内膜と外膜の二重の膜に包まれているのはどれか。

1. 核小体
2. ゴルジ装置
3. リボゾーム
4. ミトコンドリア

【　解答：4　】

胸大動脈の分枝はどれか。

1. 左鎖骨下動脈
2. 肋間動脈
3. 肺動脈
4. 下横隔動脈

【　解答：2　】

椎間円板がないのはどれか。

1. 第1頸椎と大頸椎との間
2. 第7頸椎と大胸椎
3. 第12胸椎と第1腰椎
4. 第5腰椎と仙骨との間

【　解答：1　】

脊髄神経とその走行部位との組合せで正しいのはどれか。

1. 橈骨神経―――手根管
2. 腕神経叢―――斜角筋隙
3. 正中神経―――肘部管
4. 大腿神経―――梨状筋下孔

【　解答：2　】

DNAの塩基配列にしたがって生成されるのはどれか。

1. 糖質
2. 脂質
3. 蛋白質
4. 電解質

【　解答：3　】

酸素を多く含む血液が流れているのはどれか。

1. 門脈
2. 肺静脈
3. 腎静脈
4. 上大静脈

【　解答：2　】

ステロイドホルモンはどれか。

1. アドレナリン
2. インスリン
3. エストロゲン
4. オキシトシン

【　解答：3　】

動筋の関節運動と逆の動きをする筋はどれか。

1. 中和筋
2. 拮抗筋
3. 共同筋
4. 固定筋

【　解答：2　】

外因と疾患との組合せで正しいのはどれか。

1. アスベスト―――悪性中皮腫
2. サリドマイド―――スモン(亜急性脊髄視神経傷害)
3. プリオン―――骨軟化症
4. 有機水銀―――アザラシ肢症

【　解答：1　】

基本的人権のうち、生存権にかかわる日本国憲法第25条に規定された以下の条文の（　　）にあてはまるのはどれか。「すべて国民は、（　　）な最低限度の生活を営む権利を有する。」

