(前略)「仕事ができる人」と「できない人」のいちばんの違いは何だろうか。私がいろいろな仕事で接してきた「できる人」に共通している特徴は、「自分の能力特性の分析」がうまいということだ。
まず、自分は何が得意で、何が不得意なのかをわかっている。もちろんオールマイティ(注1)にあらゆる仕事をこなす(注2)エリートもいるのだろうが、たいていの人は、「不得意な仕事」 からは上手に逃げている人が、実は「仕事ができる人」と評価されるのだ。
(注2)こなす:処理する
まず、自分は何が得意で、何が不得意なのかをわかっている。もちろんオールマイティ(注1)にあらゆる仕事をこなす(注2)エリートもいるのだろうが、たいていの人は、「不得意な仕事」 からは上手に逃げている人が、実は「仕事ができる人」と評価されるのだ。
(和田秀樹『頭をよくする ちょっとした「習慣術」』による)
(注1)オールマイティ:どんなことも完全にできること(注2)こなす:処理する