介護福祉士 過去問 第21回の問題と解答を全問題表示しています。
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- 昭和22年に制定された児童福祉法は、保護の国家責任と自立助長を初めて明文化した。
- 昭和24年に制定された身体障害者福祉法により、家庭奉仕員制度が創設された。
- 昭和25年に制定された(新)生活保護法により、困窮に陥った原因を問わず保護を受ける権利を有することとなった。
- 昭和26年に制定された社会福祉事業法は、連合国軍総司令部(GHQ)により示されたいわゆる「6項目」の要求を背景としている。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:5 】
- 児童福祉法に規定される児童とは満18歳未満の者であるが、児童福祉施設では18歳を越えた者が措置されることがある。
- 障害者自立支援法に規定される障害児とは、障害がある20歳未満の者とされている。
- 介護保険法に規定される第一号被保険者は、65歳以上とされている。
- 厚生年金保険の加入者は、満20歳以上65歳未満とされている。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:2 】
A | B | C | |
1 | 漏給 | 応益負担 | 児童福祉法の措置 |
2 | 漏給 | 応益負担 | 生活保護法の措置 |
3 | モラルハザード | 応能負担 | 生活保護法の措置 |
4 | モラルハザード | 応益負担 | 介護保険法のサービス利用 |
5 | モラルハザード | 応能負担 | 介護保険法のサービス利用 |
【 解答:4 】
- 全国健康保険協会菅挙健康保険 職域保険 社会保険事務所
(旧政府菅挙健康保険) - 雇用保険 地域保険 労働基準監督署
- 労働者災害補償保険 職域保険 労働基準監督署
- 国民健康保険 地域保険 市町村・国民健康保険組合
- 国民年金 地域保険 社会保険事務所
【 解答:2 】
- ブース(Booth,C,)はイギリスのロンドン市で貧困調査を実施し、貧困の原因は個人の道徳問題が主であることを解明した。
- ラウントリー(Rowntree.B.)は、イギリスのヨーク市で貧困調査を実施し、相対的剥奪による貧困の再発見に寄与した。
- 社会福祉調査は、社会福祉援助支援の中の間接援助技術の一つとして位置づけられる。
- 社会福祉調査では、統計的な分析だけでなく、現場に足を運び状況を具体的に記述する社会調査も重要である。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | × |
3 | ○ | × | ○ | 〇 |
4 | × | ○ | × | ○ |
5 | × | × | ○ | ○ |
【 解答:5 】
- 介護福祉士の定義規定の条文では、従来の「入浴、排せつ、食事その他の介護」から「心身の状況に応じた介護」に改められた。
- 介護福祉士の養成施設等の教育内容が見直されることとなった。
- 個人の尊厳の保持や利用者の立場に立った日常生活における自立支援など、「誠実義務」が新たに規定された。
- 福祉サービス及び保健医療サービス等の様々な関係者との連携など、「連携」について見直された。
- 「資質の向上の責務」が義務付けられ、一定期間後に資格の更新が必要となった。
【 解答:5 】
- 民生委員は、市町村長の推薦を受けて、都道府県知事によって委嘱される。
- 国民の助け合い運動を起源とする共同募金については、寄付者の自発的な協力を基礎としなければならない旨が規定されている。
- 特定非営利活動促進法(NPO法)の施行に伴い、特定非営利活動法人が第一種社会福祉事業の経営主体となった。
- 社会福祉協議会は、地域福祉の推進を図ることを目的とする団体である。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:4 】
- 介護保険サービスにかかわる苦情解決は国民健康保険団体連合会で行うため、運営適正委員会は介護保険にかかわる苦情は受け付けないこととされている。
- 運営適正委員会は、苦情解決の申出があったときは、申出人に対してサービスを提供した者の同意を得て苦情解決のあっせんを行うことができる。
- 運営適正委員会は、苦情の解決に当たり、当該利用者の処遇につき不当な行為のおそれの有無にかかわらず、速やかに都道府県知事にその旨を通知しなければならない。
- 日常生活自立支援事業には、福祉サービスの利用に関する苦情解決の利用援助が含まれる。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:4 】
- 外出を容易にするために、電動車いすの貸与を受けるよう助言した。
- 布団による生活からベッドでの生活に転換するため、電動ベッドの貸与を提案した。
- 自立歩行の安定のために歩行補助つえが有効と思われたので、つえについての情報を提供した。
- 福祉用具の活用法について、リハビリテーションの専門員の意見を聞くよう勧めた。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | ○ |
3 | ○ | × | ○ | × |
4 | × | ○ | × | ○ |
5 | × | × | ○ | ○ |
【 解答:5 】
A | B | C | |
1 | 心身の健康の保持及び生活の安定 | 社会的活動 | 日常生活 |
2 | 心身の健康の保持及び生活の安定 | 社会的活動 | 社会生活 |
3 | 心身の健康の保持及び経済的安定 | 経済的活動 | 日常生活 |
4 | 医療の確保及び生活の安定 | 経済的活動 | 社会生活 |
5 | 医療の確保及び心身の健康 | 社会的活動 | 日常生活 |
【 解答:1 】
- 介護予防サービス事業所
- 介護予防支援事業所
- 認知症対応型共同生活介護事業所
- 特定福祉用具販売事業所
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | A | D |
4 | B | C |
5 | B | D |
【 解答:4 】
- 高齢者の「社会的入院」問題は、療養病床の制度ができたことで初めて社会的な問題となった。
- 「社会的入院」問題の解消を目差して、医療に重点を置いたケアの必要性が高まった。
- 老人保健施設(現介護老人保健施設)は、看護、介護、機能訓練に重点を置き、医療ケアと日常生活サービスを提供するために創設された。
- 訪問介護は、医学的管理の下における介護その他の世話を行う。
- 介護保険制度の創設で、「介護療養型医療施設」は介護保険施設となり、医療法に基づく病院ではなくなった。
【 解答:3 】
- 少数の居室を組み合わせて構成された場所をユニットという。
- 便所は、居室に設置しなければならないことになっている。
- ユニットごとに、常勤のユニットリーダーを配置することになっている。
- 入居者の生活は、プライバシーの観点から、なるべく地域社会との関係を持たないように工夫する。
- 食事はユニットごとではなく、施設全体の食堂でとることとされている。
【 解答:3 】
- グループホーム
- 自立支援
- ゴールドプラン21
- 地域包括支援センター
- 市町村介護保険事業計画
【 解答:4 】
- 通所介護の介護報酬の算定は、1日単位であり、サービスの提供時間による差はない。
- 介護予防訪問介護の介護報酬の算定は、月単位である。
- 特定施設入居者生活介護の介護報酬と介護老人福祉施設の介護報酬は同じである。
- 介護老人福祉施設では、低所得者に対して、居住費等の負担の軽減は行われない。
- 居宅療養管理指導の報酬は、医療保険から支払われる。
【 解答:2 】
- 居宅サービス計画が作成されていない場合は、介護保険制度による居宅サービスの給付を受けることができない。
- 居宅サービス計画の利用者の同意は口頭でもよい。