1. 基本的
2. 無差別平等
3. 健康で文化的
4. 身体的、精神的、社会的

【　解答：3　】

正しい組合せはどれか。

1. 成文法―――判例法
2. 不文法―――条例
3. 公法―――柔道整復師法
4. 私法―――行政法

【　解答：3　】

徒手筋力テストで若干の抵抗に 打ち勝って完全に運動できる筋力の表示はどれか。

1. N・正常
2. G・優
3. F・良
4. P・可

【　解答：2　】

パーキンソン(Parkinson)病にみられる歩行異常はどれか。

1. はさみ状歩行
2. 突進歩行
3. 失調性歩行
4. 間欠性跛行

【　解答：2　】

体表から触知できない関節はどれか。

1. 環軸関節
2. 胸鎖関節
3. 手根中手関節
4. 仙腸関節

【　解答：1　】

循環血液量異常によるショックの症状で誤っているのはどれか。

1. 冷汗
2. 呼吸不全
3. 顔面紅潮
4. 脈拍触知不能

【　解答：3　】

脆弱性骨折で頻度が高いのはどれか。

1. 鎖骨骨折
2. 上腕骨外科頸骨折
3. 脛骨骨折
4. 踵骨骨折

【　解答：2　】

急性塑性変形が発生しやすい時期はどれか。

1. 幼少児
2. 青年
3. 壮年
4. 老年

【　解答：1　】

青年の骨折治癒に比べて高齢者骨折の治療計画で正しいのはどれか。

1. 固定は長期間行う。
2. 固定力の強度は強固にする。
3. 安静臥床は長期間にする。
4. 運動療法を早期から行う。

【　解答：4　】

骨折の整復法で正しいのはどれか。

1. 近位骨折の長軸方向に牽引する。
2. 捻転転位は最後に整復する。
3. 遠位骨折に近位骨折を合わせる。
4. 屈曲整復法は側方転位に用いる。

【　解答：1　】

脱臼の整復障害でないのはどれか。

1. 筋の弛緩
2. 種子骨の介在
3. 整復支点の骨欠損
4. ボタン穴機構

【　解答：1　】

骨折の治療で正しいのはどれか。

1. 後療法は 固定直後から開始する。
2. 固定は筋萎縮を回復させる。
3. 手技療法は血流を停滞させる。
4. 運動療法は筋力を低下させる。

【　解答：1　】

肋骨骨折に対する屋根瓦状絆創膏固定で正しいのはどれか。

1. 吸気時に貼付する。
2. 正中線を越えないように貼付する。
3. 順次上方に向かって貼付する。
4. 骨折部に限局して貼付する。

【　解答：3　】

上腕骨外科頸骨折で正しいのはどれか。

1. 肩峰下に骨頭を触知する。
2. 三角筋部の膨隆が消失する。
3. 肩峰が突出する。
4. 弾発性固定がみられる。

【　解答：1　】

上腕骨顆上伸展型骨折と肘関節後方脱臼との鑑別に有用なのはどれか。

1. 受傷機序
2. 外観
3. 弾発性固定の有無
4. 末梢神経損傷の有無

【　解答：3　】

骨折線が関節内に及ばないのはどれか。

1. コーレス(Colles)骨折
2. バートン(Barton)骨折
3. ベネット(Bennett)骨折
4. コットン(Cotton)骨折

【　解答：1　】

中手骨頸部に起こるのはどれか。

1. ボクサー骨折
2. ショウファー骨折
3. チロー(Tillaux)骨折
4. ローランド(Roland)骨折

【　解答：1　】

体育の授業中に負傷し、直ちに来所した14歳の肩関節初回脱臼患者に対し、徒手整復後に行う柔道整復師の説明で適切なのはどれか。

1. 数日は様子をみて痛みがなければ治癒とします。
2. 明日からは肩を挙げる運動を積極的に行いましょう。
3. 再発を防ぐ目的で肩伸展位ギプス固定を3週間施行します。
4. 応急的に整復しましたが専門医に診ていただきましょう。

【　解答：4　】

大腿骨頸部内側骨折で誤っているのはどれか。

1. 大転子部を強打して発生することが多い。
2. 多くは内転型骨折である。
3. 患側の転子果長は短縮する。
4. 大腿長軸圧を加えると強い疼痛がみられる。

【　解答：3　】

ラックマンテストで正しいのはどれか。

1. 膝関節完全伸展位で実施する。
2. 陳旧例の評価には不親切である。
3. エンドポイントがなければ陽性と評価する。
4. ハムストリングスを緊張させると評価しやすい。

【　解答：3　】

正しいのはどれか。

1. 中足骨骨幹部骨折は介達外力で発生することが多い。
2. 中足骨骨幹部疲労骨折は第1中足骨に好発する。
3. 第5中足骨基部の裂離骨折は長腓骨筋の急激な収縮により発生する。
4. 第5中足骨近位骨幹部にジョーンズ(Jones)骨折が起こる。

【　解答：4　】

脳脊髄液がくも膜下腔に流出する部位はどれか。

1. 側脳室
2. 室間孔
3. 第三脳室
4. 第四脳室

【　解答：4　】

中胚葉から分化するのはどれか。

1. 表皮
2. 腎臓
3. 膵臓
4. 脊髄

【　解答：2　】

上肢帯の骨に起始し、上腕骨に停止する筋はどれか。

1. 大菱形筋
2. 棘下筋
3. 小胸筋
4. 僧帽筋

【　解答：2　】

血管および神経の走行部位で正しいのはどれか。

1. 筋皮神経は上腕骨外科頸に沿って走行する。
2. 上腕動脈は上腕骨の後面を通る。
3. 大腿動脈は上腕骨頸に沿って走行する。
4. 尺骨神経は上腕骨内側上顆の後面を通る。

