問題 1
美容師法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 美容の業務の適正化を図ることを目的としている。
  2. 美容業の振興を図ることを目的としている。
  3. 公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。
  4. 美容師の資格を定め、資格をもった者でなければ美容の業は行えないものとしている。

【 解答:2 】

問題 2
美容師免許に関する次の記述のうち、正しいものはどれか
  1. 美容師試験は、都道府県知事が指定した試験機関が行うこととされている。
  2. 美容師試験に合格しても、伝染性の疾病にかかっている者には、免許を与えないことがある。
  3. 美容師の免許は、美容師試験に合格した者の申請により、美容師名簿に登録された時点によりその効力を生じる。
  4. 美容師免許を与えるのは、都道府県知事であるが、日本全国で有効である。

【 解答:3 】

問題 3
美容所の開設者が講ずべき衛生措置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 美容所の空気1リットル中の一酸化炭素の量を5立方センチメートル以下に保つこと。
  2. 美容師が美容のための直接の作業を行う作業面の照度を50ルクス以上とすること。
  3. 開設者が業務上講ずべき衛生措置を怠ったときは、30万以下の罰金に処せられる。
  4. ふた付きの汚物箱及び毛髪箱を備えること。

【 解答:4 】

問題 4
美容師法に基づく行政処分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 美容所の開設者が、環境衛生監視員の立入検査を正当な理由なく拒んだときは、美容所の閉鎖を命じられることがある。
  2. 美容所の開設者が、業務の停止処分を受けている美容師に、美容の業を行わせたときは、美容所の閉鎖を命じられることがある。
  3. 精神の機能の障害により、美容師の業務を適正に行うにあたって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができないときは、美容師免許を取り消すことができる。
  4. 美容師法により、違法又は不当な行政処分を受けたときは、審査請求又は異議申立ができる。

【 解答:1 】

問題 5
保健所に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 地域における疾病の予防、健康の増進、生活衛生などの公衆衛生活動の中心となる機関である。
  2. 高齢者の増加に応じ、福祉・介護行政に重点をおいている。
  3. 保健所は保健所法に基づき、都道府県、指定都市及び特別区のみが設置することができる。
  4. 保健所の業務として、環境衛生監視員による美容所の立入検査が行われている。
  1. aとb
  2. bとc
  3. cとb
  4. aとd

【 解答:4 】

問題 6
わが国の平均寿命に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 2009年における平均寿命は、男女とも85歳を超えている。
  2. 2009年における女性の平均寿命は、世界一である。
  3. 2009年における男女の平均寿命の差は、5歳以上である。
  4. 平均寿命とは、0歳時点の平均余命である。

【 解答:1 】

問題 7
無機質に関する次の記述のうち、正しいのはものはどれか。
  1. 無機質は、エネルギー源である。
  2. ナトリウムは、無機質である。
  3. 動物に全く無機質を含まない食物を与え続けても生きていられる。
  4. 無機質とミネラルは、異なる栄養素である。

【 解答:2 】

問題 8
わが国の介護保険制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 介護保険制度は20年以上実施されている。
  2. 保険料の徴収、要介護度の認定等、介護保険の運営は、主として都道府県が行っている。
  3. 介護保険サービスの利用は、全て無料である。
  4. 介護保険制度による給付の財源は、40歳以上の人からの保険料と公費である。

【 解答:4 】

問題 9
わが国の廃棄物処理に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 美容業者が排出する毛髪は、産業廃棄物である。
  2. 廃棄物の処理は、直接埋め立てが主流である。
  3. 廃棄物の抑制等を目的とした資源の有効利用に関する法律がある。
  4. 一般廃棄物の処理は、市町村長の責任となっている。
  1. aとb
  2. bとc
  3. cとb
  4. aとd

【 解答:3 】

問題 10
わが国の水道に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 浄水操作は、沈砂→ろ過→沈殿→消毒の順に行われる。
  2. 簡易水道にも上水道を同じ水質基準が適用される。
  3. 浄水処理に薬品を使用する沈殿は、禁止されている。
  4. 水道水の塩素による消毒は、任意である。