- 居宅サービス計画は、介護支援専門員の指導の下に、居宅介護支援事業所の従業員であれば作成することができる。
- 居宅サービス計画に訪問看護等の医療サービスを位置づける場合には、医師の指示が必要である。
- 居宅サービス計画は個人情報保護の観点から、原則として居宅サービス事業者に交付することはできない。
【 解答:4 】
- 要介護者等と同居している家族等介護者よりも、別居している家族等介護者の方が多い。
- 主な介護者と要介護者等との続柄については、「子供の配偶者」が最も多い。
- 要介護者等と同居している主な介護者の性別については、女性よりも男性が多い。
- 要介護者等と同居している主な介護者の半数以上は、60歳以上の者である。
- 要介護5の要介護者と同居している主な介護者で、「ほとんど終日」介護しているのは2割程度である。
【 解答:4 】
- 厚生労働大臣が、市町村ごとに指定する公益法人である。
- 高年齢退職者に対し、臨時的かつ短期的な就業の機会又はその他の軽易な業務に係る就業の機会を提供する。
- 高年齢退職者のために、有料の職業紹介事業を行うこととされている。
- 別名、高齢者能力開発情報センターともいわれる。
- 高齢社会対策基本法に基づいて設置されている。
【 解答:2 】
- 「障害者の権利宣言」は、1970年の第25回国連総会において決議された。
- 国連は、1990年からの10年間を「国連障害者の10年」とした。
- 「国連障害者の十年」に先立ち、アメリカ合衆国はADA(、障害をもつアメリカ人法)を制定した。
- 障害者基本法では、障害者を身体障害又は知的障害のある者とした。
- 「障害者の権利に関する条約」は、2006年の第61回国連総会において採択され、2007年には日本政府も署名した。
【 解答:5 】
- 平成15年度から平成21年度までの7か年の計画である。
- 重点的に取り組むべき課題の一つとして、アジア太平洋地域における域内協力の強化について記述している。
- 情報のバリアフリー化の推進について記述している。
- 施設サービスに関しては言及していない。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:3 】
- 道路交通法では、身体障害者用の車いすは、自転車と同じ軽車両に区分される。
- 道路交通法では、目が見えない者が道路を通行する時は、介護者が同行する場合以外は、つえを携え、又は盲導犬を連れていなければならない。
- 身体障害者補助犬法では、身体障害者補助犬を盲導犬及び介助犬の2種類としている。
- 視覚障害者誘導用ブロックのうち、線状ブロックは、段差の存在等の警告又は注意喚起を行うために路面に敷説される。
- 視覚障害者誘導用ブロックの表面の色彩は、原則黄色とする。
【 解答:5 】
- 地域の特性や利用者の状況に応じた柔軟な事業形態によるサービス提供を目的としている。
- 重度障害者等の日常生活上の便宜を図るため、日常生活用具の給付事業がある。
- 身近な市町村を中心にしているため、都道府県が実施する事業はない。
- 障害者に対しての住居の利用のための地域生活支援事業として、共同生活援助(グループホーム)、共同生活介護(ケアホーム)の2種類がある。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:1 】
- 変形性関節症
- 褥瘡
- 貧血
- 能力低下
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:4 】
- 脊髄損傷は、自律神経障害の原因となる。
- 二分脊椎は、排尿障害の原因となる。
- 虚血性心疾患は、脳血管障害の原因となる。
- 高血圧は、パーキンソン病の原因となる。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:1 】
- 定型化しているあいさつや感情的な言葉は障害されやすい。
- 失語症者の聴覚的理解を補うには、簡単なはっきりした言葉でゆっくりと話しかける。
- 聴覚障害から生じる音声言語の不正確さ、明瞭度の低下は、失語症に含まれる。
- パーキンソン病による口のこわばりは、失語症に含まれる。
- 重度障害者用意思伝達装置を補装具として利用することが効果的である。
【 解答:2 】
- 国際障害分類(ICIDH)に対する批判をきっかけとして、障害当事者の参加を得て検討された。
- 国際障害者年の時期に、世界保健機関(WHO)総会で採択された。
- 国際障害分類における機能障害を心身機能・構造の機能障害、能力障害を参加の制約、社会的不利を活動の制限と置き換えた。
- 障害に対する個人因子による影響が大きいことを受け止め、環境よりも個人を変えていくことを重視している。
- 個人因子とは、人々が生活し、人生を送っている物的な側面や社会的側面、人々の社会的な態度による側面を構成する因子である。
【 解答:1 】
- 社会福祉援助技術は、利用者がその人らしく生活し、よりよい生活を実現するための支援の過程である。
- コミュニケーション技術は、援助関係を形成する上で重要である。
- 直接援助技術には、ケースワークとグループワークがある。
- 間接援助技術が中心であり、直接援助技術は補完的役割を果たす。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | × | × | ○ |
3 | × | 〇 | ○ | 〇 |
4 | × | ○ | 〇 | × |
5 | × | × | × | ○ |
【 解答:1 】
- 利用者の置かれている環境は多様であり、その特殊性を配慮することはない。
- 援助者は、自分の価値観や判断を根拠に援助を行なう。
- 利用者が自己決定の困難な状況のときには、援助者が判断することが基本である。
- 利用者の感情的反応に対して、援助者は冷静になるように説得しなければならない。
- 利用者に関する情報については、本人から収集することが基本である。
【 解答:5 】
A | B | C | |
1 | 生存権 | 介護福祉士 | 自己選択 |
2 | 生存権 | 利用者本位 | 自己決定 |
3 | 生存権 | 利用者本位 | 自己選択 |
4 | 基本的人権 | 利用者本位 | 自己決定 |
5 | 基本的人権 | 介護福祉士 | 自己決定 |
【 解答:4 】
- アダムズ(Addams.J) トインビーホールの初代館長
- バーネット(Barnett,S) YMCAを創設
- ニューステッター(Newstetter,W) ニーズ解決のプロセス重視
- ロス(Ross,M) 地域援助技術モデルの3分野
- 横山源之助 「日本之下層社会」の著者
【 解答:5 】
- 利用者の理解のために援助者自身の自己覚知が求められる。
- 援助者は、常に利用者を指導する立場にある。
- 利用者の援助の過程には、面接、アセスメント、契約、介入が含まれる。
- 援助者は偏見や先入観を排し、利用者を個人として理解する。
- 援助者に対するスーパービジョンのためにも記録が重要な意味をもっている。
【 解答:2 】
Eさん(女性、85歳)は、20年前に夫と死別した。現在、近くに住んでいる孫が時々訪れている。両下肢筋力低下、骨粗しょう症のため以前腰椎の圧迫骨折をしたことがあるが、伝い歩きは可能で自室近くにあるトイレには自分で行っている。視力・聴力にも問題はないが、意思疎通がはかれないことがしばしばある。要介護3と認定されており、毎日訪問介護を利用しながらアパートで一人暮らしを続けている。ある冬の寒い日、いつものようにP訪問介護員(以下「P介護員」という)が訪問すると、トイレからEさんのベッドまで床や手すりが便で汚れていた。Eさんは、ベッドの中で毛布にくるまって横になっていたが、P介護員が声をかけると、「今日は寒いのに、のりちゃん(緊急連絡先の孫の名前)よう来たねぇ」と返事が返ってきた。
- 「のりちゃんではありません。介護員のPです」と、Eさんに自分の顔を確認してもらう。
- 「お部屋中ひどく汚れていますよ。どうしてこんなことをしたのですか」と、Eさんに理由を直接聞く。
