過去問クイズ

柔道整復師 過去問 第16回 午後 の問題と解答を全問題表示しています。

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問題1
柔道整復師免許の欠格事由はどれか。 2つ選べ。
  1. 素行が不良である者
  2. 麻薬中毒者
  3. 罰金以上の刑に処せられた者
  4. 常習とばく者

【 解答:23 】

問題2
柔道整復師名簿登録の消除について正しいのはどれか。
  1. 死亡したときは戸籍法による手続きをもって完了
  2. 消除の手続きをしないと処罰
  3. 失踪の宣告を受けたときは届出義務者が都道府県知事に申請
  4. 死亡したときは届出義務者が厚生労働大臣に申請

【 解答:4 】

問題3
柔道整復師の免許について正しいのはどれか。
  1. 免許の申請は厚生労働大臣にする。
  2. 試験に合格すれば免許証が送付される。
  3. 免許は国外でも有効である。
  4. 免許の申請には誓約書を提出する。

【 解答:1 】

問題4
応急の手当について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 脱臼の患部を一応整復する。
  2. 患者の求めがあれば骨折の施術もできる。
  3. 医師の同意を得ずに引き続き施術を行う。
  4. 応急手当後には医師に紹介する。

【 解答:14 】

問題5
施術所の開設届について正しいのはどれか。
  1. 開設の場所を記載しなければならない。
  2. 従業員の氏名と住所を記載しなければならない。
  3. 開設前に届け出なければならない。
  4. 開設者は柔道整復師でなければならない。

【 解答:1 】

問題6
柔道整復師が広告できないのはどれか。
  1. 予約制
  2. 料金割引
  3. 駐車設備
  4. 出張施術

【 解答:2 】

問題7
施締所の名称として正しいのはどれか。
  1. ○○接骨院
  2. ○○東洋医学院
  3. ○○柔道整復治療院
  4. ○○診療所

【 解答:1 】

問題8
行政処分について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 免許取消し処分に不服の場合は厚生労働大臣に異議申立てをする。
  2. 処分は内閣総理大臣名で行う。
  3. 行政での処分なので裁判で争うことはできない。
  4. 処分を受ける者には法人を含む。

【 解答:14 】

問題9
正しいのはどれか。
  1. 診療所は患者を入院させることができない。
  2. 特定機能病院は都道府県知事の承認が必要である。
  3. 地域医療支援病院は救急医療を提供する能力を有する。
  4. 介護老人保健施設は健康保険法の規定による施設である。

【 解答:3 】

問題10
正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 看護師は助産行為を行うことができる。
  2. 理学療法士はマッサージを行うことができる。
  3. 柔道整復師は診断書を書くことができる。
  4. はり師は電気刺激を行うことができる。

【 解答:24 】

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問題11
自立生活の考え方で誤っているのはどれか。
  1. 他者に依存せずに生活ができる。
  2. 自分で意思決定をする。
  3. 一定の範囲で社会的役割を果たす。
  4. 自らの生活をコントロールする。

【 解答:1 】

問題12
下位運動ニューロン障害でみられるのはどれか。
  1. 共同運動
  2. 連合反応
  3. 腱反射消失
  4. 痙縮

【 解答:3 】

問題13
機能障害に対するアプローチはどれか。
  1. 関節拘縮に対する関節可動域訓練
  2. 片麻痺に対する利き手交換
  3. 前腕切断に対する能動義手装着
  4. 障害児に対する就学支援

【 解答:1 】

問題14
関節可動域の測定法で正しいのはどれか。
  1. 肩関節屈曲は前腕回外位で行う。
  2. 股関節伸展は腹臥位で行う。
  3. 足関節伸展は膝関節伸展位で行う。
  4. 手関節屈曲は前腕回内位で行う。

