問題 1
多職種連携によるチーム医療で望ましくないのはどれか。
  1. 専門用語を他の職種に説明する。
  2. 他の職種の業務内容を考慮する。
  3. 自分の職種の専門性を理解する。
  4. リーダーを特定の職種に固定する。

【 解答:4 】

問題 2
我が国の国民医療費について正しいのはどれか。
  1. 平成22年度の対国内総生産比率は15%以上である。
  2. 近年は減少傾向にある。
  3. 出産時費用は含まれない。
  4. 薬剤調剤費は含まれない。

【 解答:3 】

問題 3
後期高齢者医療制度の対象となるのはどれか。
  1. 60歳以上
  2. 65歳以上
  3. 70歳以上
  4. 75歳以上

【 解答:4 】

問題 4
環境基本法における公害の定義に含まれないのはどれか。
  1. 砂漠化
  2. 振動
  3. 地盤沈下
  4. 土壌汚染

【 解答:1 】

問題 5
精神保健および精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)による入院で本人の同意が必要なのはどれか。
  1. 任意入院
  2. 措置入院
  3. 医療保護入院
  4. 応急入院

【 解答:1 】

問題 6
疫学研究法で追跡調査が必要なのはどれか。
  1. 横断研究
  2. 症例対照研究
  3. 生態学的研究
  4. コホート研究

【 解答:4 】

問題 7
健康増進法により実施されるのはどれか。
  1. 国勢調査
  2. 人口動態調査
  3. 国民生活基礎調査
  4. 国民健康・栄養調査

【 解答:4 】

問題 8
過剰摂取と生活習慣病の組合せで正しいのはどれか。
  1. 炭水化物---糖尿病
  2. 緑黄色野菜---高脂血症
  3. 唐辛子---高血圧症
  4. ビタミン---痛風

【 解答:1 】

問題 9
予防接種が有効なのはどれか。
  1. 梅毒
  2. 赤痢
  3. 破傷風
  4. 足白癬

【 解答:3 】

問題 10
毒素型の食中毒を起こすのはどれか。
  1. 腸炎ビブリオ
  2. ボツリヌス菌
  3. ノロウイルス
  4. ロタウイルス

【 解答:2 】

問題 11
WHOについて誤っているのはどれか。
  1. 国際連合の専門機関である。
  2. 本部はアメリカ合衆国のニューヨークにある。
  3. 地域事務局は6つである。
  4. 日本は西太平洋地域事務局に所属する。

【 解答:2 】

問題 12
あん摩マッサージ指圧師に関する法令で施術者が氏名を変更したときに、名簿の訂正を申請しなければならない期限はどれか。
  1. 5日以内
  2. 10日以内
  3. 20日以内
  4. 30日以内

【 解答:4 】

問題 13
介護保険法について正しいのはどれか。
  1. 特定疾病は65歳以上に適用する。
  2. 介護サービスにかかる自己負担は1割である。
  3. 要介護認定は認定審査会が決定する。
  4. 認定区分は要支援と要介護5段階の計6区分である。

【 解答:2 】

問題 14
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で広告できるのはどれか。
  1. 施術の方法
  2. 施術者の経歴
  3. 施術者の技能
  4. 施術所の名称

【 解答:4 】

問題 15
身体障害者福祉法における身体障害者の対象年齢はどれか。
  1. 12歳以上
  2. 15歳以上
  3. 18歳以上
  4. 20歳以上

【 解答:3 】

問題 16
ダウン症において異常があるのはどれか。
  1. 13番常染色体
  2. 18番常染色体
  3. 21番常染色体
  4. 22番常染色体

【 解答:3 】

問題 17
手根骨で屈筋支帯が付着するのはどれか。
  1. 月状骨
  2. 舟状骨
  3. 小菱形骨
  4. 有頭骨

【 解答:2 】

問題 18
消化管においてアウエルバッハ神経叢があるのはどれか。
  1. 粘膜上皮と粘膜筋板の間
  2. 粘膜筋板と輪走筋層の間
  3. 輪走筋層と縦走筋層の間
  4. 縦走筋層と漿膜の間