- 「今朝も寒かったですね。具合はいかがですか」と、Eさんの言ったことを受け止める。
- 認知症の疑いがあるので、すぐに改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDSR)を実施してみる。
- Eさんがひどく汚れているため、清潔にする事が優先であり、Eさんとの会話は後にする。
【 解答:3 】
Eさん(女性、85歳)は、20年前に夫と死別した。現在、近くに住んでいる孫が時々訪れている。両下肢筋力低下、骨粗しょう症のため以前腰椎の圧迫骨折をしたことがあるが、伝い歩きは可能で自室近くにあるトイレには自分で行っている。視力・聴力にも問題はないが、意思疎通がはかれないことがしばしばある。要介護3と認定されており、毎日訪問介護を利用しながらアパートで一人暮らしを続けている。ある冬の寒い日、いつものようにP訪問介護員(以下「P介護員」という)が訪問すると、トイレからEさんのベッドまで床や手すりが便で汚れていた。Eさんは、ベッドの中で毛布にくるまって横になっていたが、P介護員が声をかけると、「今日は寒いのに、のりちゃん(緊急連絡先の孫の名前)よう来たねぇ」と返事が返ってきた。
- Eさんの自宅を訪問し、Eさんの身体的な状況や心理・社会的状況の変化について把握する。
- 孫に連絡を入れ、再々このようなことが起こると訪問介護員が困るので、施設入所を勧める。
- Eさんの居宅サービス計画(ケアプラン)を作成した介護支援専門員に、現在のEさんの状況について相談する。
- 次回の訪問から、Eさんにおむつを当てて、しばらく様子を見るようにとP介護員に伝える。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:2 】
Eさん(女性、85歳)は、20年前に夫と死別した。現在、近くに住んでいる孫が時々訪れている。両下肢筋力低下、骨粗しょう症のため以前腰椎の圧迫骨折をしたことがあるが、伝い歩きは可能で自室近くにあるトイレには自分で行っている。視力・聴力にも問題はないが、意思疎通がはかれないことがしばしばある。要介護3と認定されており、毎日訪問介護を利用しながらアパートで一人暮らしを続けている。ある冬の寒い日、いつものようにP訪問介護員(以下「P介護員」という)が訪問すると、トイレからEさんのベッドまで床や手すりが便で汚れていた。Eさんは、ベッドの中で毛布にくるまって横になっていたが、P介護員が声をかけると、「今日は寒いのに、のりちゃん(緊急連絡先の孫の名前)よう来たねぇ」と返事が返ってきた。
- 介護支援専門員が既に作成した居宅サービス計画を踏まえ、再アセスメントし、訪問介護計画の見直しを行う。
- 訪問介護計画の見直しに際しては、P介護員の視点を優先して援助目標を立案する。
- 見直した訪問介護計画の内容をEさん及びその家族等と再度確認する。
- 見直した訪問介護計画をもとに、P介護員と同行訪問し、援助内容が訪問介護計画の目標やケア内容と相違しないかモニタリングする。
- 援助を実施したP介護員と共に、援助に関する評価を行う。
【 解答:2 】
- 国際レクリエーション協会の「レジャー憲章」において、レジャーに対する権利が示された。
- アメリカでは、プレイグラウンド運動によってレクリエーションが普及した。
- イギリスでは、レクリエーション運動の中でセツルメント活動が生まれ、発展した。
- 日本では、第二次世界大戦後、日本レクリエーション協会が設立され、地域、学校、職域で活動を展開した。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | ○ |
3 | ○ | × | ○ | 〇 |
4 | × | ○ | × | ○ |
5 | × | × | ○ | × |
【 解答:2 】
- 利用者の思いや願いを反映させる。
- 利用者や家族からの聞き取りや行動の観察などを通して、情報を得る。
- レクリエーション活動によってQOL(生活の質)の向上を図るという視点から、情報を得る。
- 利用者がレクリエーション活動を楽しみ、より生き生きした生活を継続できるようにする。
- 利用者それぞれのニーズに応えるのは困難であるので、画一的なプログラムを立てる。
【 解答:5 】
- 栄養改善加算
- 運動器機能向上加算
- 事業所評価加算
- アクティビティ実施加算
- 口腔機能向上加算
【 解答:4 】
一人っ子のFさん(39歳、男性)は、スポーツ万能で成績も優秀であった。大学卒業後、大手企業に勤務していた。結婚を3ヵ月後に控えた29歳の時、プールへ飛び込んだ際、頚髄を損傷して四肢麻痺となった。受傷前は婚約者と映画を一緒に見に行ったり、自分たちの子供を夢見て語り合ったりしていたが、受傷から1年後、自ら婚約を破棄した。2年前の37歳の時に身体障害者療養施設に入所した。パソコンで各種ホームページを見る生活が中心であり、施設内での行事への参加には積極的ではないが、様々な情報を収集して施設内で啓発する役割には生きがいをもっている。最近「若いころは楽しかった」と漏らす。昨年、父を亡くした際、「親戚、友人や同窓生に会いたくない」と通夜や葬式の参列を拒んだことから、唯一の肉親である母親との面会は途絶えている。パソコンでメールをやりとりしている友達はいるが、自分に障害があることを伝えてはいない。
- 受傷後には婚約を破棄したが、今は新たな出会いを強く求めている。
- プールで受傷したが、できたら若いころのように泳ぎたいと願っている。
- パソコンでメールをやりとりしている友達とは会っていないが、何でも相談している。
- 受傷前は楽しい日々を送っていたが、今は施設での役割を担い、生きがいとしている。
- 一人残された母親の将来が不安だが、一緒の趣味を探そうとしている。
【 解答:4 】
一人っ子のFさん(39歳、男性)は、スポーツ万能で成績も優秀であった。大学卒業後、大手企業に勤務していた。結婚を3ヵ月後に控えた29歳の時、プールへ飛び込んだ際、頚髄を損傷して四肢麻痺となった。受傷前は婚約者と映画を一緒に見に行ったり、自分たちの子供を夢見て語り合ったりしていたが、受傷から1年後、自ら婚約を破棄した。2年前の37歳の時に身体障害者療養施設に入所した。パソコンで各種ホームページを見る生活が中心であり、施設内での行事への参加には積極的ではないが、様々な情報を収集して施設内で啓発する役割には生きがいをもっている。最近「若いころは楽しかった」と漏らす。昨年、父を亡くした際、「親戚、友人や同窓生に会いたくない」と通夜や葬式の参列を拒んだことから、唯一の肉親である母親との面会は途絶えている。パソコンでメールをやりとりしている友達はいるが、自分に障害があることを伝えてはいない。
- 施設内のクラブやサークルへの参加を働きかける。
- 同窓会に積極的に参加するよう働きかける。
- 近隣のイベント情報を入手し、施設や他の利用者に発信するよう働きかける。
- 映画鑑賞会を企画し、パソコンで案内状を作成するよう働きかける。
- インターネットを利用した交流を働きかける。
【 解答:2 】
一人っ子のFさん(39歳、男性)は、スポーツ万能で成績も優秀であった。大学卒業後、大手企業に勤務していた。結婚を3ヵ月後に控えた29歳の時、プールへ飛び込んだ際、頚髄を損傷して四肢麻痺となった。受傷前は婚約者と映画を一緒に見に行ったり、自分たちの子供を夢見て語り合ったりしていたが、受傷から1年後、自ら婚約を破棄した。2年前の37歳の時に身体障害者療養施設に入所した。パソコンで各種ホームページを見る生活が中心であり、施設内での行事への参加には積極的ではないが、様々な情報を収集して施設内で啓発する役割には生きがいをもっている。最近「若いころは楽しかった」と漏らす。昨年、父を亡くした際、「親戚、友人や同窓生に会いたくない」と通夜や葬式の参列を拒んだことから、唯一の肉親である母親との面会は途絶えている。パソコンでメールをやりとりしている友達はいるが、自分に障害があることを伝えてはいない。
- 思いや望みを聴くような機会を多くもつ。
- 彼岸などの時期に墓参りへの声かけをする。