【　解答：4　】

股関節で誤っているのはどれか。

1. 臼状関節である。
2. 関節円板がある。
3. 大腿骨頭靱帯がある。
4. 大腿骨頭には骨頭窩がある。

【　解答：2　】

腸脛靱帯に停止する筋はどれか。

1. 大殿筋
2. 中殿筋
3. 小殿筋
4. 腸腰筋

【　解答：1　】

腱索をもつ弁はどれか。2つ選べ。

1. 大動脈弁
2. 肺動脈弁
3. 僧帽弁
4. 三尖弁

【　解答：34　】

外頸動脈の起始部からの最初の分枝はどれか。

1. 上甲状腺動脈
2. 舌動脈
3. 顔面動脈
4. 甲状頸動脈

【　解答：1　】

静脈で正しいのはどれか。

1. 精巣静脈は左右ともに下大静脈へ流入する。
2. 右肋間静脈は奇静脈へ流入する。
3. 腕頭静脈は右のみに存在する。
4. 大伏在静脈は膝窩静脈へ流入する。

【　解答：2　】

脾臓で誤っているのはどれか。

1. 腹腔の左上部にある。
2. 横隔膜と接する。
3. 脾静脈は脾門から入る。
4. 腹膜後器官である。

【　解答：4　】

消化管で正しいのはどれか。

1. 食道の筋層には横紋筋がない。
2. 胃体の下端部を胃底という。
3. 十二指腸空腸曲にはトライツ靱帯がある。
4. 回腸にはオッディ括約筋がある。

【　解答：3　】

小弯側にあるのはどれか。

1. 短胃動脈
2. 右胃動脈
3. 右胃大網動脈
4. 左胃大網動脈

【　解答：2　】

腸間膜を有するのはどれか。

1. 十二指腸
2. 上行結腸
3. Ｓ状結腸
4. 直腸

【　解答：3　】

気管の分岐レベルはどれか。

1. 第6～7頸椎
2. 第2～3胸椎
3. 第4～5胸椎
4. 第6～7胸椎

【　解答：3　】

正しいのはどれか。

1. 気管支動脈は肺の栄養血管である。
2. 肺動脈には動脈血が流れる。
3. 気管支静脈は上大静脈へ流入する。
4. 肺静脈は右心房へ流入する。

【　解答：1　】

ゲロータ筋膜に包まれるのはどれか。

1. 副腎
2. 脾臓
3. 膵臓
4. 卵巣

【　解答：1　】

正しいのはどれか。

1. 尿細管は毛細血管によって取り巻かれる。
2. 糸球体傍細胞は輸出細動脈の血管壁にある。
3. 緻密斑はレニンを分泌する。
4. 腎小体は糸球体と尿細管で構成される。

