問題
心臓の働きと血液の循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 心筋は、意志と無関係に動く不随意筋である平滑筋から成り、自動的に収縮と拡張を繰り返す。
- 体循環では血液は左心室から大動脈に入り、静脈血となって右心房に戻ってくる。
- 肺循環では、血液は右心室から肺動脈を経て肺の毛細血管に入り、肺静脈を通って左心房に戻ってくる。
- 肺を除く各組織の毛細血管を通過する血液の流れは、体循環の一部である。
- 大動脈を流れる血液は動脈血であるが、肺動脈を流れる血液は静脈血である。
答え 閉じる
正解は、 1 です。
解説
肺を通る肺循環と、肺以外の体中をめぐる体循環とがある。大動脈・肺静脈には酸素に富む動脈血が、大静脈・肺動脈には二酸化炭素を多く含んだ静脈血が流れている。
体循環→左心室→大動脈→全身の器官・組織の毛細血管→大静脈→右心房
肺循環→右心室→肺動脈→肺の毛細血管→肺静脈→左心房
- 心筋は不随意筋の中で唯一の横紋筋である。平滑筋ではない。
- 〇 設問の通り
- 〇 設問の通り
- 〇 設問の通り
- 〇 設問の通り