【 解答:2 】

問題 11
感染症と感染源に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
  1. マラリア―――蚊
  2. 破傷風―――土壊
  3. 日本肺炎―――ノミ
  4. チフス―――ヒト

【 解答:3 】

問題 12
感染症に対する人体の抵抗力に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 人は生まれながらにして、ある種の微生物に対して抵抗力がある。
  2. 皮膚及び粘膜は、微生物の侵入を拒む働きがある。
  3. 赤血球には、体内の微生物を捕えて、これを殺してしまう働きがある。
  4. 人体の栄養状態が良好であると感染症への抵抗力が高まる。

【 解答:3 】

問題 13
病原体の感染に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 不顕性感染とは、感染して発病しているが、体外に病原体を排泄していない状態をいう。
  2. 持続性感染とは、感染を受けた宿主が、発病しないで長期間にわたって病原体と共存し続けている状態をいう。
  3. 口和見感染とは、通常、健康人のほとんどが感染し、一部の人が感染していない状態をいう。
  4. 病原体が人体に侵入しても発育、増殖できず、殺滅されて全部体外に排除された場合も感染という。

【 解答:2 】

問題 14
次の感染症のうち、消化器系感染症に該当するものはどれか。
  1. クラミジア
  2. 麻しん
  3. ペスト
  4. 急性灰白髄炎(ポリオ)

【 解答:4 】

問題 15
インフルエンザに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. インフルエンザウイルスは、ヒト以外の動物にも感染する。
  2. ワクチンは、接種後、直ちに効果が現れる。
  3. インフルエンザ(五類)は、診断した医師による全数届出対象の感染症である。
  4. インフルエンザは、1週間程度で回復し、これによって死亡することはない。

【 解答:1 】

問題 16
消毒を行う際の注意事項に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 消毒薬使用(希釈液)は、エタノールの場合は毎日、その他の消毒薬について2週間に1回以上取り替える。
  2. 使用後の器具は、汚れを洗浄する以前に、速やかに消毒することを心がける。
  3. 皮膚に接する器具や布片類の消毒には、消毒薬だけではなく理学的方法を用いても差し支えない。
  4. 消毒する器具の材質は、消毒法を選択する際の見極めには重要な要素でない。

【 解答:3 】

問題 17
被消毒物とその消毒法の次の組合せのうち、最も適切なものはどれか。
  1. カット用レザー(かみそり)―――0,001%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に5分間以上浸す方法
  2. ブラスチック製セットコーム―――沸騰後2分間以上煮沸する方法
  3. 乾燥タオル―――0,1%逆性石けん水溶液に10分間以上浸す方法
  4. セニングシザーズ―――0,05%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液に10分間以上浸す方法

【 解答:4 】

問題 18
清潔保持に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「美容師法では、皮膚に接する布片は客一人ごとに取りかえ、器具は客一人ごとに(A)することを定めている。なお、血液が付着又はその疑いのあるタオルは(B)液に浸けた後、洗濯し、乾燥させる。スチームタオルは(C)による消毒を行う。」
  1. A:消毒 -- B:両性界面活性剤 -- C:紫外線
  2. A:洗浄 -- B:次亜塩素酸ナトリウム -- C:蒸気
  3. A:消毒 -- B:次亜塩素酸ナトリウム -- C:蒸気
  4. A:洗浄 -- B:両性界面活性剤 -- C:紫外線

【 解答:3 】

問題 19
殺菌灯から照射される紫外線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 目や皮膚に直接照射すると害がある。
  2. 波長は320nm前後である。
  3. 芽胞やウイルスにも効果がある。
  4. 透明なガラスでも透過しない。