- メールを個人的に交換できるようにアドレスをもらう。
- 母親と面接することについて話題にする。
- 外出プログラムへの働きかけを行う。
【 解答:3 】
- 他の人との間に生じる劣等感情を、優越感情で補おうとする。 補償
- 忍耐力や抑制がきかなくなることにより、人に依存する。 反動形成
- 新しいことをなるべく避けようとする。 投射
- 認めることのできない要求を、他人の中にある要求と考える。 抑圧
- 自分の不安や緊張、葛藤などから逃げ出す事で安定を図る。 合理化
【 解答:1 】
- 見当織障害を改善し、現実認識を高めることがねらいである。
- 24時間ROは、認知機能の障害が同じ程度のグループで行う。
- 名前や年齢、物の名前などの基本情報の反復学習を行う。
- 混乱や失敗に対しては、肯定的。受容的に対応する。
- 教室ROでは、ゲームを取り入れるなど参加者の相互交流を図る。
【 解答:2 】
- 1歳ごろの早期から教育訓練を始めないと、発達が停滞する。
- バーバリズムとは、適切な概念やイメージの裏づけがないままに、言葉だけ学習してしまう状態のことをいう。
- 視覚的には理解できないが、2歳ごろから視覚障害であることは自覚している。
- 代償機能とは、聴覚がより発達し、視覚機能の情報収集力を超えていくことである。
- 身体を揺するなどの自己刺激的な行動をとるのは、外界からの刺激が過剰なためである。
【 解答:2 】
- 誤ったことをした時は、間違った点を指摘し、反省を促す。
- 感情が不安定なので、日常生活面で心理的刺激の効果は望めない。
- 認知機能が低下することから、知的な作業は負担となるので避ける。
- 生活の場面で、出来ることを見つけて、支援する。
- 発症には、様々な原因があるが、原因の違いにより対応を変える必要はない。
【 解答:4 】
- 前操作的段階 → 具体的操作段階 → 感覚運動段階 → 形式的操作段階
- 前操作的段階 → 形式的操作段階 → 具体的操作段階 → 感覚運動段階
- 感覚運動段階 → 具体的操作段階 → 前操作的段階 → 形式的操作段階
- 感覚運動段階 → 前操作的段階 → 形式的操作段階 → 具体的操作段階
- 感覚運動段階 → 前操作的段階 → 具体的操作段階 → 形式的操作段階
【 解答:5 】
- 相手に自分の体験を話す際は、「私の場合は」といった話し方をする。
- ピア・カウンセラーの役割は、仲間を指導することである。
- ねらいとして「感情開放」が取り入れられている。
- 「セッション」では、互いに対等の立場で交互に話し合う。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | × |
3 | ○ | × | 〇 | ○ |
4 | × | ○ | × | 〇 |
5 | × | × | ○ | ○ |
【 解答:3 】
- ビネー式知能検査は、65歳以上の知能を測定するのに適している検査である。
- 検断法は、老化に伴う個人の知能の変化を追跡するのに適している。
- 「MMSE」は、日常生活の様々な行動観察から知能を評価する検査である。
- ウェクスラー式知能検査は、言語性と動作性の両面からの問題によって構成される検査である。
- 柄澤式「老人知能の臨床的判定基準」は、知能の低下を言語面から測定・判断する検査である。
(注)「MMSE」とは、ミニ・メンタル・ステイト検査(MiniMentalStateExamination)のことである。
【 解答:4 】
- 病名を告知されると本人だけでなく家族も同様に不安にかられる。
- 今しかできないという焦る気持ちが強くなり、仕事や趣味に意欲的になる。
- 歩行中に突然歩けないと助けを求めるのは、一種の甘えの表現である。
- 「自分は役に立たなくなった」と感じて孤立感に陥る。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | × |
2 | ○ | × | ○ | × |
3 | ○ | × | × | ○ |
4 | × | ○ | ○ | × |
5 | × | ○ | × | ○ |
【 解答:3 】
- 糖尿病予防の食事として、糖類の摂取量を増やす。
- 高血圧症予防の食事として、カリウムの少ない食品を摂取する。
- 骨粗しょう症予防の食事として、リンを多く含む食品を摂取する。
- 虚血性心疾患予防の食事として、動物性脂肪を多く含む食品を摂取する。
- 動脈硬化症予防の食事として、ドコサヘキサエン酸(DHA)を多く含む食品を摂取する。
【 解答:5 】
- 腸内細菌によって分解され、エネルギー源として利用される。
- コレステロールの吸収を抑制する作用がある。
- 不溶性食物繊維に比較して、水溶性食物繊維の方が排便促進効果がある。
- 目標摂取量は、成人1日当たり10gとされている。
- 過剰摂取による下痢が起こっても、カルシウムや微量元素の体外排出には影響しない。
【 解答:2 】
- 唾液の分泌量が減少するので、調理形態を工夫する。
- 腸管の運動機能が低下するので、流動食を基本とする。
- 酸味の強いほうがむせにくいので、合わせ酢などは酸味を強くする。
- 全がゆを作るには、米に2倍量の水を加えて弱火で約50分間加熱する。
- 汁物は、でんぷんなどでとろみをつけると、むせやすくなる。
【 解答:1 】
- 人の腸内では増殖しない。
- 原因食品は鶏肉が多い。
- 食品以外の感染経路はほとんどない。
- 熱に強く、調理加工時の熱では死滅しない。
- 夏よりも冬に多く発生する。
【 解答:5 】
- 高齢者は、地味な色柄のものを選ぶのが良い。
- 既製服のズボン丈や袖丈については、大半の高齢者に合うものが豊富に出回っている。
- 高齢者の衣類には、ゆとり量が少ないものが適している。
- 更衣動作に配慮し、開閉部やアームを工夫したものが着やすい。
- 型崩れの少ない、硬めの素材が適している。
【 解答:4 】
- おむつは、使用する本人にとって心理的な抵抗がある。
- 高分子吸水ポリマーを用いた紙おむつは、おむつかぶれにはならない。
- 吸収量の多い紙おむつの使用目的は、介護者の負担の軽減である。
- 紙おむつは、利用者の体型、尿量に合わせて種類を選ぶ。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | A | D |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:3 】
- 寝室とトイレの温度差をなるべく少なくする。
- 視力の低下に配慮して、照度基準よりやや暗い照明にする。
- 転倒防止のため、高低差が小さい段差より大きい段差の解消を優先する。
- 冷房の冷気は床面に溜まるので、足元が冷えないように注意する。
1 | A | C |
2 | A | D |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:2 】
- 単独世帯の構成割合は、10%以下である。
- 高齢者世帯の平均所得は、約300万円である。
- 高齢者世帯の所得の内訳は、約70%が公的年金・恩給である。
- 暮らしが苦しいと答えているのは、高齢者世帯の40%以下である。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:3 】
- 多疾患の合併が多い。
- 症状が定型的である。
- 社会的環境の影響を受けやすい。
- 潜在的な臓器障害が多い。
- うつ症状を伴いやすい。
【 解答:2 】
- 血糖値のわずかな変動でも体調に影響する。
- 定期的な眼科受診が必要である。
- 健常者に比べ感染症の危険は高くない。
- インスリンが発症早期には投与しない。
- 発症早期には運動療法は効果がない。
【 解答:2 】
- 白内障
- 緑内障
- 網膜静脈閉塞症
- 加齢黄斑変性症
- 糖尿病性網膜症
【 解答:1 】
- 認知機能障害は、服薬状況を悪くする要因となる。
- 錠剤は、小さくなるほど服用しやすい。
- 薬剤による副作用は、一般に高齢者の方が少ない。
