介護福祉士 過去問 第23回の問題と解答を全問題表示しています。
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- ノーマライゼーションとは、障害者や高齢者などの支援を必要とする人々を訓練して、できるだけ援助なしに生活できるようにすることである
- ナショナル・ミニマムとは、国が社会保障その他の公共政策によって国民に保障する最低生活水準をいう。
- リハビリーテーションとは、障害者の生活や行動の妨げとなる物理的な障壁を取り除き、行動の自由を確保しようとすることである。
- ワーク・シェアリングとは、仕事と生活のバランスのとれた人生を実現することにより、男女共同参画の促進を図るものである。
- ジェンダーとは、男女の生物的な差異に着目し、性別による区分のあり方を考えるものである。
【 解答:2 】
- 福祉ニーズとは、公的なサービスで充足されるニーズである。
- 貨幣的ニーズとは、介護や保育などのサービスの給付で充足されるニーズである。
- 非貨幣的ニーズとは、生活保護のうちの金銭の給付で充足されるニーズである。
- 顕在的ニーズとは、その存在を本人が自覚しているニーズである。
- 潜在的ニーズとは、その存在が明らかになっているニーズである。
【 解答:4 】
- ホームレスとは、就労しているにもかかわらず、生活保護の最低生活費に満たない生活を営む人々である。
- ワーキングプアとは、都市公園、河川、道路などの施設を起居の場として、日常生活を営んでいる者である。
- 生活保護の受給者は、平成8年度以降、今日まで増加傾向にある。
- 生活保護の生活扶助では、廃止された老齢加算が平成21年年度に復活した。
- 生活保護の実施期間は、市町村社会福祉協議会である。
【 解答:3 】
- 「恤救規則」(明治7年)は、国家責任の理念に基づいた救貧対策である。
- 民生委員制度の前進は、大正期、泉橋慈善病院に配置された婦人相談員である。
- 「救護法」には、現在の日本国憲法第25条における生存権規定の根拠となった原理が示されている。
- 連合軍総司令部(GHQ)による「社会救済に関する覚書(SCAPIN775)」(昭和21年)では、「無差別平等」などの原則が示されている。
- 堀木訴訟は、生存権規定や生活保護基準のあり方に大きな影響を与え「人間裁判」と称された。
【 解答:4 】
- 生活支援員は家庭裁判所が選任する。
- 家族がいない場合は、市町村長が家庭裁判所への利用申立てを行うことができる。
- 本人の契約内容について裁判できる能力がなくても、家族との契約により利用することができる。
- 利用者の財産処分や契約は、利用者に代わって生活支援員が行う。
- 実施主体は、都道府県社会福祉協議会又は指定都市社会福祉協議会である。
【 解答:5 】
- 利用者負担の導入の理由の一つに漏給の防止がある。
- 利用者負担の導入の意義として、限られた資源の効率的な配分や社会的な公正の確保がある。
- 応能負担とは、利用したサービスに応じて負担額を決定するものである。
- 応益負担とは、利用者の負担能力に応じて負担額を決定するものである。
- 児童福祉法の措置制度では応益負担の原則がとられている。
【 解答:2 】
- 国民年金加入者の国民年金基金への加入は任意である。
- 20歳前の障害で障害基礎年金を受給するには、20歳になる前から加入していなければならない。
- 20歳未満の者の加入は任意である。
- 20歳以上の学生の加入は任意である。
- 厚生年金加入は、国民年金の加入者ではない。
【 解答:1 】
- 政府が管掌する制度である。
- 業種や雇用者数にかかわらず、全事業に制度適用される。
- 事業主が保険料を全額負担する。
- 家族を介護するための休業は、給付の対象とならない。
- 60歳以上の者は、給付の対象とはならない。
【 解答:1 】
- 合計特殊出世率とは、婚姻している女性が一生の間に産む子供の数である。
- 生産年齢人口とは、15~64歳の人口である。