【 解答:2 】

問題 20
消毒薬使用液(希釈液)の調整法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 5%次亜塩素酸ナトリウム製剤10m/を水490mlで希釈すると、0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液になる。
  2. 10%の逆性石けん製剤10mlを水990mlで希釈すると、0.1%逆性石けん水溶液になる。
  3. 5%グルコン酸クロルヘキシジン製剤5mlを水995mlで希釈すると、0.05%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液になる。
  4. 10%両性界面活性剤製剤5mlを水995mlで希釈すると、0.1%両性界面活性剤水溶液になる。
  1. aとb
  2. bとc
  3. cとb
  4. aとd

【 解答:1 】

問題 21
顔面にある筋肉とその働きに関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
  1. 眼輪筋―――唇を横に伸ばす。
  2. 鼻筋―――鼻の両側に横じわをつくる。
  3. 口輪筋―――額にしわをよせる。
  4. 前頭金―――えくぼをつくる。

【 解答:2 】

問題 22
次の器官のうち、体性運動神経によって支配されているものはどれか。
  1. 骨格筋
  2. 心臓
  3. 血管
  4. 消化管

【 解答:1 】

問題 23
次の血液循環経路のうち、正しいものはどれか。
  1. 左心室→動脈→全身の毛細血管→静脈→右心房
  2. 左心室→静脈→肺の毛細血管→動脈→右心房
  3. 右心室→肺動脈→全身の毛細血管→肺静脈→左心房
  4. 右心室→肺静脈→肺の毛細血管→肺動脈→左心房

【 解答:1 】

問題 24
次の内臓器官のうち、内分泌器官はどれか。
  1. 食道
  2. 膀胱
  3. 尿道
  4. 副腎

【 解答:4 】

問題 25
次の物質のうち、尿中に通常排泄されないものはどれか。
  1. 尿素
  2. アンモニア
  3. グルコース
  4. クレアチニン

【 解答:3 】

問題 26
皮膚と皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 角化細胞、表面から透明層、角質層、有棘層、顆粒層、基底層に分けられる。
  2. 色素細胞(メラノサイト)は、皮膚の角化に関与する。
  3. 真皮の線維成分は、コラーゲンというタンパク質からなる膠原線維がその大部分を占める。
  4. 皮下組織には、皮脂腺によってつくられる脂肪が蓄えられている。

【 解答:3 】

問題 27
皮膚の皮膚付属器官に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. いわゆるトリハダ反応は、皮膚の毛細血管の収縮による。
  2. 成人の平均的な頭毛数は、約10万本である。
  3. 健康な成人の頭毛では、生長期が長く、休止期が短い。
  4. エクリン腺は、全身のほとんどの皮膚に広く分布する。

【 解答:1 】

問題 28
皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 皮膚の表面には、汗と皮脂が混じり合った弱酸性の脂肪膜(皮脂膜)がある。
  2. 皮膚における皮脂の分泌は、高齢になると次第に増加してくる。
  3. 皮膚で体温調節を積極的に行っているのは、毛細血管と汗腺である。
  4. 皮膚は、H光光線のうち紫外線の作用で赤くなり、さらに水疱、色素沈着を起こす。

【 解答:2 】

問題 29
皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 油性のフケ症では、よくシャンプーして、汚れやフケを落とすことが重要である。
  2. 皮膚は、老化により皮膚の張りと弾力が失われ、シワは生じる。
  3. サンスクリーン剤は、紫外線を吸収又は散乱させる作用をもつ。
  4. 胃腸病患者は、最近や真菌による皮膚疾患にかかりやすい。

【 解答:4 】

問題 30
皮膚疾患と関連の深い因子に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
  1. 円形脱毛症―――ウイルス
  2. 尋常性毛瘡(カミソリカブレ)―――細菌(化膿菌)
  3. アタマジラミ症―――ヒゼンダニ
  4. 単純性疱疹(単純性ヘルペス)―――真菌(カビ)

【 解答:2 】

問題 31
光に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 光速は、媒質の種類で異なり、水中で伝わるときが最も早い。
  2. 姿見で全身を映すには、鏡と人の距離には関係なく、身長と同じ長さの鏡を必要とする。
  3. 平面鏡を用いれば、鏡に映る照明の反射光の分だけ照度が増し、明るくなる。
  4. 蛍光灯のような光を出す光源の明るさを、照度という。

