第一種衛生管理者過去問

平成28年4月の中から10問出題

0 問中 点数:0 点

問題

第1問
【 平成28年4月 [有害業務に係るもの以外のもの]労働衛生 】
熱傷の救急処置などに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 熱傷は、I~III度に分類され、I度は水疱ができる程度のもので、強い痛みと灼熱感を伴う。
  2. 衣類を脱がすときは、熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切りとる。
  3. 水疱ができたときは、周囲に広がらないように破って清潔なガーゼや布で軽く覆う。
  4. 化学薬品がかかった場合は、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
  5. 高温のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、水をかけて冷やしたりせず、早急に皮膚から取り除く。

解答を選択してください

問題

熱傷の救急処置などに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 熱傷は、I~III度に分類され、I度は水疱ができる程度のもので、強い痛みと灼熱感を伴う。
  2. 衣類を脱がすときは、熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切りとる。
  3. 水疱ができたときは、周囲に広がらないように破って清潔なガーゼや布で軽く覆う。
  4. 化学薬品がかかった場合は、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
  5. 高温のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、水をかけて冷やしたりせず、早急に皮膚から取り除く。

答え

【 2 】

解説

  1. × 熱傷深度はⅠ~Ⅲ度に分類される。Ⅰ度は表皮にとどまるもの、Ⅱ度は真皮に達するもの、Ⅲ度は皮下組織にまで達するものである。水泡ができる熱傷はⅡ度である。
  2. 〇 衣類はできるだけ脱がさず、そのまま水をかける。無理に脱がそうとすると皮膚がはがれ、損傷がひどくなるので熱傷面に付着している衣類は残して、周囲の部分だけを切り取る。
  3. × 生じた水疱は破ると感染しやすいので、なるべく破らないようにする。
  4. × 化学薬品がかかった場合でも、まず水などで十分に冷やすことが必要である。
  5. × 高温のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合も、熱傷の救急処置として大切なことは、水などでできるだけ早く十分に冷やすことである。