問題 1
全身性硬化症の所見で正しいのはどれか。
  1. リンパ節腫脹
  2. ソーセージ様手指
  3. 蝶形紅斑
  4. スプーン状爪

【 解答: 2  】

問題 2
自己免疫疾患はどれか。
  1. ラムゼー・ハント症候群
  2. 多発性筋炎
  3. 過敏性腸症候群
  4. クッシング病

【 解答: 2  】

問題 3
白内障について正しい記述はどれか。
  1. 水晶体の混濁がみられる。
  2. 流涙が多い。
  3. 結膜充血がみられる。
  4. 眼圧が亢進する。

【 解答: 1  】

問題 4
外反母趾について正しい記述はどれか。
  1. 男性に多い。
  2. 先の細い靴の着用習慣と関係が深い。
  3. 手術療法の適応はない。
  4. 関節リウマチに合併しない。

【 解答: 2  】

問題 5
総腓骨神経麻痺について正しい記述はどれか。
  1. 足底の感覚障害を生じる。
  2. 足関節部の圧迫によって発症する。
  3. 足関節の背屈運動が障害される。
  4. 足趾の底屈運動が障害される。

【 解答: 3  】

問題 6
変形性膝関節症について正しい記述はどれか。
  1. 滑膜組織の摩耗を主病変とする。
  2. 安静時痛が主症状である。
  3. 単純エックス線像で関節裂隙の拡大を認める。
  4. 大腿四頭筋訓練が有効である。

【 解答: 4  】

問題 7
肺活量が低下するのはどれか。
  1. 急性気管支炎
  2. 過換気症候群
  3. 睡眠時無呼吸症候群
  4. 特発性肺線維症

【 解答: 4  】

問題 8
C型急性肝炎について正しい記述はどれか。
  1. 経口感染である。
  2. 慢性化はまれである。
  3. 劇症化することが多い。
  4. 有効なワクチンはない。

【 解答: 4  】

問題 9
イレウスで腸管壊死をきたしやすいのはどれか。
  1. 閉塞性イレウス
  2. 絞扼性イレウス
  3. 麻痺性イレウス
  4. 単純性イレウス

【 解答: 2  】

問題 10
脊椎麻酔について正しいのはどれか。
  1. 局所麻酔薬を硬膜外に投与する。
  2. 穿刺部位に炎症があっても可能である。
  3. 虫垂切除術に用いられる。
  4. 抗凝固薬使用患者でも安全である。

【 解答: 3  】

問題 11
肩関節の腱板損傷が多いのはどれか。
  1. 棘上筋
  2. 肩甲下筋
  3. 棘下筋
  4. 小円筋

【 解答: 1  】

問題 12
内分泌器官と疾患との組合せで正しいのはどれか。
  1. 下垂体---シーハン病
  2. 甲状腺---アジソン病
  3. 副甲状腺---バセドウ病
  4. 副腎---クレチン病

【 解答: 1  】

問題 13
坐骨神経痛の原因として最も多いのはどれか。
  1. L1-L2椎間板ヘルニア
  2. L2-L3椎間板ヘルニア
  3. L3-L4椎間板ヘルニア
  4. L4-L5椎間板へルニア

【 解答: 4  】

問題 14
緊張型頭痛で正しいのはどれか。
  1. 拍動性である。
  2. 両側性である。
  3. 日常動作で悪化する。
  4. 嘔吐を伴う。

【 解答: 2  】

問題 15
めまいを最もきたしやすい疾患はどれか。
  1. 突発性難聴
  2. 外耳道炎
  3. 副鼻腔炎
  4. 耳下腺炎

【 解答: 1  】

問題 16
医学的リハビリテーションに該当するのはどれか。
  1. 回復期リハビリテーション
  2. 就労移行支援
  3. 特別支援教育
  4. 通所リハビリテーション

【 解答: 1  】

問題 17
医学的リハビリテーションを担う職種とその内容との組合せで正しいのはどれか。
  1. 理学療法士---嚥下訓練
  2. 作業療法士---自助具作成
  3. 言語聴覚士---利き手交換
  4. 義肢装具士---装具処方

【 解答: 2  】

問題 18
錐体路障害で生じるのはどれか。
  1. 固縮
  2. 鉛管現象
  3. 共同運動
  4. 腱反射消失

【 解答: 3  】

問題 19
検者が母指と示指で輪を作り、それを模倣させる動作ができない時に疑われる高次脳機能障害はどれか。
  1. 失行
  2. 失語
  3. 失認
  4. 失見当識