【 解答:3 】

問題 32
紫外線に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 紫外線は、物体に吸収されてその温度を高める熱作用があり、熱線ともいわれる。
  2. 紫外線は、窓ガラスを透過するので、ガラス戸の内側でもH光消毒は可能である。
  3. 紫外線には、皮膚でケラチンを形成する作用がある。
  4. 紫外線の化学作用は、殺菌効果があるので、殺菌灯としても使用される。

【 解答:4 】

問題 33
物質と化学結合に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
  1. アルミニウム―――イオン結合
  2. 水―――共有結合
  3. 水素―――水素結合
  4. 塩化カルシウム―――金属結合

【 解答:2 】

問題 34
酸化剤と還元剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 過酸化水素水は、ヘアブリーチ剤や染毛剤などに酸化剤として用いられる。
  2. チオグリコール酸は、パーマネントウェーブ用剤の第1剤(1液)に配合され、毛髪のケラチンのシスチン結合を還元して切断する。
  3. システインは、パーマネントウェーブ用剤の第2剤(2液)に配合され、毛髪の切断されたシスチン結合を再結合する。
  4. 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、還元作用があるので、金属製品や動物性繊維の布地の消毒に適している。
  1. aとb
  2. bとc
  3. cとb
  4. aとd

【 解答:1 】

問題 35
香粧品に用いられる色材に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 酸化亜鉛や酸化チタンは、体質顔料である。
  2. カオリンやマイカは、光輝顔料である。
  3. 酸化クロムやグンジョウは、着色顔料である。
  4. B‐カロチンは、タール色素である。

【 解答:3 】

問題 36
高分子化合物に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
  1. 天然高分子化合物(植物系)―――アラビアゴム
  2. 天然高分子化合物(動物系)―――コラーゲン
  3. 半合成高分子化合物―――カルポキシメチルセルロース(CMC)
  4. 合成高分子化合物―――キトサン

【 解答:4 】

問題 37
香粧品原料とその効果に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
  1. パラオキシ安息香酸エステル―――日やけ防止効果
  2. 陽イオン界面活性剤の第4級アンモニウム塩―――毛髪の帯電防止効果
  3. 高級アルコール系合成洗剤―――シャンプー剤の洗浄効果
  4. ヒアルロン酸ナトリウム塩―――保湿効果

【 解答:1 】

問題 38
次の高分子化合物とそれを構成する単位低分子の組合せのうち、正しいものはどれか。
  1. ケラチン―――アミノ酸
  2. デンプン―――イソプレン
  3. ポリエチレン―――エタノール
  4. セルロース―――グリセリン

【 解答:1 】

問題 39
次の香粧品のうち、医療部外品として規制されているものの組合せはどれか。
  1. サンスクリーン剤
  2. 染毛剤
  3. パーマネントウェーブ用剤
  4. アストリンゼントローション
  1. aとb
  2. bとc
  3. cとb
  4. aとd

【 解答:2 】

問題 40
制汗・脱臭剤による体臭の防止方法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 殺菌剤により微生物の発育・活動を抑制する。
  2. キレート剤を用いて金属イオンを封鎖する。
  3. 収れん剤を用いて発汗を抑制する。
  4. 香料を利用して悪臭をマスキングする。

【 解答:2 】

問題 41
顔部の部位に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 上眼瞼は、眼球の下に位置する。
  2. 口角は、人中の上に位置する。
  3. 眉間は、左右の眉毛の中間に位置する。
  4. 鼻唇溝は、鼻根から口角につながる溝である。

【 解答:3 】

問題 42
次の技術のうち、遠赤外線を利用すると大きな促進効果が期待できるものはどれか。
  1. ヘアトリートメント
  2. ヘアシャンプーイング
  3. ヘアカッティング
  4. ヘアカーリング

