の刺激
  2. 筋肉の虚血
  3. 末梢神経の炎症
  4. 筋肉の内圧上昇

【 解答:2 】

問題58
「65歳の男性。1か月前から右足の冷えと歩行中の痛みが出るようになった。休むと痛みが軽減し、再び歩くことができる。ただし、前屈み姿勢により痛みは変化しなかった。痛みの部位はふくらはぎと足底。動脈の触診では膝窩動脈の拍動を確認できたが、右側下腿の動脈拍動は減弱。」拍動の減弱を呈する動脈に向けた刺鍼で、足の冷えと痛みを治療するのに適切な経穴はどれか。
  1. 衝門
  2. 委中
  3. 太渓
  4. 太衝

【 解答:3 】

問題59
「57歳の女性。閉経は54歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」患者のホルモン検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。
  1. エストラジオール
  2. ゴナドトロピン
  3. バソプレシン
  4. プロスタグランジンF2a

【 解答:2 】

問題60
「57歳の女性。閉経は54歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」患者の病証への治療方針で適切なのはどれか。
  1. 心血を補う
  2. 肝陽を抑える
  3. 腎陰を補う
  4. 瘀血を除く

【 解答:3 】

問題61
毫鍼について誤っているのはどれか。
  1. 鍼体長は鍼根から鍼尖までをいう。
  2. 3番鍼は20号鍼である。
  3. 1寸3分の鍼体長は50mmである。
  4. 鍼尖の形状に松葉型がある。

【 解答:3 】

問題62
押手の周囲圧の目的はどれか。
  1. 鍼体を保持する。
  2. 刺鍼部の皮膚を圧迫する。
  3. 押手がずれないようにする。
  4. 筋肉の緊張状態をはかる。

【 解答:3 】

問題63
刺入した鍼の角度を変える手技はどれか。
  1. 乱鍼術
  2. 鍼尖転移術
  3. 副刺激術
  4. 刺鍼転向術

【 解答:4 】

問題64
機械刺激と温熱刺激を同時に与えることができるのはどれか。
  1. 吸角療法
  2. 灸頭鍼法
  3. 鍼通電療法
  4. 皮内鍼法

【 解答:2 】

問題65
鍼治療の絶対禁忌はどれか。
  1. 血友病
  2. 慢性閉塞性肺疾患
  3. 三叉神経痛
  4. 慢性胃炎

【 解答:1 】

問題66
有害事象と予防・処置の組合せで正しいのはどれか。
  1. 刺鍼後の違和感―――副刺激術
  2. 抜鍼困難――――――返し鍼
  3. 気胸――――――――丹念な揉捏
  4. 鍼の抜き忘れ――――鍼管数と抜鍼数の照合

【 解答:4 】

問題67
鍼施術における感染症対策として最も有効なのはどれか。
  1. エアータオル
  2. クリーン・ニードル・テクニック
  3. ベースン法
  4. 逆性石けんを用いた手洗い

【 解答:2 】

問題68
刺鍼した際の重だるいひびき感覚を伝える主な神経線維はどれか。
  1. Ⅰ群
  2. Ⅱ群
  3. Ⅲ群
  4. Ⅳ群

【 解答:4 】

問題69
右腓腹筋の緊張が亢進しているとき、右承山に刺鍼したところ筋緊張が軽減した。関与したと考えられるのはどれか。
  1. 相反抑制
  2. 屈曲反射
  3. 自原抑制
  4. 伸張反射

【 解答:3 】

問題70
鍼鎮痛の発現に関与する物質はどれか。
  1. セロトニン
  2. アセチルコリン
  3. メラトニン
  4. トロポミオシン

【 解答:1 】

問題71
良質艾の特徴で正しいのはどれか。
  1. 芳香が少ない。
  2. 淡黄白色である。
  3. 燃焼時の最高温度が高い。
  4. 繊維が粗い。

【 解答:2 】

問題72
中指頭大の艾炷をすえた後に吸い出し膏を貼る灸法はどれか。
  1. 打膿灸
  2. 焦灼灸
  3. 透熱灸
  4. 薬灸

【 解答:1 】

問題73
湿性温灸はどれか。
  1. 知熱灸
  2. 棒灸
  3. ショウガ灸
  4. 温筒灸

【 解答:3 】

問題74
有痕灸を避けるべき経穴はどれか。
  1. 陰都
  2. 迎香
  3. 侠渓
  4. 前頂

【 解答:2 】

問題75
施灸部の化膿を防止する対策として最も適切なのはどれか。
  1. 壮数を重ねる際にずらして施灸する。
  2. 艾炷の底面積を広くする。
  3. 施灸部に生じた水庖の排液を行う。
  4. 施灸部の消毒を行う。

【 解答:4 】

問題76
施灸により蛋白質の変性が起き始める温度はどれか。
  1. 45℃
  2. 60℃
  3. 75℃
  4. 100℃

【 解答:1 】

問題77
施灸により局所の鎮痛に作用するのはどれか。
  1. 交感神経活動の亢進
  2. ストレス蛋白質の産生
  3. 皮膚血流の増加
  4. 筋収縮

【 解答:3 】

問題78
「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」目的とした治療的作用はどれか。
  1. 防衛作用
  2. 矯正作用
  3. 鎮静作用
  4. 誘導作用

【 解答:4 】

問題79
「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」施灸部に生じた膨隆に関与するのはどれか。
  1. エンケファリン
  2. 伸展受容器
  3. サブスタンスP
  4. 高閾値機械受容器

【 解答:3 】

問題80
透熱灸により好中球の遊走性を最も高めるのはどれか。
  1. ロイコトリエンB4
  2. ブラジキニン
  3. プロスタグランジンE2
  4. ヒスタミン

【 解答:1 】

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