- 「人口推計(平成21年10月1日現在)」(総務省)によると、平成21年において、老年人口の割合が最も高い地域は沖縄県である
- 団塊の世代とは、昭和25年から30年の間に生まれた世代である。
- 租税と社会保障負担を合わせた国民負担率は、主要先進国の中で高い水準にある。
【 解答:2 】
- 「高齢者の虐待に関する調査結果」によると、家族等による高齢者虐待は、「身体的虐待」が最も多い。
- 「高齢者の虐待に関する調査結果」によると、家族等による高齢者虐待で、被虐退社から見た続柄では、「夫」、「息子」、「娘」の順に多い。
- 地域包括支援センターは家族介護者への支援事業を実施しなければならない。
- 居宅介護支援における継続的モリタリングは、家族介護者が行う。
- 「国民生活基礎調査」(厚生労働者)によると、同居している主な介護者のうち男性介護者の割合は、平成16年に対して平成19年は減少した。
【 解答:1 】
- 高齢者円滑入居賃貸住宅は、市町村に登録される。
- 高齢者が病気等で入院し家賃の支払いが滞った場合、家主に対して家賃を保証する制度がない。
- 基本方針に、賃貸住宅の整備と保健医療サービス及び福祉サービスを提供する体制の確保について述べられている。
- 高齢者専用賃貸住宅は、有料老人ホーム協会に届け出が必要である。
- 経費老人ホームは、高齢者円滑入居賃貸住宅の指定を受ける事ができる。
【 解答:3 】
- 被保険者になるためには、年齢に関係なく医療保険に加入していることが必要である。
- 被保険者であれば、要介護状態の原因にかかわらず、介護給付を受ける事ができる。
- 同一の被保険者が、施設サービスと介護予防サービスを同時に受ける事ができる。
- 介護費用の利用者負担額は、利用者の所得に応じて決定される。
- 介護保険施設の食費及び居住に要した費用については、所得状況、その他の事情を考慮して給付が行われる。
【 解答:5 】
- 利用できるのは、事業所を指定した市町村の被保険者である。
- 日常生活圏域で展開される居宅サービスのことである。
- 夜間対応型訪問介護は、24時間訪問介護を提供するサービスである。
- 通所介護事業所のうち、一定規模以下のものが地域密着型通所介護として、指定される。
- 認知症対応型共同生活介護は、地域密着型サービスに含まれない。
【 解答:1 】
- 長期間の宿泊を事業の内容としている。
- 居宅介護支援事業者が作成する居宅サービス計画に基づき、利用する。
- 他の事業所の訪問介護を、あわせて利用できる。
- 介護報酬は、月単位の定額である。
- 事業者の指定は、都道府県知事が行う。
【 解答:4 】
- 各市町村に、1か所ずつ置かれることとされている。
- 介護予防サービスを提供しなければならない。
- 居宅介護支援、介護予防支援の指定事業者となることとされている。
- 保健・医療・福祉の総合的な情報提供及び地域における関連機関のネットワークの拠点となる。
- 保健師・介護福祉士・主任介護支援専門員を、専門職種として置くことになっている。
【 解答:4 】
- 管理・運営は、国、市町村・及び一部の民間生命保険会社が行う。
- 70歳以上で現役並みの所得がある者の医療費の本人負担は、3割となる。
- 最も加入者が多いのは、組合管掌健康保険センタである。
- 平成19年度の一人当たり医療費は、約10万円である。
- 患者が医療機関に払う一部負担を、診療報酬という。
【 解答:2 】
- 「高齢社会白書(平成21年版)」(内閣府)によれば、高齢者のグループ活動への参加状況は低下しつつある。
- 「平成21年中における自殺概要資料」(警察庁)によれば、60歳代の自殺の男女比では女性が多い。
- 「平成17年度国勢調査」(総務省)によれば、高齢親族のいる一般世帯の割合は、首都圏や近畿圏で高くなっている。
- 「平成17年度国勢調査」(総務省)によれば、一人暮らし高齢者の男女比では、男性の比率が高い。
- 「福祉行政報告例」によれば、世帯類型別の被保護世帯数は、高齢者世帯が最も多い。