【 解答:3 】

問題 19
大腿三角の一辺を形成する筋はどれか。
  1. 恥骨筋
  2. 長内転筋
  3. 大内転筋
  4. 内側広筋

【 解答:2 】

問題 20
気管が始まる高さはどれか。
  1. 第1頚椎
  2. 第3頚椎
  3. 第6頚椎
  4. 第1胸椎

【 解答:3 】

問題 21
胎児循環で肝鎌状間膜内を通るのはどれか。
  1. 肝静脈
  2. 臍静脈
  3. 静脈管
  4. 門脈

【 解答:2 】

問題 22
内分泌腺の特徴はどれか。
  1. 導管がみられる。
  2. ホルモンを分泌する。
  3. 分泌腺は標的器官に隣接する。
  4. 神経性調節より速やかに作用する。

【 解答:2 】

問題 23
小円筋と同じ神経に支配される筋はどれか。
  1. 棘下筋
  2. 肩甲下筋
  3. 三角筋
  4. 大円筋

【 解答:3 】

問題 24
大網について正しいのはどれか。
  1. 上腸間膜動脈が通る。
  2. 横行結腸に付着する。
  3. 後方に網嚢が広がる。
  4. 総胆管が通る。

【 解答:2 】

問題 25
皮膚の痛覚の伝導路に関係するのはどれか。
  1. 脊髄前角
  2. 後索核
  3. 内側毛帯
  4. 視床

【 解答:4 】

問題 26
副交感神経線維を含む神経はどれか。
  1. 動眼神経
  2. 滑車神経
  3. 外転神経
  4. 副神経

【 解答:1 】

問題 27
能動輸送はどれか。
  1. 肺におけるガス交換
  2. 小腸における脂肪酸の吸収
  3. 筋小胞体におけるカルシウムの取り込み
  4. 腎臓の糸球体からボーマン嚢への水の移動

【 解答:3 】

問題 28
血圧を上昇させる要因はどれか。
  1. 血液粘度の減少
  2. 血管壁の弾力性の低下
  3. 迷走神経遠心性活動の亢進
  4. 圧受容器からの求心性活動の亢進

