第一種衛生管理者過去問

平成27年10月の中から10問出題

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問題

第1問
【 平成27年10月 労働整理 】
ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

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問題

ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

答え

【 3 】

解説

  1. 〇コルチゾール:糖質コルチコイドとも呼ばれる副腎皮質ホルモンである。たんぱく質を糖に変換して、血糖量の上昇や抗炎症作用、免疫抑制効果がある。
  2. 〇 アルドステロン:鉱質コルチコイドとも呼ばれる副腎皮質ホルモンである。体液中の塩類(ナトリウム、カリウム)のバランスを調整する。
  3. × 副甲状腺から分泌され血液中のカルシウム濃度を上昇させる副甲状腺ホルモンはパラソルモンである。メラトニンは、脳の松果体から分泌される睡眠ホルモンともいわれ、概日リズム調節作用がある。
  4. 〇 インスリン:脾臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のB細胞から分泌されるペプチドホルモンである。血糖値の恒常性維持に重要なホルモンで血糖量を減少させるため、糖尿病の治療にも用いられている。
  5. 〇 グルカゴン:膵臓のランゲルハンス島のA細胞から分泌されるペプチドホルモンである。インスリンとは逆に血糖値の低下で糖が必要な時、肝細胞に作用してグリコーゲンの分解を促進し血糖量を増加させる。