【 解答:2 】

問題15
フレンケル体操が適応となる病態はどれか。
  1. 深部感覚障害
  2. 体力低下
  3. 関節拘縮
  4. 運動麻痺

【 解答:1 】

問題16
熱到達度が最も深いのはどれか。
  1. パラフィン浴
  2. 極超短波
  3. 赤外線
  4. ホットパック

【 解答:2 】

問題17
装具の目的で誤っているのはどれか。
  1. 変形の予防
  2. 体重の支持
  3. 変形の矯正
  4. 麻痺の回復

【 解答:4 】

問題18
多発性脳梗塞による仮性球麻痺の症状はどれか。
  1. 嚥下障害
  2. 筋固縮
  3. 排尿障害
  4. 認知症

【 解答:1 】

問題19
脳卒中左片麻痺患者を診たときに留意する症状はどれか。2つ選べ
  1. 失語症
  2. 半側空間失認
  3. 観念失行
  4. 着衣失行

【 解答:24 】

問題20
25歳の男性。4か月前にオートパイ走行中転倒し、頸髄を損傷した。自宅復帰を目指してリハビリテーション専門病院に入院中である。訓練を開始しようとしたところ、頭痛・悪寒を訴えており、顔面には発汗がみられ、徐脈を呈している。数日来便秘が続いていた。考えられる病態はどれか。
  1. 起立性低血圧
  2. うつ熱
  3. 自律神経過反射
  4. 脊髄ショック

【 解答:3 】

問題21
周産期における脳性麻痺の危険因子でないのはどれか。
  1. 哺乳力不足
  2. 新生児仮死
  3. 痙 攣
  4. バビンスキー反射陽性

【 解答:4 】

問題22
起坐位がみられるのはどれか。
  1. 肺 炎
  2. 破傷風
  3. うっ血性心不全
  4. 脳梗塞

【 解答:3 】

問題23
誤っている組合せはどれか。
  1. 単純性やせ---栄養吸収不良
  2. 悪液質---慢性消耗性疾患
  3. 症候性肥満---クッシング(Cushing)症候群
  4. 単純性肥満---力ロリー摂取過剰

【 解答:1 】

問題24
羽ばたき振戦を呈するのはどれか。
  1. 低カルシウム血症
  2. ハンテントン(Huntington)舞踏病
  3. 肝硬変
  4. バーキンソン(Parkinson)病

【 解答:3 】

問題25
歩行時に健側の骨盤が下がるのはどれか。
  1. トレンデレンブルグ(Trendelenburg)歩行
  2. 失調性歩行
  3. はさみ脚歩行
  4. 間欠性歩行

【 解答:1 】

問題26
誤っている組合せはどれか。
  1. 黄 痘---溶血性貧血
  2. 浮 腰---肝硬変
  3. チアノーゼ---ファロー(Fallot)四徴症
  4. スプーン様爪---ネフローゼ症候群

【 解答:4 】

問題27
口腔内の所見で誤っている組合せはどれか。
  1. 再発性アフタ---ベーチェット(Behcet)病
  2. ハンター(Hunter)舌炎---悪性貧血
  3. コプリック斑---ジフテリア
  4. イチゴ舌---狸紅熟

【 解答:3 】

問題28
前頭部の腫脹をきたす疾患はどれか。
  1. ターナー(Turner)症候群
  2. 流行性耳下腺炎
  3. バセドウ(Basedow)病
  4. 副甲状腺機能亢進症

【 解答:3 】

問題29
腹部が板状硬を呈するのはどれか。
  1. 卵巣嚢腫
  2. 急性汎発性腹膜炎
  3. 腹水貯留
  4. 腸閉塞

【 解答:2 】

問題30
打診で鼓音を呈するのはどれか。
  1. 肺 炎
  2. 肺気腫
  3. 無気肺
  4. 肺水腫

【 解答:2 】

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問題31
大脈を呈するのはどれか。
  1. 大動脈弁閉鎖不全症
  2. 甲状腺機能低下症
  3. 心筋梗塞
  4. 貧 血