(注)「福祉行政報告例」とは、「平成20年度社会福祉行政業務報告(福祉行政報告例)」(厚生労働省)のことである。
【 解答:5 】
- 看護師は、療養上の世話又は診療の補助を行う。
- 薬剤師は、薬剤の処方を行う。
- 作業療法士は、主として基本的動作能力の回復を目指す。
- 管理栄養士は、調理技術の合理的な発達を図る。
- 柔道整復師は、消炎鎮痛剤などの薬剤の投与を行う。
【 解答:1 】
- じん臓機能障害
- 嗅覚機能障害
- 食道機能障害
- 甲状腺機能障害
- 膵臓機能障害
【 解答:1 】
- 「障害者権利制限」は1960年の国連総会において採択された。
- アジア太平洋地域では、「国連・障害者の十年」と平行して、「アジア太平洋障害者の十年」を推進した。
- 「国連・障害者の十年」の終了後、国連総会において「障害者の機会均等化に関する標準規則」が採択された。
- 「国連障害者年」を契機に、日本では「パラリンピック」(国際身体障害者スポーツ大会)を開催した。
- 「障害者の権利に関する条約」に、日本は署名をしていない。
【 解答:3 】
- 市町村による障害者のための施策に関する基本的な計画策定
- ICF(InternationalClassificationofFunctioning,DisabilityandHealth:国際生活機能分類)の活用
- 啓発・広報活動の推進
- 相談支援体制の充実
- 施設入所の推進
【 解答:5 】
- シャワーチェアー
- 車いす
- 特殊寝台
- 便器
- 褥瘡予防マット
【 解答:2 】
- 胸髄損傷(thoraciccordinjury)は四肢麻痺を伴う。
- 頚髄損傷(cervicalcordinjury)は膀胱直腸障害を伴う。
- 脳性麻痺(cerebralpalsy)は運動障害を伴う。
- 一定程度以上の視野狭窄は視覚障害に含まれる。
- 二分脊椎(spinabifida)は肢体不自由の原因となる。
【 解答:1 】
- 関節痛は単一の関節に起きる。
- 関節のこわばりは夕方に強い。
- 日常生活指導では、関節の保護を重視する。
- 物を持つときは、手・指などの小さな関節を活用する。
- 男性に多い疾患である。
【 解答:3 】
- 薬物乱用者は対象となる。
- 急性期の精神障害者を主な対象とする。
- 作業療法は有効である。
- 集団精神療法は有効である。
- デイケアへの参加は有効である。
【 解答:2 】
- それぞれの職種が専門性を発揮する。
- 他の専門職の業務を理解する。
- 障害に対する共通理解を持つ。
- 各専門職のアプローチを医師が決定する。
- 計画についての共通理解を持つ。
【 解答:4 】
- 連携とは、社会福祉の専門職種間の連携のことである。
- 介護福祉士は、福祉サービス関係者等との連携を保つことが法律で義務とされている。
- 連携とは、利用者に対して各専門職が独自の目標や方針によってサービスを提供する事である。
- 連携は、在宅で生活している利用者を支援する場合に限られたものである。
- 情報の共有は、連携する上で、プライバシーの保護よりも優先される。
【 解答:2 】
- 社会資源とは、人、物、資金、情報、法制度、諸サービス等の総称である。
- 援助者のソーシャールアクションは禁止されている。
- 自己覚知とは、自身の置かれている現状を利用者に自覚させることである。
- 逆転移は、信頼関係を形成する上で有用である。
- 援助者が利用者本人に代わって生活問題を解決する。
【 解答:1 】
- インテークでは、援助者は一方的に質問する。
- アセスメントは、援助者の価値観によって行われる。
- 援助計画は、援助者が利用者の参加を求めずに作成する。
- 終結は、援助者側が判断する。
- 援助者は、援助過程についての振り返りが必要である。
【 解答:5 】
- 県域を単位にしたコミュ二ティづくりを進める。
- 高齢者世帯への訪問介護員による訪問活動を組織化する。
- 地域住民が主体となって「ふれあいサロン」づくりを進める。
- 民生委員が行政に対して「会食サービス」の実施を要請する。
