問題
労働安全衛生規則に規定されている医師による健康診断について、法令に違反しているものは次のうちどれか。
- 雇入時の健康診断において、35歳未満の者については、医師の意見を聴いて、貧血検査及び心電図検査を省略している。
- 深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対し、6か月以内ごとに1回、定期に健康診断を行っているが、胸部エックス線検査については、1年以内ごとに1回しか行っていない。
- 海外に6か月以上派遣して帰国した労働者について、国内の業務に就かせるとき、一時的な就業の場合を除いて、海外派遣労働者健康診断を行っている。
- 常時50人の労働者を使用する事業場において、雇入時の健康診断の結果について、所轄労働基準監督署長に報告を行っていない。
- 常時40人の労働者を使用する事業場において、定期健康診断の結果について、所轄労働基準監督署長に報告を行っていない。
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正解は、 1 です。
解説
- × 雇入れ時の健康診断においては、定期健康診断のような検査を省略できる規定は存在しない。
- 〇 設問の通り
- 〇 設問の通り
- 〇 設問の通り 雇入れ時の健康診断においては、定期健康診断のような所轄労働基準監督署長への健康診断結果についての報告は必要ない。
- 〇 定期健康診断の結果報告は、常時50人以上の労働者を使用する事業場に報告義務がある。