問題 1
低蛋白血症がみられるのはどれか。
  1. 甲状腺機能低下症
  2. 多発性骨髄腫
  3. 肝硬変
  4. クインケ浮腫

【 解答:3 】

問題 2
慢性膵炎の症状でないのはどれか。
  1. 脂肪便
  2. 背部痛
  3. 体重減少
  4. 低血糖

【 解答:4 】

問題 3
マイコプラズマ肺炎について誤っている記述はどれか。
  1. 若年者に多い。
  2. 周期的な流行がある。
  3. 頑固な咳が続く。
  4. 肺化膿症を合併する。

【 解答:4 】

問題 4
肺気腫について誤っている記述はどれか。
  1. 中年以降に多い。
  2. 喫煙が誘因となる。
  3. 太い気管支壁が破壊される。
  4. ビール樽状の胸郭がみられる。

【 解答:3 】

問題 5
喫煙者に起こりやすい健康障害で誤っているのはどれか。
  1. 肺癌
  2. 慢性気管支炎
  3. 鉄欠乏性貧血
  4. 冠動脈疾患

【 解答:3 】

問題 6
クレチン症でみられるのはどれか。
  1. 精神発達遅延
  2. 手指振戦
  3. 頻脈
  4. 多汗

【 解答:1 】

問題 7
ビタミンと欠乏症との組合せで正しいのはどれか。
  1. ビタミンA---巨赤芽球性貧血
  2. ビタミンD---くる病
  3. ビタミンE---壊血病
  4. ビタミンK---夜盲症

【 解答:2 】

問題 8
骨肉腫について誤っている記述はどれか。
  1. 高齢者に多い。
  2. 膝関節近くに好発する。
  3. 局所の腫脹・疼痛を起こす。
  4. 下肢切断術が行われる。

【 解答:1 】

問題 9
手の腱鞘炎について誤っている記述はどれか。
  1. 反復する物理的刺激により起こる。
  2. ドゥ・ケルバン病は手関節尺側に起こる。
  3. ばね指の原因となる。
  4. 局所の圧痛を認める。

【 解答:2 】

問題 10
腰椎椎間板ヘルニアの症状でないのはどれか。
  1. 腰痛
  2. 坐骨神経痛
  3. 足クローヌス
  4. 下肢の感覚障害

【 解答:3 】

問題 11
白血病の症状でないのはどれか。
  1. 振戦
  2. 発熱
  3. 皮下出血
  4. リンパ節腫脹

【 解答:1 】

問題 12
全身性硬化症について正しいのはどれか。
  1. 男性に多い。
  2. 嚥下困難をきたす。
  3. レイノー現象はみられない。
  4. 肺線維症を合併しない。

【 解答:2 】

問題 13
接触性皮膚炎について誤っている記述はどれか。
  1. 原因物質の接触部位に湿疹病変が認められる。
  2. 発赤・腫脹が著しい。
  3. 原因物質の除去で急性病変は治癒に向かう。
  4. I型アレルギー反応である。

【 解答:4 】

問題 14
ブドウ膜炎をきたすのはどれか。
  1. シェーグレン症候群
  2. プール熱
  3. ベーチェット病
  4. トラコーマ

【 解答:3 】

問題 15
強迫神経症に特徴的な症状はどれか。
  1. 外界が生き生きと感じられない。
  2. 何度も戸締まりを確認する。
  3. -人で電車に乗ることができない。
  4. 物事に集中できない。

【 解答:2 】

問題 16
国際生活機能分類(ICF)において、
「課題や行為の個人による遂行」
にあたるのはどれか。
  1. 心身機能
  2. 身体構造
  3. 活動
  4. 参加

【 解答:3 】

問題 17
四肢の周径測定の際にその最大部を測定に用いないのはどれか。
  1. 上腕周径
  2. 前腕周径
  3. 大腿周径
  4. 下腿周径

【 解答:3 】

問題 18
徒手筋力テストでMMT3以上の場合に側臥位で測定するのはどれか。
  1. 中殿筋
  2. 腸腰筋
  3. 大腿四頭筋
  4. 前脛骨筋

【 解答:1 】

問題 19
改訂版長谷川式簡易知能評価スケールの質問内容として誤っているのはどれか。
  1. お歳はいくつですか。
  2. 右手を上げて下さい。
  3. これから言う数字を逆から言って下さい。
  4. 100から7を順番に引いて下さい。

【 解答:2 】

問題 20
温熱療法について誤っている記述はどれか。
  1. パラフィン浴は通常50~55℃で用いる。
  2. 超音波は深部温熱に分類される。
  3. 極超短波は皮下に金属がある場合には禁忌とされる。
  4. 紫外線を用いる。