【 解答: 1  】

問題 20
機能的作業療法として行われるのはどれか。
  1. レクリエーション
  2. 入浴動作
  3. 立位作業
  4. 認知訓練

【 解答: 3  】

問題 21
正常立位姿勢で重心線が通る部位として正しいのはどれか。
  1. 第3頚椎
  2. 第3胸椎
  3. 第7胸椎
  4. 第5腰椎

【 解答: 4  】

問題 22
足の変形と原因となる筋との組合せで正しいのはどれか。
  1. 槌指---長指伸筋
  2. 外反母趾---長母指伸筋
  3. 尖足---短腓骨筋
  4. 内反足---後脛骨筋

【 解答: 4  】

問題 23
脳卒中の障害について正しい記述はどれか。
  1. 橋病変は対麻痺を生じやすい。
  2. 小脳病変は難治性疼痛を生じやすい。
  3. 麻痺性構音障害と嚥下障害は合併しやすい。
  4. 失語症は左片麻痺に合併しやすい。

【 解答: 3  】

問題 24
第6頚髄節レベルの脊髄損傷患者に可能なADLで正しいのはどれか。
  1. スプーンを握って食事する。
  2. 機能的把持装具の使用で鉛筆を持つ。
  3. ベッドから車いすへ側方から乗り移る。
  4. 車いすの小車輪を挙げて段差を越える。

【 解答: 2  】

問題 25
下肢切断患者の幻肢痛について正しい記述はどれか。
  1. 断端部の神経痛である。
  2. 麻薬の使用は禁忌である。
  3. 義足歩行時に著明となる。
  4. 早期の義肢装着が有効である。

【 解答: 4  】

問題 26
気滞の症状はどれか。
  1. 声に力がない。
  2. 抑うつである。
  3. 食欲がない。
  4. すぐ疲れる。

【 解答: 2  】

問題 27
三焦気化について正しいのはどれか。
  1. 臓腑機能の亢進
  2. 血液循環の促進
  3. 体内の水分量調節
  4. 生体の防御作用

【 解答: 3  】

問題 28
津液を散布する臓はどれか。

【 解答: 3  】

問題 29
五志と五臓との組合せで正しいのはどれか。
  1. 怒---肝
  2. 喜---肺
  3. 憂---心
  4. 恐---脾

【 解答: 1  】

問題 30
関節の腫れを起こす病邪はどれか。
  1. 風邪
  2. 寒邪
  3. 湿邪
  4. 燥邪

【 解答: 3  】

問題 31
外因となるのはどれか。
  1. 蒸し暑くて一睡もできなかった。
  2. 癌の再発におびえていた。
  3. 宝くじに当たって歓喜した。
  4. 妻子を亡くし生きる意欲を失った。

【 解答: 1  】

問題 32
不内外因はどれか。
  1. 飲食
  2. 暑熱
  3. 喜怒
  4. 疫癘

【 解答: 1  】

問題 33
腎虚の腹証はどれか。
  1. 胸脇苦満
  2. 心下痞鞭
  3. 小腹急結
  4. 小腹不仁

【 解答: 4  】

問題 34
脈診で脈状をみるのはどれか。
  1. 三部九候
  2. 祖脈
  3. 六部定位脈
  4. 人迎脈口

【 解答: 2  】

問題 35
手の小指内側端に起こる経脈はどれか。
  1. 大腸経
  2. 心経
  3. 小腸経
  4. 三焦経

【 解答: 3  】

問題 36
経脈の流注の順序で小腸経の次はどれか。
  1. 肝経
  2. 心経
  3. 胃経
  4. 膀胱経

【 解答: 4  】

問題 37
大腿外側を下る経脈はどれか。
  1. 膀胱経
  2. 腎経
  3. 胆経
  4. 肝経

【 解答: 3  】

問題 38
前胸部にある募穴はどれか。
  1. 中府
  2. 巨闕
  3. 京門
  4. 石門

【 解答: 1  】

問題 39
前脛骨筋上にある経穴はどれか。
  1. 足三里
  2. 地機
  3. 光明
  4. 蠡溝

【 解答: 1  】

問題 40
円回内筋上にある経穴はどれか。
  1. 曲池
  2. 孔最
  3. 手三里
  4. 偏歴

【 解答: 2  】

問題 41
手掌にある経穴はどれか。
  1. 郄門
  2. 内関
  3. 大陵
  4. 労宮

【 解答: 4  】

問題 42
肩峰角の下方3寸、三角筋の後下縁にある経穴はどれか。
  1. 天髎
  2. 臂臑
  3. 肩貞
  4. 臑会

【 解答: 4  】

問題 43
経穴と動脈拍動部との組合せで正しいのはどれか。
  1. 大迎---総頚動脈
  2. 太渓---後脛骨動脈
  3. 太衝---膝窩動脈
  4. 衝陽---前脛骨動脈