- 服用した記憶があいまいな場合、再度服用してもらう。
- 病院から処方された薬は、介護保険施設では管理をしない。
【 解答:1 】
- 変形性膝関節症 間接が緩んで亜脱臼する。
- 大腿骨頸部骨折 重いものを持つと腰に激痛が走る。
- 関節リウマチ 排尿感覚が分からなくなる。
- 脊椎圧迫骨折 転倒後に下肢が麻痺する。
- 脊柱管狭窄症 短距離歩行で下肢がしびれる。
【 解答:5 】
- 歯周病
- 高尿酸血症
- 慢性気管支炎
- 関節リウマチ
- アルコール性肝疾患
【 解答:4 】
- 徐々に発症する。
- 胸痛は5分以内に消失する。
- 上腹部痛を伴うことはない。
- 痛みを伴わないこともある。
- 冷汗を伴うことは少ない。
【 解答:4 】
- 上大静脈
- 下大静脈
- 肺静脈
- 右心房
- 右心室
【 解答:3 】
- 脳梗塞 激しい頭痛
- アルツハイマー型認知症 呼吸筋麻痺
- くも膜下出血 舞踏様運動
- 脊髄小脳変性症 ふらつき歩行
- 筋萎縮性側索硬化症 視力低下
【 解答:4 】
- 潜伏期間は2~3週間である。
- 感染性は強くない。
- 発熱は軽度である。
- 全身倦怠感が強い。
- 細菌感染である。
【 解答:4 】
- 病院は20人以上の患者を入院させるための施設を有している。
- 一般病床には主として長期にわたり療養を必要とする患者が入院している。
- 国全体の病床数では有床診療所が病院を上回る。
- 診療所の開設者は医師でなければならない。
- 都道府県別の人口10万対の病床数は東京都が最も多い。
【 解答:1 】
- 現物給付が原則である。
- 乳幼児については患者の一部負担はない。
- 健康保険では、国庫負担(補助)は行われていない。
- 生活保護世帯は国民健康保険に加入する。
- 正常分娩も保険診療の対象である。
【 解答:1 】
- 知的障害を有する者は、「精神障害」の定義に含まれない。
- 市町村は、精神保健福祉センターを設置しなければならない。
- 任意入院とは、精神障害者本人の同意に基づく入院である。
- 自傷他害のおそれがあると都道府県知事が判断した精神障害者は、医療保護入院となる。
- 精神障害者又はその疑いがある者についての診察の申請は、警察官又は検察官でなければ行うことができない。
【 解答:3 】
- パニック発作では、現実の危険が存在しない中で、強い恐怖又は不快感を伴う特徴的な症状を示す。
- パニック障害では、本人はあらかじめパニック発作の発生を予測できる。
- パニック障害は、薬物療法、認知行動療法、その併用などによって改善が期待できる。
- 特定の恐怖症や社会恐怖においても、パニック発作と類似した行動がよく見られる。
- パニック発作は、不安障害だけでなく、他の精神疾患や身体疾患と関連して起こり得る。
【 解答:2 】
- 慢性硬膜下血腫
- ピック病
- 正常圧水頭症
- うつ病
- 甲状腺機能低下症
【 解答:2 】
- 思春期やせ症は、男子に多い。
- 初老期には、うつ病が好発する。
- 高齢期は、孤独感を感じることが多い。
- 終末期の精神状態は、安定していることが多い。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:3 】
- 家族の布団を干した。
- 犬の散歩をした。
- 来客者にお茶を出した。
- 利用者の居室を掃除した。
- 庭の草むしりを行った。
【 解答:4 】
- 自己研鑽(じこけんさん)に励み、援助に必要な知識や技術を意識的に使いこなす。
- 自分自身の行動の傾向について知る。
- 受け持ち利用者の問題は、できるだけ自分一人で解決する。
- 利用者の意志を尊重し、見守り、支えていく。
- 業務に関して知り得た利用者の秘密は、他の人に漏らさない。
【 解答:3 】
- 利用者や家族の意向に沿った介護を行うようにする。
- 終末期の迎え方を利用者や家族と話し合っておく。
- 終末期の介護に移行する時期は、介護従事者が判断する。
- 家族が利用者とかかわる時間を多く取れるようにする。
- 医療職など他の専門職と密接な連携を図る。
【 解答:3 】
- 排泄の状況を把握する。
- 移動の状況を把握する。
- 本人の思いを聴く。
- 水分摂取を制限する。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | × | ○ | × |
3 | ○ | × | × | × |
4 | × | ○ | ○ | 〇 |
5 | × | ○ | × | ○ |
【 解答:1 】
「 A 」の予防に必要な住環境整備に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
- 火災報知機の設置
- 滑りにくい床材の使用
- 更衣室と浴室の温度差の解消
- 加湿器の設置
- 温水器の設置
【 解答:2 】
- 助けを呼んで協力を求める。
- Tさんを医務室に運ぶ。
- 人工呼吸をする。
- 自動体外式除細動器(AED)を使う。
- 119番に通報する。
【 解答:1 】
- 情報収集を行う。
- 情報の意味を解釈する。
- ニーズを把握する。
- 生活上の課題を明確にする。
- 介護計画を立案する。
【 解答:5 】
- 労働安全衛生法では、介護従事者の労働時間を規定している。
- 「男女雇用機会均等法」では、職場におけるセクシュアルハラスメント防止義務を規定している。
- 「介護労働者法」は、介護関係業務に係る労働力の確保に資するとともに、介護労働者の増進を図ることを目的としている。
- 職場における腰痛予防対策指針では、介護作業での腰痛予防対策を示している。
- 労働基準法では、労働条件の最低基準を規定している。
(注)1 「男女雇用機会均等法」とは、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」のことである。
(注)2「介護労働者法」とは、「介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律」のことである。
【 解答:1 】
- 足がむくんでいる。
- 口腔内が乾燥している。
- 尿意があり排尿をした。
- ぼんやりとして元気がない。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:4 】
- ベッドに深く腰掛けるように促す。
- 両足は膝より前に出すように促す。
- 利用者の左側に立つ。
- 頭を反らせるよう促す。
- 利用者の右大腿部に手を当て、立ち上がるのを補助する。
【 解答:5 】
- 感染予防のため、おむつ交換時には使い捨て手袋を着用する。
- 利用者が自己導尿を行っているときの体位の保持をする。
- 差し込み便器を利用して排便をする場合、利用者の身体状況に合わせてベッドの頭側を挙上する。
- 膀胱留置カテーテル挿入部の皮膚や粘膜を清潔にする。
- ポータブルトイレは小型で軽いものを選ぶ。
【 解答:5 】
- 就寝前に濃い日本茶を飲む。
- 就寝前に食事をする。
- 就寝前にぬるめのお湯で入浴する。
- 部屋の照明はすべて消す。
- マットレスは柔らかなものにする。
【 解答:3 】
- 健側上肢 → 患側上肢 → 頭
- 健側上肢 → 頭 → 患側上肢
- 患側上肢 → 健側上肢 → 頭
- 頭 → 患側上肢 → 健側上肢
- 頭 → 健側上肢 → 患側上肢
【 解答:3 】
- 利用者の肩にお湯をかけて湯温を確認してもらう。
- 血圧の高い利用者は、ぬるいお湯に長く入るようにする。
- 片麻痺の利用者の場合、麻痺側から浴槽に入れる。
- 空腹状態にあるときの入浴は避ける。
- 入浴後は十分な休息をとった後に身体の水分をふき取る。
【 解答:4 】
- 湯の温度は80℃程度とする。
- 身体に密着させない。
- 容器の中の空気を抜く。
- 感覚麻痺のある部位に使用する。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | 〇 |
2 | ○ | × | ○ | 〇 |