【 解答:1 】

問題32
右季肋部に強い圧痛があるのはどれか。
  1. 虫垂炎
  2. 脂肪肝
  3. 尿管結石
  4. 胆嚢炎

【 解答:4 】

問題33
低体温になるのはどれか。
  1. マラリア
  2. 悪性リンパ腫
  3. 甲状腺機能低下症
  4. 虫垂炎

【 解答:3 】

問題34
障害されると深部腱反射が亢進するのはどれか。
  1. 錐体路
  2. 脊髄前核
  3. 神経根
  4. 末梢神経

【 解答:1 】

問題35
下肢の病的反射でないのはどれか。
  1. ワルテンベルグ反射
  2. チャドック反射
  3. オッペンハイム反射
  4. バビンスキー反射

【 解答:1 】

問題36
心筋梗塞を起こす危険因子(リスクファクター)でないのはどれか。
  1. やせ
  2. 高血圧
  3. 喫煙
  4. 高脂血症

【 解答:1 】

問題37
42歳の女性。3日前から両側の下肢に赤い点状出血斑が出現している。 今朝、歯肉から出血するようになり、止血しないため来院した。これまでに出血しやすかったことはない。 除外できるのはどれか。
  1. 急性骨髄性白血病
  2. 特発性血小板減少性紫斑病
  3. 再生不良性貧血
  4. 血友病

【 解答:4 】

問題38
慢性膵炎で高値を示すのはどれか。
  1. 血清クレアチニン
  2. 血清アルカリホスファターゼ
  3. 尿中C-ペプチド
  4. 尿中アミラーゼ

【 解答:4 】

問題39
疾患と血中に増加するホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。2つ選べ
  1. アジソン(Addison)病-----ACTH
  2. 先端巨大症-----チロキシン
  3. クッシング(Cushing)症候群-----コルチゾール
  4. 尿崩症-----バソプレシン

【 解答:24 】

問題40
ネフローゼ症候群の所見で誤っているのはどれか。
  1. 尿蛋白陽性
  2. 血清総蛋白低下
  3. 下腿浮腫
  4. 低コレステロール血症

【 解答:4 】

問題41
20歳の女性。2週前から38℃台の発熱、両膝と両手の関節痛が持続し、抗菌薬投与でも下熱せず、頬部に対称性の発疹が出現してきた。また、以前から日光に当たると全身に発疹が出ることがあり、直射日光は避けていた。考えられる疾患はどれか。
  1. 細菌性肺炎
  2. 全身性エリテマトーデス
  3. 結 核
  4. リウマチ熱

【 解答:2 】

問題42
正しい組合せはどれか。
  1. 筋萎縮性側索硬化症-----外眼筋麻痺
  2. 多発性硬化症-----眼球突出
  3. バーキンソン(Parkinson)病-----顔面筋麻痺
  4. 重症筋無力症-----眼瞼下垂

【 解答:4 】

問題43
後天性免疫不全症候群(AIDS)について誤っているのはどれか。
  1. 飛沫感染を起こす。
  2. 日和見感染を起こす。
  3. HIVウイルスによって感染する。
  4. CD4リンパ球の機能を低下させる。

【 解答:1 】

問題44
熱傷の重症度判定に有用でないのはどれか。
  1. 深度
  2. 範囲
  3. 性別
  4. 年齢

【 解答:3 】

問題45
腺癌はどれか。2つ選べ
  1. 大腸癌
  2. 皮膚癌
  3. 舌癌
  4. 腎癌

【 解答:14 】

問題46
麻酔に使用しないのはどれか。
  1. メタンガス
  2. エーテル
  3. 酸 素
  4. 笑 気

【 解答:1 】

問題47
同系移植で正しいのはどれか。
  1. ヒト対チンパンジー
  2. ヒト対ヒト
  3. 一卵性双生児問
  4. 同一個体内

【 解答:3 】

問題48
救急蘇生術のABCで誤っているのはどれか。
  1. 心臓マッサージ
  2. 気道確保
  3. 人工呼吸
  4. 強心剤投与

【 解答:4 】

問題49
自動体外式除細動器(AED)の使用上誤っているのはどれか。
  1. 使用者は医師か訓練を受けた看護師に限られる。
  2. 使用されているAEDが医療用具として薬事法上の承認を得ている。
  3. 使用者が対象者の意識がないことを確認している。
  4. 放電ボタンを押すとき、対象者から離れなければならない。