【 解答:4 】

問題 21
脳卒中片麻痔に起こりやすい拘縮肢位として誤っているのはどれか。
  1. 肩関節内転・内旋位
  2. 手指伸展位
  3. 足関節内反尖足位
  4. 股関節屈曲位

【 解答:2 】

問題 22
第5頚髄節レベル残存の脊髄損傷完全麻痺患者で可能なのはどれか。
  1. プッシュアップ動作
  2. 機能的把持副子によるつまみ動作
  3. 自助具による食事動作
  4. にぎり動作

【 解答:3 】

問題 23
脳性麻痺を疑う根拠として誤っている記述はどれか。
  1. 超低出生体重児である。
  2. 新生児期に重症黄疸を認める。
  3. 頸定(首のすわり)が生後6か月目に始まる。
  4. びっくり反射(モロー反射)が生後3か月でみられる。

【 解答:4 】

問題 24
腰痛に対する運動療法で誤っているのはどれか。
  1. 腰椎から骨盤にかけてのアライメント矯正
  2. 体幹・下肢のストレッチ
  3. 体幹筋の筋力強化
  4. 体幹の速い回旋運動

【 解答:4 】

問題 25
呼吸困難の程度を表わす分類はどれか。
  1. ヒュー・ジョーンズ
  2. スタインブロッカー
  3. ウェクスラー
  4. ブルンストローム

【 解答:1 】

問題 26
陰陽消長を示すのはどれか。
  1. 朝方と夕方
  2. 太陽と月
  3. 男と女
  4. 左と右

【 解答:1 】

問題 27
相剋関係について正しい記述はどれか。
  1. 胆は大腸を剋する。
  2. 小腸は膀胱を剋する。
  3. 肝は脾を剋する。
  4. 心は腎を剋する。

【 解答:3 】

問題 28
五行の木に属するのはどれか。
  1. 黄(五色)
  2. 臊(五香)
  3. 魄(五精)
  4. 鹹(五味)

【 解答:2 】

問題 29
大腸について正しいのはどれか。
  1. 糟粕の伝化
  2. 清濁の分別
  3. 第10胸椎に付着
  4. 納気作用

【 解答:1 】

問題 30
津液が汗や尿に変化する作用はどれか。
  1. 推動作用
  2. 温?作用
  3. 固摂作用
  4. 気化作用

【 解答:4 】

問題 31
外因のうちで陰性の邪はどれか。
  1. 風邪
  2. 暑邪
  3. 湿邪
  4. 燥邪

【 解答:3 】

問題 32
五臓の生理機能について誤っている記述はどれか。
  1. 肝は疏泄を主る。
  2. 心は血脈を主る。
  3. 肺は皮毛を主る。
  4. 腎は統血を主る。

【 解答:4 】

問題 33
腎虚の腹証はどれか。
  1. 心下痞鞭(硬)
  2. 胸脇苦満
  3. 小腹急結
  4. 小腹不仁

【 解答:4 】

問題 34
嗅覚によって診る方法はどれか。
  1. 望診
  2. 聞診
  3. 問診
  4. 切診

【 解答:2 】

問題 35
経脈の流注で小腸経の次に続くのはどれか。
  1. 心経
  2. 腎経
  3. 膀胱経
  4. 胃経

【 解答:3 】

問題 36
前腕後面の尺側を流注する経派はどれか。
  1. 心経
  2. 肺経
  3. 大腸経
  4. 小腸経

【 解答:4 】

問題 37
経脈流注について誤っている記述はどれか。
  1. 肝経は足の第2指内側より始まる。
  2. 脾経は足の第1指内側より始まる。
  3. 肺経は手の母指橈側に終わる。
  4. 膀胱経は足の第5指外側に終わる。

【 解答:1 】

問題 38
骨度法で八寸にあたるのはどれか。
  1. 前髪際からオトガイまで
  2. 両乳頭間
  3. 腋窩から第11肋骨前端まで
  4. 肘から手首まで

【 解答:2 】

問題 39
経脈と原穴の部位との組合せで正しいのはどれか。
  1. 腎経---内果とアキレス腱の間
  2. 膀胱経---外果の前下部陥中
  3. 心経---手関節前面横紋の橈側
  4. 小腸経---手関節後面横紋の中央

【 解答:1 】

問題 40
取穴部位について誤っている記述はどれか。
  1. 太淵は手関節前面横紋上、橈骨動脈拍動部にとる。
  2. 足三里は外膝眼の下方3寸、前脛骨筋部にとる。
  3. 睛明は外眼角、眼輪筋部にとる。
  4. 肩井は僧帽筋の前縁、乳頭線上にとる。

【 解答:3 】

問題 41
経穴と筋肉との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 天柱---頭半棘筋
  2. 肩?---前鋸筋
  3. 肩外兪---肩甲挙筋
  4. 膏肓---菱形筋