【　解答：1　】

テストステロンを分泌するのはどれか。

1. ルテイン細胞
2. パネート細胞
3. セルトリ細胞
4. ライディッヒ細胞

【　解答：4　】

卵巣で正しいのはどれか。

1. 原始細胞は全て成熟細胞になる。
2. 卵巣の際に卵子は卵管内に放出される。
3. 卵巣動脈は内腸骨動脈の枝である。
4. 黄体は排卵後に形成される。

【　解答：4　】

近接している内分泌器官の組合せで正しいのはどれか。

1. 下垂体―――松果体
2. 甲状腺―――上皮小体
3. 副腎―――膵臓
4. 腎臓―――卵巣

【　解答：2　】

膵島(ランゲルハンス島)の分布で正しいのはどれか。

1. 膵臓の頭部に多い。
2. 膵臓の体部に多い。
3. 膵臓の尾部に多い。
4. 膵臓全体に一様に分布している。

【　解答：3　】

脳の被膜でないのはどれか。

1. 硬膜
2. 漿膜
3. くも膜
4. 軟膜

【　解答：2　】

運動性失語症と関連するのはどれか。

1. ブローカ中枢
2. ウェルニッケ中枢
3. 海馬
4. レンズ核

【　解答：1　】

大脳脚があるのはどれか。

1. 延髄
2. 中脳
3. 間脳
4. 大脳髄質

【　解答：2　】

頸動脈小体および頸動脈洞に関わる脳神経はどれか。

1. 三叉神経
2. 顔面神経
3. 舌咽神経
4. 副神経

【　解答：3　】

デルマトームで誤っているのはどれか。

1. 前頸部はＣ2支配である。
2. 母指はＣ6支配である。
3. 臍のレベルはＴ10支配である。
4. 足の小指はＳ1支配である。

【　解答：1　】

光が角膜から網膜に達するまでの経路で正しいのはどれか。

1. 角膜→水晶体→硝子体→眼房→網膜
2. 角膜→水晶体→眼房→硝子体→網膜
3. 角膜→眼房→水晶体→硝子体→網膜
4. 角膜→硝子体→眼房→水晶体→網膜

【　解答：3　】

嗅覚系で正しいのはどれか。

1. 嗅細胞は脳内にある。
2. 嗅細胞の先端は自由神経終末である。
3. 嗅神経は篩骨の篩板を通る。
4. 嗅神経は嗅索内の神経細胞とシナプス接合をする。

【　解答：3　】

体表から拍動を触れるのはどれか。

1. 椎骨動脈
2. 舌動脈
3. 外腸骨動脈
4. 後脛骨動脈

【　解答：4　】

皮膚線状の形成に関与しないのはどれか。

1. 妊娠
2. 肥満
3. 成長
4. 静脈瘤

【　解答：4　】

細胞膜の機能でないのはどれか。

1. ホルモンの情報受容
2. 電子伝達系
3. ナトリウムポンプ
4. 脂質の拡散

【　解答：2　】

膠質浸透圧を生じるのはどれか。

1. グルコース
2. ナトリウムイオン
3. バゾプレッシン
4. アルブミン

【　解答：4　】

寿命を終えた赤血球を破壊する主な臓器はどれか。

1. 脾臓
2. 骨髄
3. 心臓
4. 腎臓

【　解答：1　】

左心房の駆出期に認められるのはどれか。

1. 大動脈弁は開いている。
2. 心室内容積は変化しない。
3. 心電図上でP派がみられる。
4. 心室内圧は最も低くなる。

【　解答：1　】

運動時に血流量が減少するのはどれか。

1. 肝臓
2. 心臓
3. 肺
4. 骨格筋

【　解答：1　】

吸息時に起こらないのはどれか。

1. 胸膜腔内圧の陽圧化
2. 横隔膜の収縮
3. 肺胞壁弾性力の増大
4. 肺胞内の陰圧化

【　解答：1　】

ヘーリング-ブロイエル反射で正しいのはどれか。

1. 求心性末梢神経は舌咽神経である。
2. 反射中枢は視床下部である。
3. 反射的に吸息が増強する。
4. 受容器は肺伸展受容器である。

【　解答：4　】

糖質摂取後に血中濃度が低下するのはどれか。

1. 乳酸
2. グルコース
3. インスリン
4. グルカゴン

【　解答：4　】

呼吸商はどれか。

1. 酸素摂取量／酸素消費量
2. 二酸化炭素排出量／酸素消費量
3. 呼息にかかる時間／吸息にかかる時間
4. 運動開始時の酸素不足／運動後に返済される酸素負債

【　解答：2　】

胃酸の分泌を抑制するのはどれか。

1. アセチルコリン
2. ガストリン
3. セクレチン
4. ヒスタミン

【　解答：3　】

肝臓の役割で誤っているのはどれか。

1. 血液凝固因子を生成する。
2. Tリンパ球の成熟の場となる。
3. グルコースからグリコーゲンを合成する。
4. グリコーゲンを分解してグルコースを産生する。