3 | × | ○ | 〇 | × |
4 | × | × | ○ | × |
5 | × | × | × | ○ |
【 解答:3 】
- 電動エアマットを使用している場合でも、体位変換は必要である。
- おむつ着用者では、濡れたらすぐに取り替える、
- 長時間の同一体位は避ける。
- 体位変換をして側臥位にした場合、膝を重ねる。
- 車椅子に座っている利用者が、ずり落ちないように防止する。
【 解答:4 】
- 滴下数は、多いほど効果が増す。
- 目やには、そのままにしてもよい。
- 滴下は、眼球の上にする。
- 点眼容器の先は、まつげに触れないようにする。
- 複数の薬の点眼は、間を置かずに行う。
【 解答:4 】
- 利用者の使用目的・能力と、用具の性能を合わせる。
- 複雑でメンテナンスや操作が困難なものは避ける。
- 貸出制度の利用も考える。
- 住居など使用する環境に配慮する。
- 介護支援専門員の指示に従うよう勧める。
【 解答:5 】
- 強い尿意があり我慢できずに漏れる。
- 階段や坂道をおりているときに漏れる。
- 尿意をうまく伝えられなくて漏れる。
- 冷たい水に触れると我慢できず漏れる。
- 尿意がなく知らないうちに漏れる。
【 解答:3 】
介護老人福祉施設の入居者Gさん(78歳、女性)が早朝から下痢と嘔吐を繰り返し、午前中に病院を受診し、その結果、ノロウイルス感染の疑いがあることが判明した。入居者は50名。1ユニット10名が個室で生活し、GさんはユニットQに所属している。それぞれのユニットには共有の居間兼食堂、家庭用浴室がある。静養室は医務室の隣である、ご飯、味噌汁はユニットごとに準備し、副食は厨房で調理している。また、同日の午前中にはそれぞれのユニットから希望者が集まり、ホールで書道サークルが実施されていた。
- 排便の状況
- 入浴の状況
- 睡眠の状況
- 食事内容の状況
1 | A | C |
2 | A | D |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:2 】
介護老人福祉施設の入居者Gさん(78歳、女性)が早朝から下痢と嘔吐を繰り返し、午前中に病院を受診し、その結果、ノロウイルス感染の疑いがあることが判明した。入居者は50名。1ユニット10名が個室で生活し、GさんはユニットQに所属している。それぞれのユニットには共有の居間兼食堂、家庭用浴室がある。静養室は医務室の隣である、ご飯、味噌汁はユニットごとに準備し、副食は厨房で調理している。また、同日の午前中にはそれぞれのユニットから希望者が集まり、ホールで書道サークルが実施されていた。
- 入浴を毎日実施する。
- 手洗いの徹底を図る。
- Gさんを静養室に隔離する。
- 逆性石鹸で吐物を消毒する。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:3 】
介護老人福祉施設の入居者Gさん(78歳、女性)が早朝から下痢と嘔吐を繰り返し、午前中に病院を受診し、その結果、ノロウイルス感染の疑いがあることが判明した。入居者は50名。1ユニット10名が個室で生活し、GさんはユニットQに所属している。それぞれのユニットには共有の居間兼食堂、家庭用浴室がある。静養室は医務室の隣である、ご飯、味噌汁はユニットごとに準備し、副食は厨房で調理している。また、同日の午前中にはそれぞれのユニットから希望者が集まり、ホールで書道サークルが実施されていた。
- 考えられる原因や施設の現在の状況
- ユニットQ以外にも感染する可能性があること
- 感染者は重篤になる可能性があること
- 面会時にはマスクを着用すること
- 入居者にワクチンを接種すること
【 解答:5 】
Kさん(85歳、男性、要支援2)は5年前に妻を亡くし、自宅で一人暮らしをしている。以前は近くに住む友人とカラオケや将棋を楽しむなど活動的な日々を送っていたが、近ごろは足下がおぼつかなくなってきたため、自宅にいることが多くなった。商店街はバスを使わなければならない距離にある。会社員の長女は、他県に住んでいるが、週に1回は訪問して買い物や掃除など身の回りの世話をしている。Kさんは「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っている。しかし、トイレに間に合わないことがあったり、大好きだった入浴も転倒を恐れ控えるようになってきており、生活に不安を抱くようになっている。週1回の介護予防通所リハビリテーション(以下「デイケア」という)と週1回の介護予防訪問介護を利用している。
- シャワーチェアーの導入を勧める。
- デイケアでの入浴を勧める。
- 訪問介護員が清拭する。
- 介護予防訪問入浴介護の利用を勧める。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:1 】
Kさん(85歳、男性、要支援2)は5年前に妻を亡くし、自宅で一人暮らしをしている。以前は近くに住む友人とカラオケや将棋を楽しむなど活動的な日々を送っていたが、近ごろは足下がおぼつかなくなってきたため、自宅にいることが多くなった。商店街はバスを使わなければならない距離にある。会社員の長女は、他県に住んでいるが、週に1回は訪問して買い物や掃除など身の回りの世話をしている。Kさんは「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っている。しかし、トイレに間に合わないことがあったり、大好きだった入浴も転倒を恐れ控えるようになってきており、生活に不安を抱くようになっている。週1回の介護予防通所リハビリテーション(以下「デイケア」という)と週1回の介護予防訪問介護を利用している。
- おむつの使用を勧める。
- 排尿のパターンを観察する。
- 間に合わない原因を医療職に相談する。
- 廊下やトイレに手すりを設置することについて話し合う。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | ○ |
2 | ○ | ○ | × | × |
3 | ○ | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | ○ | ○ |
5 | × | × | ○ | × |
【 解答:4 】
Kさん(85歳、男性、要支援2)は5年前に妻を亡くし、自宅で一人暮らしをしている。以前は近くに住む友人とカラオケや将棋を楽しむなど活動的な日々を送っていたが、近ごろは足下がおぼつかなくなってきたため、自宅にいることが多くなった。商店街はバスを使わなければならない距離にある。会社員の長女は、他県に住んでいるが、週に1回は訪問して買い物や掃除など身の回りの世話をしている。Kさんは「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っている。しかし、トイレに間に合わないことがあったり、大好きだった入浴も転倒を恐れ控えるようになってきており、生活に不安を抱くようになっている。週1回の介護予防通所リハビリテーション(以下「デイケア」という)と週1回の介護予防訪問介護を利用している。
- 下肢の筋力トレーニングを勧める。
- 一人で買い物に行くように勧める。
- 友人との交流の機会を増やすよう勧める。
- 長女の訪問回数を増やすよう勧める。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | × |
2 | ○ | × | ○ | × |
3 | ○ | × | × | × |
4 | × | ○ | ○ | ○ |
5 | × | ○ | × | ○ |
【 解答:2 】