【 解答: 2  】

問題 44
頭痛の部位と治療対象になる経脈との組合せで正しいのはどれか。
  1. 頭頂部痛---少陰経
  2. 前頭部痛---闕陰経
  3. 後頭部痛---陽明経
  4. 側頭部痛---少陽経

【 解答: 4  】

問題 45
次の文で示す患者の病証に対する治療穴で最も適切なのはどれか。
「37歳の男性。主訴は目の疲れ。時々目がかすみ、夜間にこむら返りも起こる。」
  1. 太淵
  2. 太白
  3. 太渓
  4. 太衝

【 解答: 4  】

問題 46
下の歯が痛む場合、経脈流注を考慮して指圧施術する治療穴はどれか。
  1. 通里
  2. 温溜
  3. 公孫
  4. 飛揚

【 解答: 2  】

問題 47
次の文で示す患者の病証に対する治療方針として、回復を図るべき正気の作用はどれか。
「25歳の女性。冷え性体質ですぐに下痢をする。便は水様性で臭いは無い。顔色は白く手足は冷たい。」
  1. 推動作用
  2. 気化作用
  3. 防御作用
  4. 温煦作用

【 解答: 4  】

問題 48
房事過多が原因となる陽痿の患者に対して補うべき最も適切なのはどれか。
  1. 肝血
  2. 陽気
  3. 腎精
  4. 津液

【 解答: 3  】

問題 49
次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。
「31歳の女性。日頃のストレスから月経が乱れる。イライラ感が強く、乳房や下腹部に脹りを感じる。脈は弦。」
  1. 脾陽の回復
  2. 肝鬱の改善
  3. 瘀血の除去
  4. 津液の補充

【 解答: 2  】

問題 50
末梢性顔面神経麻痺の施術で対象とならない筋はどれか。
  1. 前頭筋
  2. 眼輪筋
  3. 側頭筋
  4. 広頚筋

【 解答: 3  】

問題 51
僧帽筋中部線維のこりに対する局所施術部位として最も適切なのはどれか。
  1. 後頚部
  2. 肩甲間部
  3. 肩甲骨外側部
  4. 肩甲骨下角部

【 解答: 2  】

問題 52
モーリーテストが陽性となる疾患に対し局所施術を行う場合、対象となる筋はどれか。
  1. 斜角筋
  2. 小胸筋
  3. 上腕二頭筋
  4. 僧帽筋

【 解答: 1  】

問題 53
次の文で示す患者の罹患局所に対する施術部位として最も適切なのはどれか。
「28歳の男性。半年前から左殿部から下腿後面にかけての放散痛がある。間欠跛行はみられず、エックス線検査では腰椎の異常所見は認めない。K・ボンネットテスト陽性、ケンプ徴候陰性。」
  1. 脊柱起立筋部
  2. 中殿筋部
  3. 梨状筋部
  4. 下腿三頭筋部

【 解答: 3  】

問題 54
弛緩性便秘の生活指導として適切でないのはどれか。
  1. 水分摂取の制限
  2. 腹筋運動の勧め
  3. 食物繊維の摂取
  4. 腹部のセルフマッサージ

【 解答: 1  】

問題 55
小児夜尿症に対する仙骨部への施術で用いない手技はどれか。
  1. 指髁軽擦法
  2. ろとう揉捏法
  3. 手掌圧迫法
  4. 指頭叩打法

【 解答: 2  】

問題 56
腸脛靭帯炎に対する施術が必要となる理学検査所見はどれか。
  1. グラスピングテスト陽性
  2. ラックマンテスト陽'性
  3. 膝蓋骨圧迫テスト陽性
  4. マクマレーテスト陽性

【 解答: 1  】

問題 57
理学検査所見と罹患部位に対する局所施術との組合せで最も適切なのはどれか。
  1. SLRテスト陽性---大腿前面
  2. パトリックテスト陽性---膝内側
  3. 膝内反ストレステスト陽性---膝外側
  4. ニュートンテスト陽性---下腿前面

【 解答: 3  】

問題 58
足関節の伸展(背屈)と内がえしが困難となる場合、施術対象となる罹患筋はどれか。
  1. 前脛骨筋
  2. 短指伸筋
  3. 腓腹筋
  4. 長腓骨筋

【 解答: 1  】

問題 59
疾患と治療体操との組合せで正しいのはどれか。
  1. 外反母趾---フレンケル体操
  2. 脳性麻痺---ウイリアムズ体操
  3. 肩関節周囲炎---コッドマン体操
  4. 腰痛---バージャー体操