【　解答：2　】

発熱状態から解熱する際にみられるのはどれか。

1. ふるえ
2. 立毛筋の収縮
3. 皮膚血管の拡張
4. アドレナリンの分泌増加

【　解答：3　】

腎動脈血と腎静脈血の間で最も濃度変化の大きい物質はどれか。

1. クレアチニン
2. ナトリウムイオン
3. アルブミン
4. カルシウムイオン

【　解答：1　】

下垂体前葉ホルモンはどれか。

1. オキシトシン
2. サイロキシン
3. ノルアドレナリン
4. プロラクチン

【　解答：4　】

糖質コルチコイドの作用はどれか。

1. 炎症促進
2. グリコーゲンの合成抑制
3. 蛋白質合成促進
4. 糖取り込み抑制

【　解答：4　】

閉経によって上昇するホルモンはどれか。

1. エストロゲン
2. 糖質コルチコイド
3. ゴナドトロピン
4. バゾプレッシン

【　解答：3　】

ビタミンDの活性化に重要な太陽光線はどれか。

1. 紫外線
2. 赤外線
3. 可視光線
4. エックス線

【　解答：1　】

カルシウムの生理作用で誤っているのはどれか。

1. 筋肉収縮
2. 止血促進
3. 脱分極の発生
4. 浸透圧維持

【　解答：4　】

伝導速度が最も速いのはどれか。

1. 痛覚の求心性線維
2. 筋紡錘の求心性線維
3. 温覚の求心性線維
4. 触覚の求心性線維

【　解答：2　】

姿勢反射のうち脊髄反射はどれか。

1. 前庭迷路反射
2. 陽性支持反射
3. 立ち直り反射
4. 踏み直り反射

【　解答：2　】

無酸素的な筋肉の収縮で起こるのはどれか。

1. グリコーゲンの蓄積
2. ミトコンドリアの機能促進
3. 乳酸の生成
4. 筋蛋白の生成

【　解答：3　】

核鎖線維で正しいのはどれか。

1. 筋紡錘の中に存在する。
2. 線維の両端に多くの核が集まっている。
3. 線維の中央部は収縮が起こらない。
4. 錐外筋線維と直列に並んでいる。

【　解答：3　】

感覚受容器が自由神経終末でないのはどれか。

1. 触圧覚
2. 温覚
3. 冷覚
4. 痛覚

【　解答：1　】

身体の平衡に関係しない感覚情報はどれか。

1. 視覚
2. 聴覚
3. 前庭感覚
4. 足底部の触圧覚

【　解答：2　】

女性の性分化で誤っている組合せはどれか。

1. 生殖隆起―――卵巣
2. ウォルフ管―――子宮
3. 生殖結節―――陰核
4. 尿道ヒダ―――小陰唇

【　解答：2　】

力の単位で誤っているのはどれか。

1. 力の重力単位は質量1kgの物体に作用する地球の引力を1kgwという。
2. 力の重力単位の測定には足底場所の指定が必要となる。
3. 力の(絶対)単位にはニュートン(N)が用いられる。
4. 力の(絶対)単位ダイン(dyn)はMKS単位である。

【　解答：4　】

多軸性関節でないのはどれか。

1. 肩関節
2. 手根間関節
3. 股関節
4. 距腿関節

【　解答：4　】

下肢の運動に関与する大脳皮質はどれか。

1. 頭頂葉前上部
2. 前頭葉後上部
3. 後頭葉下部
4. 側頭葉上部

【　解答：2　】

頭部を体幹に対して回旋させると顔面の向いた側の四肢が伸展し、後頭側の四肢が屈曲した姿勢になるのはどれか。

1. モロー反射
2. 交差性伸展反射
3. 非対称性緊張性頸反射
4. 対称性緊張性頸反射

【　解答：3　】

随意運動で正しいのはどれか。

1. 運動プログラムとは活動する筋群名をいう。
2. 随意運動ではまず意思の発動がある。
3. 体性感覚は運動プログラムに関与しない。
4. 姿勢保持に運動プログラムは関与しない。

