第一種衛生管理者過去問

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問題

第1問
【 平成28年10月 [有害業務に係るもの]労働衛生 】
有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 有機溶剤は、水溶性と脂溶性をともに有し、その蒸気は空気より軽い。
  2. 有機溶剤は、揮発性が高いため呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されることはない。
  3. キシレンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物は、馬尿酸である。
  4. メタノールによる健康障害として顕著なものは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害である。
  5. 低濃度の有機溶剤の繰り返しばく露では、頭痛、めまい、記憶力減退、不眠などの不定愁訴がみられる。

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問題

有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 有機溶剤は、水溶性と脂溶性をともに有し、その蒸気は空気より軽い。
  2. 有機溶剤は、揮発性が高いため呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されることはない。
  3. キシレンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物は、馬尿酸である。
  4. メタノールによる健康障害として顕著なものは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害である。
  5. 低濃度の有機溶剤の繰り返しばく露では、頭痛、めまい、記憶力減退、不眠などの不定愁訴がみられる。

答え

【 5 】

解説

  1. × 有機溶剤でアセトンなどは水溶性と脂溶性を併せ持つが、蒸気は一般に空気より重い。
  2. × 粘膜や皮膚からも吸収され、刺激作用がある。
  3. × キシレンはメチル馬尿酸であり、馬尿酸はトルエンである。
  4. × メタノールによる健康障害として顕著なものは、頭痛、めまい、悪心・嘔吐や、視神経の障害による視力低下・失明が起こる。網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害は二硫化炭素である。
  5. 〇 選択肢の通り