【 解答:1 】

問題 43
スキャンプトリートメントに関する次の記述のうち、化学的な方法に該当するものはどれか。
  1. ヘアトニック、スキャンプトリートメント剤などを使用し、頭皮及び毛髪の生理機能を健康に保持する方法
  2. スチームタオルやヘアスチーマーなどの湿熱、あるいは遠赤外線などの温熱を利用する方法
  3. スキャンプマッサージによる方法
  4. ブラシを使用する方法

【 解答:1 】

問題 44
カット技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. セイムレングスカットじゃ、毛髪が自然に落ちる位置にパネルをシェーブし、全てを同一線上で切るカット技法である。
  2. ワンレングスカットは、パネルを頭皮に対して直角に引き出し、全体をほぼ同じ長さにするカット技法である。
  3. グラデーションカットは、パネルをダウンシステムでシェーブし、最も長い毛髪の部分がボリュームの頂点となる。
  4. レイヤーカットは、頭部の形がそのままヘアスタイルのシルエットとなるのでショートスタイルのカッティングに用いられる。

【 解答:3 】

問題 45
パーマネントウェーブに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 施術の前の毛髪診断は、パーマネントウェーブの残存状態がよく分かるシャンプー前のドライヘアで判断する。
  2. 吸水性毛は、水分は吸収するが、薬剤をはじくのでパーマネントウェーブがかかりにくい。
  3. ワインディングは、作業効率を考えて、パーマネントウェーブのかかりにくい部分から巻き始める。
  4. カラーリングや残存ウェーブがあり、かかりすぎるおそれのある毛髪には、あらかじめ第1剤(1液)を塗布し、薬液の作用をセーブする。

【 解答:3 】

問題 46
図はカールピニングを表したものである。アーブンエンド側から両面打ちに該当するものは、次のうちどれか。
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4

【 解答:4 】

問題 47
ヘアカラーの毛髪のレベルとアンダートーンに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 人の毛髪のメラニン色素には、黄褐色と緑褐色の2種類がある。
  2. アンダートーンとは、毛髪がもつ下地の色みのことをいう。
  3. 毛髪は、メラニン色素の含有量が多いと明るくなる。
  4. 日本人の毛髪のナチュラルレベルは、7前後が多い。

【 解答:2 】

問題 48
ネイル技術に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 爪と爪のまわりの皮膚を健康に美しく保つためのテクニックをネイルケアという。
  2. 上台となるチップを装着して長さを出した後、その上からアクリルやジェルなどで覆い、補強するテクニックをアートチップという。
  3. 人工爪の土台となるフォーム(型)を使用し、アクリルやジェルなどで長さを出すテクニックをナチュラルネイルオーバーレイという。
  4. コンプレッサーとハンドピースを用い、カラーを吹きつけてアートを施すテクニックをエアーブラシという。
  1. aとb
  2. bとc
  3. cとb
  4. aとd

【 解答:4 】

問題 49
ファンデーションの塗布の技法とその説明に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
  1. ノーズシャド―――くまやくすみを目立たなくするため、肌より1~2段階明るい色をおく。
  2. ハイライト―――肌より明るい色の効果(膨張、前進効果)によって、より高さを強調する。
  3. ローライト―――ファンデーションを固定させ崩れにくくし、肌に透明感を出す。
  4. カバーホワイト―――骨格のくぼんでいる部分や陰として強調したい部分に肌より1~2段階程度暗い色のファンデーションをおく。

【 解答:2 】

問題 50
日本髪に関する次の文章の(  )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「調和のとれた日本髪をつくるためには、前髪の張り出しは(A)の高さと同じ線にそろえ、鬢の下端が(B)と同じ位置、(C)の下端は顎の位置にそろえる。」
  1. A:額 -- B:口角 -- C:髱
  2. A:鼻 -- B:口角 -- C:髷
  3. A:額 -- B:鼻翼 -- C:髷
  4. A:鼻 -- B:鼻翼 -- C:髱

【 解答:4 】


B!