【 解答:1 】

問題50
74歳の男性。階段で転落し頭部打撲。受傷時、神経学的検査、頭部CT検査で異常所見を認めなかったが、2か月後歩行がふらつき、尿失禁がみられた。考えられる病態はどれか。
  1. クモ膜下出血
  2. 慢性硬膜下血腫
  3. 急性硬膜外血腫
  4. 脳挫傷

【 解答:2 】

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問題51
交通事故による多発外傷で誤っている組合せはどれか。
  1. 脊椎損傷-----脊柱固定
  2. 腹腔内出血-----開腹止血
  3. 血気胸-----胸腔ドレナージ
  4. 硬膜外血腫-クリッピング

【 解答:4 】

問題52
脳死判定基準として誤っているのはどれか。
  1. 平坦脳波
  2. 自発呼吸消失
  3. 瞳孔縮小
  4. 深昏睡

【 解答:3 】

問題53
ジャクソン(Jackson)型痙攣発作と関係するのはどれか。
  1. 頭部打撲
  2. 低血糖
  3. 心筋梗塞
  4. 腰椎損傷

【 解答:1 】

問題54
腹腔内遊離ガス像を認めるのはどれか。
  1. 腸閉塞
  2. 肝損傷
  3. 消化管穿孔
  4. 腎損傷

【 解答:3 】

問題55
軟骨無形成症について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 常染色体優性遺伝である。
  2. O脚変形を伴う。
  3. 骨端の異常である。
  4. 体幹短縮型小人症である。

【 解答:12 】

問題56
マルファン(Marfan)症候群で誤っているのはどれか。
  1. 心奇形
  2. 常染色体劣性遺伝
  3. 高身長
  4. くも指

【 解答:2 】

問題57
結核性脊椎炎で誤っているのはどれか。
  1. 脊髄麻痺
  2. 腸骨窩膿瘍
  3. 脊椎不撓性
  4. 安静時痛

【 解答:4 】

問題58
関節リウマチで正しいのはどれか。
  1. 関節液の粘性は低下する。
  2. リウマチ反応陰性であれば関節リウマチでない。
  3. 足の指関節炎はまれである。
  4. 脊椎の障害は生じない。

【 解答:1 】

問題59
正しい組合せはどれか。2つ選べ。
  1. 関節リウマチ-----手関節
  2. マレット・フィンガー-----手の遠位指節閏(DIP)関節
  3. 痛風性関節炎-----足の母指指節問(IP)関節
  4. ヘバーデン(Heberden)結節-----手の近位指節閏(PIP〉関節

【 解答:12 】

問題60
52歳の男性。高校教師。既往歴に特記すべきことはない。毎日タバコを20本と晩酌に2合の酒を30年続けている。3か月前から歩行時に左股関節から大腿にかけて、刺すような痛みがあった。2~3週間隔で痺痛緩解を繰り返すので心配になり、整形外科を受診した。MRIを別に示す。考えられる疾患はどれか。
  1. 大腿骨頭骨髄腫
  2. 大腿骨頭すべり症
  3. 大腿骨頭壊死症
  4. 大腿骨頭疲労骨折

【 解答:3 】

問題61
好発年齢で誤っているのはどれか。
  1. 巨細胞腫-----30歳代
  2. 多発性骨髄腫-----50歳以上
  3. 良性骨芽細胞腫-----5歳以下
  4. 骨肉腫-----10歳代