【 解答:2 】

問題 42
前腕の前面にある経穴はどれか。
  1. 温溜
  2. 支正
  3. 神門
  4. 陽池

【 解答:3 】

問題 43
皮膚通電抵抗の変化を特徴とするのはどれか。
  1. 圧診点
  2. 丘疹点
  3. 撮診点
  4. 良導点

【 解答:4 】

問題 44
歯痛に対し、経脈の流注から施術対象となるのはどれか。
  1. 陽明経
  2. 太陽経
  3. 厥陰経
  4. 太陰経

【 解答:1 】

問題 45
サル手に対し、羅患神経への施術を行う場合、対象となる経脈はどれか。
  1. 大腸経
  2. 小腸経
  3. 三焦経
  4. 心包経

【 解答:4 】

問題 46
レイノー症状に対する局所治療穴として適切なのはどれか。
  1. 天柱
  2. 合谷
  3. 中?
  4. 腎兪

【 解答:2 】

問題 47
末梢性顔面神経麻痺の運動法として適切でないのはどれか。
  1. 額にしわをよせる。
  2. 頬をふくらます。
  3. 歯を食いしばる。
  4. 口をへの字に曲げる。

【 解答:3 】

問題 48
次の文で示す患者の治療方針として適切でないのはどれか。
「40歳の男性。1年前から頸肩部のこりと頭重感があり、増悪時には後頭部から側頭部にかけて締めつけられるような頭痛がある。頸部のエックス線像や頭部CTでは異常を認めない。」
  1. ストレスの緩和
  2. 筋緊張の緩和
  3. 筋の循環改善
  4. 頚椎のスラスト法

【 解答:4 】

問題 49
次の文で示す患者の病態に対し、羅患局所への施術部位として適切なのはどれか。
「50歳の女性。3か月前から左肩上部・肩甲間部が痛む。頭部の後屈時に主訴が再現する。深部腱反射は正常。」
  1. 側頸部
  2. 肩上部
  3. 肩甲間部
  4. 上腕部

【 解答:1 】

問題 50
肩甲挙筋のこりに対する局所施術部位として適切なのはどれか。
  1. 肩甲骨上角
  2. 肩甲骨下角
  3. 肩甲骨外側縁
  4. 肩甲骨棘下窩

【 解答:1 】

問題 51
菱形筋への施術に用いる手技で適切でないのはどれか。
  1. 手掌軽擦法
  2. 母指圧迫法
  3. 手根揉捏法
  4. 環状叩打法

【 解答:4 】

問題 52
梨状筋への施術の必要性を示す理学検査所見はどれか。
  1. FNSテスト陽性
  2. K・ボンネットテスト陽性
  3. トーマステスト陽性
  4. パトリックテスト陽性

【 解答:2 】

問題 53
次の文で示す患者の病態に対し、施術対象となる羅患筋はどれか。
「35歳の女性。週3回テニススクールに通っている。ラケットを換えてから肘の外側に痛みがある。」
  1. 尺側手根屈筋
  2. 橈側手根屈筋
  3. 短橈側手根伸筋
  4. 長掌筋

【 解答:3 】

問題 54
膝蓋靭帯炎で施術対象となる羅患筋はどれか。
  1. 大腿筋膜張筋
  2. 大腿直筋
  3. 前脛骨筋
  4. 腓腹筋

【 解答:2 】

問題 55
シンスプリントに対し、施術対象となる羅患筋はどれか。
  1. 腕橈骨筋
  2. 上腕二頭筋
  3. 後脛骨筋
  4. 大腿四頭筋

【 解答:3 】

問題 56
弛緩性便秘の患者に対する生活指導で、適切でないのはどれか。
  1. 肉類を多くとらせる。
  2. 起床時に冷たい水を飲ませる。
  3. 朝食後、トイレに行かせる。
  4. 腹筋運動をさせる。

【 解答:1 】

問題 57
月経痛を伴う疾患で、最も施術の適応となるのはどれか。
  1. 子宮内膜症
  2. 原発性月経困難症
  3. 卵巣嚢腫
  4. 子宮筋腫

【 解答:2 】

問題 58
次の文で示す患者について、最も考えられる疾患はどれか。
「24歳の女性。3か月前より右上腕から小指にかけてのしびれを自覚。頸椎を患側に回旋し、後屈した状態で深呼吸させると橈骨動脈の拍動が消失する。スパーリングテスト陰性。ホフマン反射陰性。」
  1. 頸部神経根症
  2. 頸部脊髄症
  3. 胸郭出口症候群
  4. 手根管症候群