Mさん(78歳、男性、要介護2、身長160cm、体重65kg)は、妻(78歳)と二人暮らしで、脳梗塞で入院加療後、後遺症を抱えながらの在宅生活1年目である。歩行には一部介助が必要であり、時々、妻と車いすで散歩に出掛けるが、普段はテレビを見たり新聞を読むなどして過ごしている。食事の時は、車いすに座ってスプーンを用いて自分で食べられるが、身体全体が右側にずり落ちていることが多い。最近はむせることが多くなってきた。1ヶ月前に風邪をひいたが、現在は体調が安定している。Mさんはトイレで排泄することを強く希望し、妻の介助でトイレまで移動し排泄ができている。妻は腰痛を抱えながら昼夜を問わずトイレまで介助しているため、「疲れている、ゆっくり休んでみたい」と訪問介護員に話す。訪問介護(身体介護)を週に1回利用している。
- 転倒の恐れ
- 閉じこもり状態
- 誤嚥性肺炎の危険性
- 認知機能の低下
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | × |
2 | ○ | × | ○ | ○ |
3 | ○ | × | ○ | × |
4 | × | ○ | ○ | ○ |
5 | × | ○ | × | ○ |
【 解答:3 】
Mさん(78歳、男性、要介護2、身長160cm、体重65kg)は、妻(78歳)と二人暮らしで、脳梗塞で入院加療後、後遺症を抱えながらの在宅生活1年目である。歩行には一部介助が必要であり、時々、妻と車いすで散歩に出掛けるが、普段はテレビを見たり新聞を読むなどして過ごしている。食事の時は、車いすに座ってスプーンを用いて自分で食べられるが、身体全体が右側にずり落ちていることが多い。最近はむせることが多くなってきた。1ヶ月前に風邪をひいたが、現在は体調が安定している。Mさんはトイレで排泄することを強く希望し、妻の介助でトイレまで移動し排泄ができている。妻は腰痛を抱えながら昼夜を問わずトイレまで介助しているため、「疲れている、ゆっくり休んでみたい」と訪問介護員に話す。訪問介護(身体介護)を週に1回利用している。
- 嫌いな食品が多いため。
- カロリー摂取量が少ないため。
- スプーンでの一口量が少ないため。
- 風邪の影響が残っているため。
- 食事中の姿勢が悪いため。
【 解答:5 】
Mさん(78歳、男性、要介護2、身長160cm、体重65kg)は、妻(78歳)と二人暮らしで、脳梗塞で入院加療後、後遺症を抱えながらの在宅生活1年目である。歩行には一部介助が必要であり、時々、妻と車いすで散歩に出掛けるが、普段はテレビを見たり新聞を読むなどして過ごしている。食事の時は、車いすに座ってスプーンを用いて自分で食べられるが、身体全体が右側にずり落ちていることが多い。最近はむせることが多くなってきた。1ヶ月前に風邪をひいたが、現在は体調が安定している。Mさんはトイレで排泄することを強く希望し、妻の介助でトイレまで移動し排泄ができている。妻は腰痛を抱えながら昼夜を問わずトイレまで介助しているため、「疲れている、ゆっくり休んでみたい」と訪問介護員に話す。訪問介護(身体介護)を週に1回利用している。
- 体重を減らすため。
- 栄養のバランスを考えているため。
- 妻の負担を減らすため。
- 排泄の回数を減らすため。
- 妻と自分の睡眠時間を長く取りたいため。
【 解答:2 】
- 自殺による死亡者数は、年間10万人を越えている。
- 自殺による死亡者数は、肺炎による死亡者数より多い。
- 都道府県別自殺死亡率には、差異が見られない。
- 自殺の動機の1番は、健康問題である。
- 女性の自殺死亡率は、男性の自殺死亡率より高い。
(注)「自殺に関する調査結果」とは、「平成18年人口動態統計」と「平成19年中における自殺の概要資料」(警察庁)に基づくものである。
【 解答:4 】
- 虐待者の続柄では、息子による虐待が最も多い。
- 虐待の種別・類型では、心理的虐待が最も多い。
- 性別では、男性の方が被害を受ける割合が高い。
- 世帯別では、夫婦二人世帯が最も発生率が高い。
- 相談・通報者では、民生委員が最も多い。
(注)「高齢者の虐待に関する調査結果」とは、「平成18年度高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況に関する調査結果」のことである。
【 解答:1 】
- 起立性低血圧 安静臥床
- 尖足 間接可動域訓練
- 誤嚥性肺炎 口腔ケア
- 尿路感染 水分摂取
- 便秘 腹部マッサージ
【 解答:1 】
- 「しばらくお待ちください。後からゆっくり聞きますね」
- 「はい。ここでじっとしていてください」
- 「はい。大丈夫ですよ。ここに居てくださっていいですよ」
- 「どこか行きたい所があるのですか」
- 「何度も同じことを聞かないで下さい」
【 解答:3 】
- 溝をまたいで越えるときは、利用者の後に渡る。
- ドアのある場所を通るときは、利用者を先に通す。
- 座席に誘導するときは、利用者にいすの脚を触らせる。
- 階段を上るときは、利用者の後ろを歩く。
- 狭い道路を通るときは、介助者が腕を自分の背中に回して利用者の前から誘導する。
【 解答:5 】
- 聴いているテレビの音が大きくなる。
- 後ろから声をかけても振り返らない。
- 会話でつじつまの合わないことを言う。
- 団らんの場で会話することが多くなる。
- 耳鳴りを訴えるようになる。
【 解答:4 】
- 利用者を理解するために、過去の療養体験を聞く必要はない。
- つらいときや苦しいときは、弱音を吐かないように励ます。
- 不安や恐れ、被害的な妄想を訴えてきたときは、その人の事実としてそのまま受け止める。
- 薬を飲みたくないと訴えてきたときは、「無理に飲まなくてよい」と話す。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | × | ○ | × |
3 | ○ | × | × | ○ |
4 | × | ○ | × | ○ |
5 | × | × | ○ | × |
【 解答:5 】
- 「介護は負担ではありません」と家族介護者が言ったので、介護上の問題はないと判断した。
- 腰痛で悩んでいる家族介護者に、コルセットを提供した。
- 家族介護者が自分なりの方法で安全に介護をしているので、そのやり方を尊重した。
- 福祉用具の選択をするときに、家族介護者の使い勝手を配慮した。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | ○ |
3 | ○ | × | ○ | × |
4 | × | × | ○ | ○ |
5 | × | × | × | ○ |
【 解答:4 】
- 先天性聴覚障害者では、一般的に手話が有効である。
- 中途失聴者では、一般的に筆談が有効である。
- 麻痺性構音障害者では、障害の程度によってはコミュニケーションエイドが有効である。
- 感覚性失語症者では、運動性失語症者に比べ、絵カードが有効である。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | ○ |
3 | ○ | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | ○ | × |
5 | × | × | × | ○ |
【 解答:1 】
- 急な下り坂では、前向きで下る。
- 平地での曲がり角では、車いすの速度を速める。
- 段差では、キャスターを上げて段を上がる。
- 車いすを持ち上げて階段を上がる場合には、ブレーキを解除する。
- 不整地を走行する場合でも、キャスターを地面につける。
【 解答:3 】
- 室内は、乾燥した状態を保つ。
- 外出をできるだけ控えるよう勧める。
- 息切れを訴えたら、酸素流量を増やす。
- 浴槽へは、鼻カニューレを外して入るよう勧める。
- 呼吸困難時は、口すぼめ呼吸を勧める。
【 解答:5 】
Rさん(68歳、女性、要介護2)は、20年来のパーキンソン病で、主治医から内服薬をもらいながら、夫(75歳)と2人在宅生活をしていた。しかし、徐々に病状が進行し、夫のみでの介助が困難となってきたため、約1年前から訪問介護サービスが開始された。Rさんは、歩き始めの一歩が出にくく、歩き出すと小刻みでだんだんと速くなる。また、座ってじっとしていると手が勝手に震えていたが、起き上がることや立ち上がることは自立していた。1ヶ月ほど前から、舌が絶えず動くようになり、午後3時ごろになると突然動作が止まり、起き上がることや立ち上がることもできなくなった。さらに、「誰かが窓からのぞいている」「男の声が天井から聞こえる」などと言うようになり、夫はRさんが認知症になったのではないかと心配している。