【 解答:3 】

問題62
骨悪性線維性組織球腫の前駆病変はどれか。2つ選べ。
  1. 骨軟骨腫
  2. オリエール(Ollier)病
  3. 線維性骨異形成症
  4. パジェット(Paget)病

【 解答:34 】

問題63
内分泌異常疾患で誤っている組合せはどれか。
  1. 過剰化骨形成-----グルココルチコイド過剰産生
  2. 脳下垂体小人症--骨端線早期閉鎖
  3. 副甲状腺腫-----歯槽硬線消失
  4. 先端巨大症-----成長ホルモン過剰産生

【 解答:2 】

問題64
脊髄手術の適応となるのはどれか。
  1. 脊髄癆
  2. 脊髄空洞症
  3. 神経性進行性筋萎縮症
  4. 筋萎縮性側索硬化症

【 解答:2 】

問題65
フォルクマン(Volkmann)拘縮の5主徴でないのはどれか。
  1. 脈拍蝕知不能
  2. 激 痛
  3. 感覚障害
  4. 発 赤

【 解答:4 】

問題66
ソルター・ハリスの分類で、予後において関節内変形をきたす可能性が高いのはどれか。

【 解答:2 】

問題67
高齢者の長期臥床による続発症でないのはどれか。
  1. 褥瘡
  2. 筋萎縮
  3. 気 胸
  4. 尿路感染

【 解答:3 】

問題68
グルト(Gulut)の骨癒合日数で正しい組合せはどれか。
  1. 大腿骨-----8週間
  2. 腓骨-----5週間
  3. 脛骨-----6週間
  4. 下腿両骨-----7週間

【 解答:2 】

問題69
胸郭出口症候群の障害部位で正しいのはどれか。
  1. 胸鎖乳突筋と僧帽筋の間
  2. 小胸筋と胸郭の間
  3. 中斜角筋と後斜角筋の問
  4. 鎖骨と鎖骨下筋の間

【 解答:2 】

問題70
胸骨骨折で正しいのはどれか。
  1. 転位が著明でも重篤な合併症はない。
  2. 介達外力による発生頻度が高い。
  3. 小児に発生頻度が高い。
  4. 好発部位は第2肋骨の高さである。

【 解答:4 】

問題71
ゴルフによる肋骨疲労骨折の好発部位として正しいのはどれか。

【 解答:1 】

問題72
胸鎖関節脱臼と肩鎖関節脱臼に共通するのはどれか
  1. 直達外力で発生しやすい。
  2. 突出変形が残存しやすい。
  3. 小児に発生頻度が高い。
  4. 上方脱臼が最も多い。

【 解答:2 】

問題73
関節円板の障害はどれか。2つ選べ。
  1. バンカート(Ballkart)損傷
  2. TFC(三角線維軟骨)損傷
  3. 弾発股
  4. 顎内障

【 解答:24 】

問題74
正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 直達性脱臼は骨折を伴うものが多い。
  2. 同側の胸鎖関節と肩鎖関節の同時脱臼は二重脱臼に分類される。
  3. 陳旧性脱臼は脱臼後3か月以上経過したものをいう。
  4. 先天性脱臼は顎関節に多くみられる。

【 解答:12 】

問題75
鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
  1. 合併症として腕神経叢損傷が挙げられる。
  2. 外1/3部骨折では、烏口鎖骨靭帯損傷の有無が予後を左右する。
  3. 早期に120度までの肩関節外転運動を行う。
  4. 青壮年の骨折は第3骨片を生じやすい。

【 解答:3 】

問題76
肩甲骨骨折について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 体部骨折は直達外力によるものが多い。
  2. 上角骨折は前外上方転位をきたす。
  3. 体部骨折は横骨折が多い。
  4. 下角骨折は上内方転位をきたす。

