問題
第32問
骨折及びその救急処置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 骨にひびが入った状態は、単純骨折である。
- 複雑骨折とは、骨が多数の骨片に破砕された状態をいう。
- 開放骨折では、感染を防ぐため、骨折部を皮膚の下に戻してから副子で固定する。
- 不完全骨折では、変形や骨折端どうしが擦れ合う軋轢音が認められる。
- 脊髄損傷が疑われる負傷者を搬送するときには、柔らかいマットの上に乗せるようにする。
答え 閉じる
正解は、 1 です。
解説
- 正しい
- 骨にひびが入った状態は不完全骨折という。単純骨折とは、皮膚の下で骨が折れているが、皮膚まで損傷が及んでいない状態のことをいう。
- 複雑骨折は開放骨折もといい、骨の折端が皮膚の外に出ているものをいう。
- 「完全骨折」では、変形や骨折端どうしが擦れ合う軋轢音が認められる。
- 脊髄損傷が疑われる負傷者を搬送するときには、「硬い板の上」に乗せるようにする。