【 解答:2 】

問題 29
呼吸のリズムを形成するのはどれか。
  1. 横隔膜
  2. 肋間神経
  3. 呼吸中枢
  4. 化学受容器

【 解答:3 】

問題 30
排便反射の求心路で正しいのはどれか。
  1. 陰部神経
  2. 横隔神経
  3. 下腹神経
  4. 骨盤神経

【 解答:4 】

問題 31
有効ろ過圧を決定する血漿成分はどれか。
  1. アルブミン
  2. アンモニア
  3. グルコース
  4. 水素イオン

【 解答:1 】

問題 32
細胞外液量調節にかかわる受容器はどれか。
  1. 温度受容器
  2. 化学受容器
  3. 侵害受容器
  4. 低圧受容器

【 解答:4 】

問題 33
中脳に中枢が存在するのはどれか。
  1. 本能行動
  2. 対光反射
  3. 唾液分泌
  4. 体温調節

【 解答:2 】

問題 34
伸張反射にかかわるのはどれか。
  1. 筋紡錘
  2. Ib群求心性神経
  3. 多シナプス反射
  4. 誘発筋電図のM波

【 解答:1 】

問題 35
最も順応しにくい感覚はどれか。
  1. 触覚
  2. 痛覚
  3. 臭覚
  4. 温覚

【 解答:2 】

問題 36
液性免疫にかかわるのはどれか。
  1. B細胞
  2. キラーT細胞
  3. 好中球
  4. NK細胞

【 解答:1 】

問題 37
明確な日内リズムがみられるのはどれか。
  1. 血液のpH
  2. 体温
  3. エストロゲン分泌量
  4. 血糖値

【 解答:2 】

問題 38
他覚症状はどれか。
  1. 頭痛
  2. 発熱
  3. 耳鳴り
  4. 吐き気

【 解答:2 】

問題 39
遺伝性疾患はどれか。
  1. 色盲
  2. ポリオ
  3. アザラシ肢症
  4. 先天性梅毒

【 解答:1 】

問題 40
心臓死の判定に必要なのはどれか。
  1. 体温の低下
  2. 死後硬直
  3. 瞳孔反射の消失
  4. 死斑の出現

【 解答:3 】

問題 41
血栓形成の誘因はどれか。
  1. 血流速度の上昇
  2. 内皮細胞の障害
  3. 血液粘度の低下
  4. 線溶系の亢進

【 解答:2 】

問題 42
炎症時にヒスタミンを放出する主な細胞はどれか。
  1. 好中球
  2. リンパ球
  3. 肥満細胞
  4. マクロファージ

【 解答:3 】

問題 43
IgEが関与するアレルギーはどれか。
  1. Ⅰ型
  2. Ⅱ型
  3. Ⅲ型
  4. Ⅳ型

【 解答:1 】

問題 44
腺癌の発生頻度が高いのはどれか。
  1. 皮膚
  2. 膀胱
  3. 食道
  4. 大腸

【 解答:4 】

問題 45
大腸がん検診で最初に行うのはどれか。
  1. 腹部エックス線検査
  2. 下部消化管内視鏡検査
  3. 便潜血検査
  4. 腫瘍マーカー検査

【 解答:3 】

問題 46
易感染性をきたすのはどれか。
  1. 鉄欠乏性貧血
  2. 溶血性貧血
  3. 腎性貧血
  4. 再生不良性貧血

【 解答:4 】

問題 47
下位運動ニューロン障害でみられるのはどれか。
  1. 筋萎縮
  2. 痙性麻痺
  3. 深部反射亢進
  4. 病的反射陽性

【 解答:1 】

問題 48
視診所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。
  1. 眼球突出---アジソン病
  2. 満月様顔貌---クッシング症候群
  3. 仮面様顔貌---アルツハイマー病
  4. 眼瞼下垂---橋本病

【 解答:2 】

問題 49
四肢の測定法について正しいのはどれか。
  1. 上肢長は上腕骨大結節から橈骨茎状突起まで
  2. 前腕長は橈骨頭から橈骨茎状突起まで
  3. 下肢長(棘果長)は上前腸骨棘から足関節内果まで
  4. 足長は踵後端から母指MP関節部まで

【 解答:3 】

問題 50
運動機能検査と傷害の組合せで正しいのはどれか。
  1. スパーリングテスト---頚髄損傷
  2. ペインフルアーク徴候---肩甲下筋損傷
  3. トーマステスト---股関節屈曲拘縮
  4. ラックマンテスト---膝後十字靭帯損傷

【 解答:3 】

問題 51
脊髄性失調症でみられるのはどれか。
  1. ブルンベルグ徴候
  2. ロンベルグ徴候
  3. トレンデレンブルグ徴候
  4. ケルニッヒ徴候

【 解答:2 】

問題 52
被曝を伴う検査はどれか。
  1. 超音波検査
  2. 内視鏡検査
  3. MRI検査
  4. PET検査

【 解答:4 】

問題 53
音叉を用いて検査するのはどれか。
  1. 位置覚
  2. 振動覚
  3. 運動覚
  4. 触覚

【 解答:2 】

問題 54
呼吸音の減弱がみられるのはどれか。
  1. 肺結核
  2. 気胸
  3. 気管支喘息
  4. 気管支肺炎

【 解答:2 】

問題 55
膀胱炎でみられないのはどれか。
  1. 高熱
  2. 血尿
  3. 排尿痛
  4. 残尿感

【 解答:1 】

問題 56
疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。
  1. 鉄欠乏性貧血---スプーン状爪
  2. 急性白血病---関節内血腫
  3. 特発性血小板減少性紫斑病---脾腫
  4. 血友病---リンパ節腫大

【 解答:1 】

問題 57
パーキンソン病でよくみられるのはどれか。
  1. 痙性麻痺
  2. アテトーゼ
  3. 見当識障害
  4. 突進現象

【 解答:4 】

問題 58
クッシング症候群でよくみられるのはどれか。
  1. 体重減少
  2. 皮膚線条
  3. 低血圧
  4. 低血糖

【 解答:2 】

問題 59
関節リウマチでよくみられるのはどれか。
  1. レイノー現象
  2. アフタ性口内炎
  3. ヘバーデン結節
  4. 尺側偏位

【 解答:4 】

問題 60
筋・健疾患についての組合せで正しいのはどれか。
  1. 肉離れ---骨化性筋炎
  2. 多発性筋炎---筋挫傷
  3. ドケルバン病---フィンケルスタインテスト
  4. 重症筋無力症---筋仮性肥大

【 解答:3 】

問題 61
熱傷についての組合せで正しいのはどれか。
  1. Ⅰ度熱傷---水疱形成
  2. Ⅱ度熱傷---皮膚全層の凝固壊死
  3. 熱傷面積---9の法則
  4. 初期治療---軟膏塗布