【 解答:13 】

問題77
上腕二頭筋長頭腱断裂で正しいのはどれか。
  1. 筋腹の膨隆は正常より中枢部にみられる。
  2. 大結節との摩擦によって起こる。
  3. 若年スポーツ選手に好発する。
  4. 日常生活に支障をきたす後遺障害は少ない。

【 解答:4 】

問題78
脱臼骨折で骨折の整復を優先するのはどれか。

【 解答:4 】

問題79
ギヨン(Guyon)管症候群で認められるのはどれか。2つ選べ。
  1. 手背尺側部の感覚障害
  2. 母指対立運動障害
  3. 小指球筋の萎縮
  4. 母指内転運動の筋力低下

【 解答:34 】

問題80
肘関節脱臼整復後の治療で誤っているのはどれか。
  1. 肘関節を直角位で外固定する。
  2. 3日間は冷罨法を行う。
  3. 固定下で手指の自動運動を行う。
  4. 固定除去後より徒手矯正を強力に行う。

【 解答:4 】

問題81
上腕骨外側上顆炎の治療で使用するバンドの圧迫部はどれか。
  1. 前腕屈筋筋腹部
  2. 上腕二頭筋停止部
  3. 前腕伸筋筋腹部
  4. 外側上顆部

【 解答:3 】

問題82
上腕骨骨幹部横骨折(三角筋付着部より遠位骨折)で誤っているのはどれか。
  1. 肩関節外転位で固定する。
  2. 下垂手を呈することがある。
  3. 遠位骨片は前上方に転位する。
  4. 偽関節の発生しやすい部位である。

【 解答:3 】

問題83
上腕骨顆上骨折で誤っているのはどれか。
  1. 伸展型骨折、屈曲型骨折ともに幼少年期に好発する。
  2. ヒューター線上に肘頭が位置する。
  3. 伸展型骨折の骨折線は前方から後上方に走行する。
  4. 伸展型骨折は、肘関節部に強力な後方凸の屈曲力が作用して発生する。

【 解答:4 】

問題84
上腕骨外顆骨折で誤っているのはどれか。
  1. 肘部外側に腫脹がみられる。
  2. pull off型は肘関節部に外転力が働いた際にみられる。
  3. 回転転位は手術の適応となる。
  4. 後遺症として遅発性尺骨神経麻痺がみられる。

【 解答:2 】

問題85
尺骨頭が脱臼するのはどれか。
  1. バートン(Barton〉骨折
  2. ガレアッチ(Galeazzi)骨折
  3. ローランド(Roland)骨折
  4. モンテギア(Monteggia)骨折

【 解答:2 】

問題86
肘頭骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 正中神経麻痺の合併が多い。
  2. 近位骨片は延長転位を呈する。
  3. 小児に多くみられる。
  4. 肘関節の自動屈曲は可能である。

【 解答:24 】

問題87
月状骨脱臼で誤っているのはどれか。
  1. 感覚鈍麻が環指、小指に多くみられる。
  2. 手関節捻挫との鑑別が必要である。
  3. 手関節の伸展が強制されることにより発生する。
  4. 手関節前後径は増大する。

【 解答:1 】

問題88
前腕両骨骨幹部骨折の後遺症でないのはどれか。
  1. コンパートメント症候群
  2. 内反肘
  3. 偽関節
  4. 橋状仮骨

【 解答:2 】

問題89
掌側脱臼が多いのはどれか。
  1. 月状骨脱臼
  2. 遠位指節問〈DIP)関節脱臼
  3. 近位指節間(PIP)関節脱臼
  4. 第1中手指節(MP)関節脱臼

【 解答:1 】

問題90
第1中手指節(MP)関節脱臼で誤っている組合せはどれか。
  1. 掌側脱臼-----複合脱臼
  2. 背側脱臼-----伸展、外転が強制されて発生
  3. 水平脱臼-----観血的整復が必要
  4. 垂直脱臼-----Z字型変形