【　解答：2　】

呼吸筋と脊髄レベルとの組合せで誤っているのはどれか。

1. 横隔膜―――第9胸髄～第11胸髄
2. 肋骨挙筋―――第8頸髄～第11胸髄
3. 胸横筋―――第2胸髄～第6胸椎
4. 外肋間筋―――第1胸髄～第11胸髄

【　解答：1　】

肩甲骨に付着しないのはどれか。

1. 大胸筋
2. 前鋸筋
3. 上腕二頭筋
4. 上腕三頭筋

【　解答：1　】

姿勢保持で正しいのはどれか。

1. 脊椎が後方へ曲がるように働く重力に対抗し脊柱起立筋群が活動する。
2. 立位姿勢では抗重力筋が働き左右動揺が起こる。
3. 踏み直り反射の感覚受容器は前庭迷路である。
4. 視覚は姿勢制御に関与しない。

【　解答：3　】

上肢運動の発達で、目的物に手を伸ばしてつかみ手から手へ持ちかえることができるようになる時期はどれか。

1. 3か月
2. 6か月
3. 1歳6か月
4. 2歳

【　解答：2　】

歩行で正しいのはどれか。

1. 一側の踵が接地して次に同側の踵が接地するまでの動作を1歩という。
2. 1歩の距離を歩隔という。
3. 単位時間あたりの歩行距離を歩行率という。
4. 踏み出した足の長軸と進行方向のなす角度を足角という。

【　解答：4　】

誤っている組合せはどれか。

1. 電子顕微鏡観察―――遺伝子配列の同定
2. 免疫染色(免疫組織化学)―――タンパク質局在の探索
3. 分子生物学的方法/ISH―――メッセンジャーRNAの同定
4. ヘマトキシリン･エオジン―――組織構造の観察

【　解答：1　】

誤っている組合せはどれか。

1. 脂肪肝―――適応障害
2. 尿毒症―――代謝異常
3. アレルギー―――免疫異常
4. ショック―――循環障害

【　解答：1　】

女性より男性に頻度が高い疾患はどれか。

1. 関節リウマチ
2. 骨粗鬆症
3. 胆石症
4. 痛風

【　解答：4　】

アルコール性肝障害でみられるのはどれか。

1. アミロイド変性
2. 硝子滴変性
3. 脂肪変性
4. フィブリノイド変性

【　解答：3　】

壊死で正しいのはどれか。

1. 乾酪壊死は融解壊死に属する。
2. 脳梗塞では凝固壊死がみられる。
3. ガス壊疽は壊死組織への腐敗菌感染による。
4. 壊死による組織欠損は修復されない。

【　解答：3　】

誤っているのはどれか。

1. うっ血は静脈血の還流障害によって起こる。
2. 肝うっ血では小葉辺緑帯にうっ血が強い。
3. 肺うっ血は左心不全によって起こる。
4. 肝硬変で門脈圧は亢進する。

【　解答：2　】

誤っているのはどれか。

1. 多血症では血栓形成が起こりやすい。
2. 静脈血栓症の好発部位は上肢の静脈である。
3. 血栓は血流が緩流な部分で形成しやすい。
4. 播種性血管内凝固症候群ではフィブリン微小血栓の形成がみられる。