- 安静時振戦
- 小刻み歩行
- 加速歩行
- はさみ足歩行
- すくみ足
【 解答:4 】
Rさん(68歳、女性、要介護2)は、20年来のパーキンソン病で、主治医から内服薬をもらいながら、夫(75歳)と2人在宅生活をしていた。しかし、徐々に病状が進行し、夫のみでの介助が困難となってきたため、約1年前から訪問介護サービスが開始された。Rさんは、歩き始めの一歩が出にくく、歩き出すと小刻みでだんだんと速くなる。また、座ってじっとしていると手が勝手に震えていたが、起き上がることや立ち上がることは自立していた。1ヶ月ほど前から、舌が絶えず動くようになり、午後3時ごろになると突然動作が止まり、起き上がることや立ち上がることもできなくなった。さらに、「誰かが窓からのぞいている」「男の声が天井から聞こえる」などと言うようになり、夫はRさんが認知症になったのではないかと心配している。
- 買い物などの外出支援は、午後に行うようにした。
- 食事のとき、手が震えないように圧迫帯を前腕に巻いた。
- コミュニケーションを円滑にするため、文字盤の利用を試みた。
- 歩き始めには、足下に目印を置いてまたがせるようにした。
1 | A | B |
2 | A | C |
3 | B | C |
4 | B | D |
5 | C | D |
【 解答:5 】
Rさん(68歳、女性、要介護2)は、20年来のパーキンソン病で、主治医から内服薬をもらいながら、夫(75歳)と2人在宅生活をしていた。しかし、徐々に病状が進行し、夫のみでの介助が困難となってきたため、約1年前から訪問介護サービスが開始された。Rさんは、歩き始めの一歩が出にくく、歩き出すと小刻みでだんだんと速くなる。また、座ってじっとしていると手が勝手に震えていたが、起き上がることや立ち上がることは自立していた。1ヶ月ほど前から、舌が絶えず動くようになり、午後3時ごろになると突然動作が止まり、起き上がることや立ち上がることもできなくなった。さらに、「誰かが窓からのぞいている」「男の声が天井から聞こえる」などと言うようになり、夫はRさんが認知症になったのではないかと心配している。
- 「突然動作が止まるのは、疲労によるものでしょう」
- 「『誰かにのぞかれている』というのは、目が悪くなったためでしょう」
- 「舌がよく動くようになったのは、何かを伝えたいからでしょう」
- 「最近の状態は今までとは違いが目立つので、主治医に相談したらいかがでしょう」
- 「『男の人の声が聞こえる』のは、認知症のせいですね。専門医に診てもらいましょう」
【 解答:4 】
Yさん(68歳、女性、要介護3)は長年関節リウマチを患い、長期間ステロイドを内服しながら単身生活を続けていた。3年前より認知症が出現し、在宅での生活が困難になり、半年前にグループホームに入居した。最近、自室がわからずうろうろしたり、行ったことをすぐ忘れることが多くなった。歩行時は、下肢筋力の低下によるふらつきが目立つようになった。食事は自分でとれるが水分の摂取量が少ないので、頻繁に水分を摂るよう声をかけている。排泄は、昼間はトイレにいくことを誘導しているが、夜間は失禁があるため、パンツ式の紙おむつを使用している。皮膚のかゆみがあるので、入浴時に保湿剤を塗っている。
- 徘徊症状の進行について
- 感染症のかかりやすさについて
- 褥瘡の危険性について
- 転倒の危険性について
- 脱水症のおそれについて
【 解答:3 】
Yさん(68歳、女性、要介護3)は長年関節リウマチを患い、長期間ステロイドを内服しながら単身生活を続けていた。3年前より認知症が出現し、在宅での生活が困難になり、半年前にグループホームに入居した。最近、自室がわからずうろうろしたり、行ったことをすぐ忘れることが多くなった。歩行時は、下肢筋力の低下によるふらつきが目立つようになった。食事は自分でとれるが水分の摂取量が少ないので、頻繁に水分を摂るよう声をかけている。排泄は、昼間はトイレにいくことを誘導しているが、夜間は失禁があるため、パンツ式の紙おむつを使用している。皮膚のかゆみがあるので、入浴時に保湿剤を塗っている。
- トイレに表示をつける。
- きちんと水分を摂取する。
- 手洗いを励行する。
- 排泄の状況を観察していく。
- 移動は車いすにする。
【 解答:5 】
Yさん(68歳、女性、要介護3)は長年関節リウマチを患い、長期間ステロイドを内服しながら単身生活を続けていた。3年前より認知症が出現し、在宅での生活が困難になり、半年前にグループホームに入居した。最近、自室がわからずうろうろしたり、行ったことをすぐ忘れることが多くなった。歩行時は、下肢筋力の低下によるふらつきが目立つようになった。食事は自分でとれるが水分の摂取量が少ないので、頻繁に水分を摂るよう声をかけている。排泄は、昼間はトイレにいくことを誘導しているが、夜間は失禁があるため、パンツ式の紙おむつを使用している。皮膚のかゆみがあるので、入浴時に保湿剤を塗っている。
- 長湯にする。
- アルカリ性の石鹸でしっかり洗う。
- 関節の可動域の範囲で、自分で洗ってもらう。
- 入浴時に皮膚の観察をする。
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | × |
2 | ○ | × | ○ | ○ |
3 | ○ | × | ○ | × |
4 | × | ○ | × | ○ |
5 | × | × | ○ | ○ |
【 解答:5 】
Sさん(26歳、男性)は、2歳の時に交通事故で、頸髄損傷(C4損傷)となった。病院でリハビリテーションを受けた後に退院した。自宅では母親の介護によって生活していたが、ほとんど外出する機会がなかった。しかし、母親が病気になったこともあり、3ヶ月前に身体障害者療養施設に入所した。当初は施設の生活に戸惑いをみせていたSさんだが、最近では施設に慣れ、友人もでき、生活に活気が見られるようになった。Sさんの現在の状況は、食事は普通食、排便は浣腸により、排尿は膀胱ろうにより管理をしている。
- 座位での移動
- 首を動かすこと
- 肘を曲げること
- 寝返り
- つまみ動作
【 解答:2 】
Sさん(26歳、男性)は、2歳の時に交通事故で、頸髄損傷(C4損傷)となった。病院でリハビリテーションを受けた後に退院した。自宅では母親の介護によって生活していたが、ほとんど外出する機会がなかった。しかし、母親が病気になったこともあり、3ヶ月前に身体障害者療養施設に入所した。当初は施設の生活に戸惑いをみせていたSさんだが、最近では施設に慣れ、友人もでき、生活に活気が見られるようになった。Sさんの現在の状況は、食事は普通食、排便は浣腸により、排尿は膀胱ろうにより管理をしている。
- 顔色
- 便意
- 尿量
- 頭痛の有無
- 皮膚の損傷
【 解答:2 】
Sさん(26歳、男性)は、2歳の時に交通事故で、頸髄損傷(C4損傷)となった。病院でリハビリテーションを受けた後に退院した。自宅では母親の介護によって生活していたが、ほとんど外出する機会がなかった。しかし、母親が病気になったこともあり、3ヶ月前に身体障害者療養施設に入所した。当初は施設の生活に戸惑いをみせていたSさんだが、最近では施設に慣れ、友人もでき、生活に活気が見られるようになった。Sさんの現在の状況は、食事は普通食、排便は浣腸により、排尿は膀胱ろうにより管理をしている。
- 「外出したいのですね。もう少し詳しくお聞かせください」
- 「人込みの中は疲れて大変ですよ」
- 「私が代わりに行って買ってきましょう」
- 「どんな準備が必要か、職員と一緒に話し合いましょう」
A | B | C | D | |
1 | ○ | ○ | × | ○ |
2 | ○ | × | ○ | × |
3 | ○ | × | × | ○ |
4 | × | ○ | ○ | ○ |
5 | × | × | ○ | × |
【 解答:3 】