【 解答:3 】

問題 62
脊柱管狭窄を生じるのはどれか。
  1. 椎体前縁骨棘形成
  2. 黄色靭帯肥厚
  3. 前縦靭帯骨化
  4. 棘突起肥大

【 解答:2 】

問題 63
先天性内反足について正しいのはどれか。
  1. 女児に多い。
  2. 前足部は外転変形している。
  3. 早期にギプス矯正を行う。
  4. リーメンビューゲル装具を装着する。

【 解答:3 】

問題 64
インフルエンザウイルス感染症について正しいのはどれか。
  1. 予防に手洗いは有用である。
  2. 春に大流行を起こしやすい。
  3. 潜伏期は1,2週間である。
  4. 三類感染症である。

【 解答:1 】

問題 65
高尿酸血症について正しいのはどれか。
  1. 自己免疫疾患である。
  2. 成人女性に多い。
  3. プリン体と関係する。
  4. 関節炎の好発部位は手関節である。

【 解答:3 】

問題 66
2型糖尿病について正しいのはどれか。
  1. 若年者に多い。
  2. 非肥満者に多い。
  3. 糖尿病患者の90%以上を占める。
  4. 治療の第一選択はインスリン療法である。

【 解答:3 】

問題 67
悪性腫瘍を合併しやすいのはどれか。
  1. 全身性硬化症
  2. ベーチェット病
  3. シェーグレン症候群
  4. 皮膚筋炎

【 解答:4 】

問題 68
副鼻腔炎が原因となるのはどれか。
  1. 髄膜炎
  2. 神経梅毒
  3. ポリオ
  4. くも膜下出血

【 解答:1 】

問題 69
重症筋無力症の初発症状はどれか。
  1. 耳鳴り
  2. 眼瞼下垂
  3. 兎眼
  4. 構音障害

【 解答:2 】

問題 70
「78歳の男性。胸痛、呼吸困難の精査のため受診。心電図検査で左室肥大所見を認めた。心エコー検査では著明な大動脈弁口の狭窄と左室-大動脈間の圧較差がみられた。」
本疾患の所見で適切なのはどれか。
  1. Ⅰ音亢進
  2. 収縮期雑音
  3. ランブル音
  4. 速脈

【 解答:2 】

問題 71
「78歳の男性。胸痛、呼吸困難の精査のため受診。心電図検査で左室肥大所見を認めた。心エコー検査では著明な大動脈弁口の狭窄と左室-大動脈間の圧較差がみられた。」
本疾患の原因で適切なのはどれか。
  1. リウマチ熱
  2. 大動脈解離
  3. 心房中隔欠損症
  4. 肺動脈血栓塞栓症

【 解答:1 】

問題 72
「55歳の女性。息切れ、動悸、めまいを主訴に来院した。45歳で胃全摘手術の既往がある。血液検査では大球性正色素性貧血を認めた。」
本疾患の原因はどれか。
  1. ビタミンA欠乏
  2. ビタミンB6欠乏
  3. ビタミンB12欠乏
  4. ビタミンK欠乏

【 解答:3 】

問題 73
「55歳の女性。息切れ、動悸、めまいを主訴に来院した。45歳で胃全摘手術の既往がある。血液検査では大球性正色素性貧血を認めた。」
本疾患でみられるのはどれか。
  1. 黄疸
  2. スプーン状爪
  3. 脾腫
  4. ハンター舌炎

【 解答:4 】

問題 74
「49歳の女性。易疲労感、食欲不振を主訴に来院した。皮膚は乾燥し、低血圧、歯肉の色素沈着が認められる。月経異常や体重減少も伴っていた。」
最も考えられる疾患はどれか。
  1. 橋本病
  2. アジソン病
  3. ランバート・イートン症候群
  4. ギラン・バレー症候群

【 解答:2 】

問題 75
「49歳の女性。易疲労感、食欲不振を主訴に来院した。皮膚は乾燥し、低血圧、歯肉の色素沈着が認められる。月経異常や体重減少も伴っていた。」
本疾患の治療に用いられるのはどれか。
  1. ビタミンD製剤
  2. 甲状腺ホルモン
  3. 副腎皮質ホルモン
  4. 非ステロイド系抗炎症薬

【 解答:3 】

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