【 解答:3 】

問題 59
次の文で示す患者について、羅患部への局所施術の対象として適切な筋はどれか。
「24歳の女性。3か月前より右上腕から小指にかけてのしびれを自覚。頸椎を患側に回旋し、後屈した状態で深呼吸させると橈骨動脈の拍動が消失する。スパーリングテスト陰性。ホフマン反射陰性。」
  1. 尺側手根屈筋
  2. 円回内筋
  3. 僧帽筋
  4. 前・中斜角筋

【 解答:4 】

問題 60
次の文で示す患者について、病態の確認を目的として行う理学検査で適切なのはどれか。
「18歳の男性。野球の投手。2か月前より投球動作時に肩関節前面に痛みを自覚する。上腕二頭筋長頭腱部に著明な圧痛がみられる。」
  1. ジャクソンテスト
  2. ドロップアームサイン
  3. モーリーテスト
  4. ヤーガソンテスト

【 解答:4 】

問題 61
次の文で示す患者について、病態に対する局所施術部位で適切なのはどれか。
「18歳の男性。野球の投手。2か月前より投球動作時に肩関節前面に痛みを自覚する。上腕二頭筋長頭腱部に著明な圧痛がみられる。」
  1. 前胸部
  2. 結節間溝部
  3. 棘上部
  4. 棘下部

【 解答:2 】

問題 62
次の文で示す患者について、患部に対する応急処置として適切でないのはどれか。
「21歳の男性。サッカーの試合で転倒した際に左足首を内側にひねった。足首に疼痛と腫脹がある。」
  1. 固定
  2. マッサージ
  3. 冷却
  4. 圧迫

【 解答:2 】

問題 63
次の文で示す患者について、足首の内がえしで最も伸展される部位を走行する経脈はどれか。
「21歳の男性。サッカーの試合で転倒した際に左足首を内側にひねった。足首に疼痛と腫脹がある。」
  1. 腎経
  2. 肝経
  3. 膀胱経
  4. 胆経

【 解答:4 】

問題 64
次の文で示す患者について、最も考えられるのはどれか。
「42歳の女性。左顔面頬部に針で刺されるような激痛が突然発症し、数分間、間欠的に激痛発作を繰り返した。発作時以外には痛みはない。」
  1. 歯周病
  2. 顎関節症
  3. 特発性三叉神経痛
  4. 非定型顔面痛

【 解答:3 】

問題 65
次の文で示す患者について、顔面頬部痛に対する局所施術で対象となる経穴はどれか。
「42歳の女性。左顔面頬部に針で刺されるような激痛が突然発症し、数分間、間欠的に激痛発作を繰り返した。発作時以外には痛みはない。」
  1. 頭維
  2. 四白
  3. 大迎
  4. 人迎

【 解答:2 】

問題 66
腰背部に行う手技で適切でないのはどれか。
  1. 母指圧迫法
  2. きりもみ状揉捏
  3. 宿気打法
  4. 車手

【 解答:2 】

問題 67
両母指揉捏を行う筋として適切でないのはどれか。
  1. 総指伸筋
  2. 前脛骨筋
  3. 脊柱起立筋
  4. 腹直筋

【 解答:4 】

問題 68
結合織マッサージと関係のないのはどれか。
  1. 吸引圧法
  2. 擦過軽擦
  3. カギ形軽擦
  4. 皮膚牽引法

【 解答:1 】

問題 69
指圧の成立過程に関係しなかった手技療法はどれか。
  1. 古法按摩
  2. 導引
  3. リンパドレナージ
  4. カイロプラクティック

【 解答:3 】

問題 70
関節モビリゼーションについて正しいのはどれか。
  1. 筋緊張の亢進
  2. 関節運動の回復
  3. 脊椎の矯正
  4. 滑液の分泌抑制

【 解答:2 】

問題 71
あん摩・マッサージ・指圧治療の禁忌はどれか。
  1. 内臓下垂
  2. 習慣性便秘
  3. 慢性胃炎
  4. 腹膜炎

【 解答:4 】

問題 72
あん摩施術前の準備として適切でないのはどれか。
  1. 擦式手指消毒をする。
  2. 手指を湿らせる。
  3. 清潔な白衣を着る。
  4. 爪を短く切る。

【 解答:2 】

問題 73
長期臥床の高齢者に対する訪問マッサージで最も期待できる効果はどれか。
  1. 関節拘縮の改善
  2. 認知症の改善
  3. 嚥下機能の回復
  4. 摂食自立への援助

【 解答:1 】

問題 74
施術と効果との組合せで誤っているのはどれか。
  1. あん摩---疲労の回復
  2. マッサージ---リンパ液の循環促進
  3. 指圧---筋力の増強
  4. 運動法---関節可動域の拡大

【 解答:3 】

問題 75
圧自律神経反射に関与しないのはどれか。
  1. マイスネル小体
  2. Aβ線維
  3. 脊髄前角細胞
  4. 交感神経

【 解答:3 】

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