【　解答：2　】

創傷治癒過程の出現順序で正しいのはどれか。

1. 肉芽形成→瘢痕→線維化
2. 線維化→瘢痕→肉芽形成
3. 肉芽形成→線維化→瘢痕
4. 線維化→肉芽形成→瘢痕

【　解答：3　】

正しい組合せはどれか。

1. ジフテリア菌―――出血性炎
2. 結核菌―――ゴム腫
3. らい菌―――肉芽腫性炎
4. 淋菌―――乾酪壊死

【　解答：3　】

Ⅳ型アレルギー(遅延型過敏反応)はどれか。

1. 花粉症
2. Rh不適合輸血
3. ツベルクリン反応
4. 血清病

【　解答：3　】

悪性腫瘍の特徴で誤っているのはどれか。

1. 過形成
2. 自律性増殖
3. 組織破壊
4. 悪液質

【　解答：1　】

関連性の低い組合せはどれか。

1. ヘリコバクター･ピロリ菌―――胃癌
2. α-フェトプロテイン―――肝癌
3. 癌胎児性抗原―――大腸癌
4. エプスタイン･バーウイルス―――子宮頸部癌

【　解答：4　】

常染色体優性遺伝を示す疾患はどれか。

1. 緑赤色盲
2. 家族性大腸ポロポーシス
3. ウィルソン病
4. 伴性無ガンマグロブリン血症

【　解答：2　】

地域保健活動を実施する上で、最初に行うのはどれか。

1. 地域のニーズの把握
2. コストベネフィットの評価
3. コストエフェクティブネスの評価
4. 活動の優先順位の決定

【　解答：1　】

誤っている組合せはどれか。

1. 結核の集団検診―――二次予防
2. リハビリテーション―――三次予防
3. ポリオの予防接種―――一次予防
4. 薬の予防内服―――二次予防

【　解答：4　】

誤っているのはどれか。

1. 生後1年未満の死亡を乳児死亡という。
2. 生後4週未満の死亡を早期新生児死亡という。
3. 死産は人工死産と自然死産とに分けられる。
4. わが国の妊産婦死亡率はこの60年間で著しく改善した。

【　解答：2　】

学校保健で正しいのはどれか。

1. 校長は学校保健活動の計画を策定する。
2. 教職員は定期健康診断の対象外である。
3. 学校薬剤師は学校環境の衛生検査を行う。
4. 学校医は学校伝染病に罹っている者の出席を停止する。

【　解答：3　】

職業病に関する要因と疾患との組合せで誤っているのはどれか。

1. 手持ち振動工具―――白ろう病
2. 鉱物性粉じん―――じん肺
3. カドミウム―――白血病
4. VDT作業―――頸肩腕障害

【　解答：3　】

介護保険制度で正しいのはどれか。

1. 社会保険制度の一つである。
2. 一号被保険者は40歳以上の者である。
3. 要介護認定は都道府県が行う。
4. 被保険者は無料ですべてのサービスを利用できる。

【　解答：1　】

経胎盤感染により胎児に白内障、先天性心疾患、難聴などを起こすのはどれか。

1. 麻疹
2. 風疹
3. B型肝炎
4. 梅毒

【　解答：2　】

感染源対策はどれか。

1. 手洗い
2. 予防接種
3. 患者の隔離
4. コンドーム使用

【　解答：3　】

正しいのはどれか。

1. 防腐は微生物を死滅させて腐敗を防ぐ。
2. 殺菌はすべての微生物を死滅させて除去する。
3. 滅菌は生体に有害な病原微生物だけを殺滅または減少させる。
4. 消毒は人体に有害な病原微生物を選択的に減少または死滅させる。

【　解答：4　】

喫煙による屋内の空気感染に関連する物質でないのはどれか。

1. 一酸化炭素
2. 窒素酸化物
3. 浮遊粒子状物質
4. 光化学オキシダント

【　解答：4　】

水道法による水質基準で検出されてはならないのはどれか。

1. 酸化物イオン
2. 硫酸態(性)および亜硫酸態(性)窒素
3. 大腸菌
4. 遊離残留塩素

【　解答：3　】

廃棄物処理の理念で「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に規定されていないのはどれか。

1. 再生の抑制
2. 処理施設の確保
3. 適正処理な確保
4. 廃棄物の減量化

【　解答：1　】