【 解答:1 】

問題91
手の近位指節間(PIP)関節脱臼で誤っているのはどれか。
  1. 背側脱臼が多く発生する。
  2. PIP関節を過伸展位で固定する。
  3. 中節骨基部の骨折を合併することが多い。
  4. 掌側板が関節内へ牒入すると整復不能となる。

【 解答:2 】

問題92
骨折と遠位骨片転位との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 掌側バートン(Barton)骨折-----背側近位に転位
  2. ペンネット(Bennett)骨折-----掌側に転位
  3. 基節骨骨幹部骨折-----背側に屈曲転位
  4. 中手骨骨幹部骨折-----掌側に屈曲転位

【 解答:3 】

問題93
骨盤環骨折で誤っているのはどれか。
  1. 尿道損傷の発生頻度が高い。
  2. 偽関節を形成することが多い。
  3. 治療法にキャンバス牽引法がある。
  4. 出血性ショックの可能性が高い。

【 解答:2 】

問題94
大腿骨頭部骨折のパウエルス(Pauwels)の分類で正しいのはどれか。
  1. 外転型骨折には適用されない。
  2. 骨折線が水平線となす角度で分類する。
  3. 第3度は噛合しているものが多い。
  4. 第2度は骨癒合が良好である。

【 解答:2 】

問題95
膝蓋骨脱臼で誤っているのはどれか。
  1. 骨軟骨骨折を伴いやすい。
  2. 再脱臼防止のために内側広筋の強化が必要である。
  3. 反復性脱臼に移行しやすい。
  4. 自然整復はまれである。

【 解答:4 】

問題96
大腿骨遠位骨端線離開で誤っているのはどれか。
  1. 伸展型では近位骨片による膝窩動脈損傷に注意する。
  2. ソルター・ハリス分類のII型が多い。
  3. 屈曲型の遠位骨片は前上方に転位する。
  4. 成長障害に留意する。

【 解答:3 】

問題97
大腿骨顆部骨折で誤っているのはどれか。
  1. 関節血腫が高度である。
  2. 外顆骨折は内反膝を呈する。
  3. 関節機能障害を残しやすい。
  4. 関節内骨折である。

【 解答:2 】

問題98
距腿関節脱臼と受傷後の肢位で正しいのはどれか。
  1. 外側脱臼では背屈位となる。
  2. 後方脱臼では底屈位となる。
  3. 上方脱臼では回外位となる。
  4. 内側脱臼では回内位となる。

【 解答:2 】

問題99
正しい組合せはどれか。2つ選べ。
  1. モートン(Morton)病-----総底側指神経
  2. 下腿前面コンパートメント症候群-----浅腓骨神経
  3. 梨状筋症候群-----閉鎖神経
  4. 足根管症候群-----脛骨神経

【 解答:14 】

問題100
足指末節骨骨折で誤っているのはどれか。
  1. 骨癒合が遷延しやすい。
  2. 直達外力で発生しやすい。
  3. 骨片転位はわずかである。
  4. 第5指に発生しやすい。

【 解答:4 】

問題101
70歳の女性。食事申、急に顎関節に異常を訴えた。会話は困難で半開口状態にある。頤部は右側に偏位し、下顎歯列は上顎歯列のやや前方に転位していた。最も考えられるのはどれか。
  1. 顎関節症
  2. 左顎関節前方脱臼
  3. 両側顎関節前方脱臼
  4. 右顎関節前方脱臼

【 解答:2 】

問題102
40歳の男性。自転車のロードレース中、他車と接触、転倒し頸部を負傷した。翌日、頸部を右側屈位に保持した状態で来所した。頸部に軽度の熱感が認められ、他動的に前後屈・回旋・側屈運動を行うと、頸部および両上肢に放散痛が出現した。上肢の深部腱反射は亢進し、さらに両手全体におよぶ感覚障害も認められた。初検時の対応として正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 専門医に紹介する。
  2. 揉捏法を行う。
  3. 温熱療法を行う。
  4. 頚椎カラーによる固定を行う。