【 解答: 3  】

問題 60
「63歳の男性。4か月前から頚肩部痛を自覚し、最近は上を向くと前腕後内側から小指にかけて放散痛が出現するようになった。エックス線検査で頚椎変形が指摘されている。」
椎間孔圧迫症状を確認するために行う理学検査で正しいのはどれか。
  1. ジャクソンテスト
  2. モーリーテスト
  3. スピードテスト
  4. ファレンテスト

【 解答: 1  】

問題 61
「63歳の男性。4か月前から頚肩部痛を自覚し、最近は上を向くと前腕後内側から小指にかけて放散痛が出現するようになった。エックス線検査で頚椎変形が指摘されている。」
症状のある部位の流注を踏まえて施術する場合、最も適切な経脈はどれか。
  1. 肺経
  2. 心包経
  3. 大腸経
  4. 小腸経

【 解答: 4  】

問題 62
「16歳の女性。主訴は月経痛。初経後2年で発症した。痛みは月経開始日に最も強く、翌日には軽快する。痛みの性質はけいれん様で、排便痛などは伴わない。超音波検査異常なし。」
最も考えられる疾患はどれか。
  1. 子宮内膜症
  2. 子宮腺筋症
  3. 月経前症候群
  4. 原発性月経困難症

【 解答: 4  】

問題 63
「16歳の女性。主訴は月経痛。初経後2年で発症した。痛みは月経開始日に最も強く、翌日には軽快する。痛みの性質はけいれん様で、排便痛などは伴わない。超音波検査異常なし。」
この患者の月経痛の指圧治療を体性-内臓反射理論に基づいて行うとすれば、最も適切なデルマトームはどれか。
  1. Th5~Th7
  2. Th11~L1
  3. L3~L5
  4. S2~S4

【 解答: 2  】

問題 64
「60歳の男性。200m程の歩行で左大腿後側から下腿外側にかけて痛む。ケンプ徴候陽性。第5趾に触覚の鈍麻がみられる。」
痛みを評価する方法として最も適切なのはどれか。
  1. ROM
  2. CMI
  3. MMT
  4. VAS

【 解答: 4  】

問題 65
「60歳の男性。200m程の歩行で左大腿後側から下腿外側にかけて痛む。ケンプ徴候陽性。第5趾に触覚の鈍麻がみられる。」
症状のある部位の流注を踏まえて施術する場合、最も適切な経脈はどれか。
  1. 胃経
  2. 膀胱経
  3. 脾経
  4. 腎経

【 解答: 2  】

問題 66
片手で行う古法按摩術はどれか。
  1. 袋打の術
  2. 鳴骨の術
  3. 耳鐘の術
  4. 頭の曲

【 解答: 2  】

問題 67
関節拘縮の改善を目的で行うのはどれか。
  1. 自動介助運動
  2. 漸増抵抗運動
  3. 抵抗運動
  4. 他動運動

【 解答: 4  】

問題 68
指圧の基本圧法で次の文で示すのはどれか。
「5~7秒かけて徐々に力を加え、徐々に力を抜く。」
  1. 衝圧法
  2. 通常圧法
  3. 持続圧法
  4. 緩圧法

【 解答: 2  】

問題 69
カイロプラクティックが治療対象とするのはどれか。
  1. 皮膚
  2. 筋肉
  3. 脊椎
  4. リンパ

【 解答: 3  】

問題 70
最も強く刺激できる手技はどれか。
  1. 手掌軽擦法
  2. 二指揉捏法
  3. 肘頭圧迫法
  4. 指頭振せん法

【 解答: 3  】

問題 71
高齢者に対する施術で骨折のリスクが高いのはどれか。
  1. 腹臥位における背部の母指圧迫
  2. 側臥位における頚部の四指揉捏
  3. 背臥位における腹部の輪状軽擦
  4. 座位における肩上部の把握揉捏

【 解答: 1  】

問題 72
軽擦刺激の求心路に関係するのはどれか。
  1. メルケル盤
  2. Ⅲ群線維
  3. 脊髄網様体路
  4. 海馬

【 解答: 1  】

問題 73
内臓―運動反射が関与するのはどれか。
  1. アシュネル反射
  2. 頚動脈洞反射
  3. ヘッド帯
  4. 筋性防御

【 解答: 4  】

問題 74
マッサージの基本手技の生体に及ぼす作用で正しいのはどれか。
  1. 揉捏法により筋内の血行が増加する。
  2. 軽擦法により皮脂腺の働きが抑制される。
  3. 圧迫法により靭帯の癒着がはがれる。
  4. 強擦法により消化管運動が亢進する。

【 解答: 1  】

問題 75
圧自律神経反射において圧迫側でみられるのはどれか。
  1. 鼻粘膜の毛細血管の収縮
  2. 血圧の上昇
  3. 発汗の減少
  4. 皮膚温の上昇

【 解答: 3  】

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