FP3級(ファイナンシャルプランナー 3級)試験について

  • 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下、3級FP技能検定)は、厚生労働大臣より職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき指定試験機関の 指定を受けて、実施する国家検定です。
  • 3級FP技能検定は、学科試験と実技試験にて実施されます。
  • 学科試験と実技試験は同日に実施され、両方を受検することができます。
  • 学科試験と実技試験の(両方)合格者には合格証書が発行され、学科試験あるいは実技試験の一部合格者には一部合格証が発行されます。
  • 学科試験あるいは実技試験の一部合格者には、それぞれの試験が免除される、試験免除制度があります。ただし、一部合格による試験免除には期限 (合格した試験実施日の翌々年度末)がありますので、ご注意ください。3級FP技能士を取得するためには、学科試験と実技試験の両方の合格が必要であり、 3級FP技能検定合格証書の発行をもって、3級FP技能士と認定されます。

試験の範囲

FP3級 試験の試験科目は大きく以下の通りになります。
  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

出題形式

  • ○×試験 30問
  • 三肢択一式試験 30問
  • 計60問

持込み品

筆記用具(HB以上の濃い黒鉛筆、消しゴム)
計算機(下記の各条件に該当するもの1台に限る)
  1. 電源内蔵のもの
  2. 演算機能のみを有するもの
    • 使用可…√、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU))・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、 定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキー
    • 使用不可…関数計算機能〔Σ(シグマ)、log等〕、複利計算・ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、 プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するもの
  3. 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの
  4. 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの
※持ち込んだ計算機が使用禁止計算機に該当する場合、計算機をしまっていただくなど、試験監督者が使用不可の措置を取ることがあります。 持参する計算機の機能につきましては、十分にご注意ください。

※試験会場での筆記用具・計算機の貸出しは、一切行いません。

合格基準

60点満点で36点以上

受験資格

FP業務に従事している者または従事しようとしている者