【 解答:14 】

問題103
26歳の男性。柔道の試合中に投げられ、右肩部を強打した。エックス線写真を別に示す。正しいのはどれか。
  1. 肩関節脱臼がある。
  2. 烏口突起骨折がある。
  3. 肩鎖関節脱臼がある。
  4. 鎖骨外側端骨折がある。

【 解答:4 】

問題104
50歳の男性。日曜大工でネジ回し動作を長時間行ったところ、右肘関節尺側の疼痛と小指部のしびれ感が出現した。肘関節屈伸障害と外反肘変形が認められた。小学5年生の頃、木登りで落下し、右腕を骨折した既往がある。最近になってワイシャツの上のボタンをかけるのが困難で不便を感じていた。考えられる既往の骨折はどれか。
  1. 上腕骨顆上骨折
  2. 上腕骨内側上顆骨折
  3. 上腕骨外顆骨折
  4. 尺骨肘頭骨折

【 解答:3 】

問題105
23歳の女性。サッカーのキーパーでボールが左小指にあたり負傷した。エックス線写真を別に示す。誤っているのはどれか。
  1. 各指を屈曲し爪が平行に並んでいるか確認する。
  2. 固定期間は2週間とする。
  3. 環指と一緒に固定する。
  4. 中手指節(MP)関節伸展位で固定する。

【 解答:4 】

問題106
14歳の男子。サッカーの試合中、ロングシュートをした際に股関節部に激痛が出現し、走行不能となった。股関節に強い圧痛と疼痛性可動制限があった。考えられるのはどれか。
  1. 腸骨翼骨折
  2. 下前腸骨棘骨折
  3. 坐骨結節骨折
  4. 恥骨枝骨折

【 解答:2 】

問題107
25歳の男性。昨日、渓流釣りで川の中を歩行中、滑って右足部が内反位に強制された。来所時に図の部分に圧痛がみられた。最も考えられるのはどれか。
  1. 脛腓靭帯損傷
  2. リスフラン関節損傷
  3. ショパール関節損傷
  4. 前距腓靭帯損傷

【 解答:2 】

問題108
20歳の女性。右足先にピリピリする痛みが放散すると訴えて来所した。足関節内果下方部に約1cm大の腫瘤を認め、同部位を指先で叩くと主訴と一致する痛みが再現された。腫瘤は整形外科でガングリオンと診断された。認められない所見はどれか。
  1. 足底部の感覚障害
  2. 母指伸展力低下
  3. 夜間痛
  4. チネル様徴候陽性

【 解答:2 】

問題109
56歳の男性。自宅にて重量物を運んでいる際、段差に足先を引っかけ転倒し、右足関節を負傷した。足関節部に高度な腫脹がみられた。また、足軸が外方へ向かい踵部がやや後方に突出し、足関節部は幅広くみえた。エックス線写真を別に示す。考えられるのはどれか。
  1. デュベルニー(Duverney)骨折
  2. ジョーンズ(Jones)骨折
  3. コットン(Cotton)骨折
  4. ポット(Pott)骨折

【 解答:3 】

問題110
48歳の男性。ハシゴから足を踏み外し転落、右足底部から接地し転倒した。その後、右足での荷重は疼痛のため不能となった。2日後に来所、足部全体の腫脹が強く、足底から下腿に広がる皮下出血斑がみられ、腹臥位にして足部を後方からみると図のような外観を呈していた。距腿関節部に変形はなく屈伸運動は可能であったが、足の回内回外運動は疼痛のため不能であった。この損傷の後遺症として考えられるのはどれか。2つ選べ。
  1. 凹足変形
  2. ズデック(Sudeck)骨萎縮
  3. 骨片の無腐性壊死
  4. 腓骨筋腱腱鞘炎

【 解答:24 】

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