- 行政が住民を組織して、国民年金の保険料の納入推進を図る。
【 解答:3 】
- スーパーバイザー同士が責任をもって相互に援助者としての訓練を行うことである。
- スーパービジョンは事例研究のために開発された方法である。
- スーパービジョンはスーパーバイザーの経験を伝えることで成立する。
- スーパービジョンには教育的機能、管理的機能、援助的(支持的)機能がある。
- 個人へのスーパービジョンはカウンセリングと呼ばれている。
【 解答:4 】
軽度の知的障害があるEさん(50歳、男性)は、高齢の母親(84歳)と生活していた。
母親は肝がん(livercancer)のため入院治療となったことで、相談支援事業所へ相談、障害者自立支援法での居宅介護(週4回)を受けることになり、
M居宅介護従業者(以下、M従業者という。)が担当する事になった。また、それ以外のEさんの日常生活は近くに住む叔母(76歳)が支えていた。
- 親しみを感じさせるために名前をチャン付けで呼ぶように心がける。
- Eさんを知っている相談支援専門員と同行する。
- Eさんへの援助内容は、入院中の母親の意思に従うこととする。
- Eさんの生活歴については、M従業者が直接福祉事務所へ照会する。
- Eさんを気遣って、Eさんから支援に必要な情報を聴かないようにする。
【 解答:2 】
軽度の知的障害があるEさん(50歳、男性)は、高齢の母親(84歳)と生活していた。
母親は肝がん(livercancer)のため入院治療となったことで、相談支援事業所へ相談、障害者自立支援法での居宅介護(週4回)を受けることになり、
M居宅介護従業者(以下、M従業者という。)が担当する事になった。また、それ以外のEさんの日常生活は近くに住む叔母(76歳)が支えていた。
ところが先月母親が死亡、Eさんは精神的に落ち込み、生活リズムも乱れ、食欲も低下し、家に閉じこもることが多くなった。
このようなEさんへのM従業者の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 心配しなくても大丈夫と元気づける。
- まずは食事をするように促す。
- 相談支援事業所へ施設利用を促す依頼の電話をする。
- 本人の表情や言動などは気にせず、家庭援助に専念する。
- Eさんの心身と生活の状態について、本人や叔母から確認する。
【 解答:5 】
軽度の知的障害があるEさん(50歳、男性)は、高齢の母親(84歳)と生活していた。
母親は肝がん(livercancer)のため入院治療となったことで、相談支援事業所へ相談、障害者自立支援法での居宅介護(週4回)を受けることになり、
M居宅介護従業者(以下、M従業者という。)が担当する事になった。また、それ以外のEさんの日常生活は近くに住む叔母(76歳)が支えていた。
ケアカンファレンスにおけるM従業者の対応として、適切なものを一つ選びなさい。
- Eさんが参加を迷っているので、M従業者は出席しない。
- 発言はサービス提供責任者に任せる。
- ケアカンファレンスに記録をすべて提出する。
- EさんへM従業者も参加する事を伝え、出席をするよう誘う。
- Eさんの参加については、叔母には相談しない。
【 解答:4 】
- 「生活のレクリエーション化」とは、主体的な余暇活動の実践のことである。
- レクリエーションとは、グループで実施するゲーム、ソング、ダンスのことである。
- レクリエーションとリハビリテーションの語源は同じで、共に機能回復を意味する。
- 「レクリエーションの生活化」とは、衣食住の生活に快い環境をつくり出すことである。
- レクリエーションとは、楽しみを基盤とする人間性の回復・再創造のことである。
【 解答:5 】
- メンバーの緊急を取り除き、楽しい雰囲気をつくる。
- メンバー同士の働きかけやふれあいを促進する。
- メンバーの仲間意識が形成されるようにする。
- メンバー全員を最後まで参加させる。
- メンバーに合わせてオープングループ、クローズドグループをつくる。
【 解答:4 】
- 難易度は高い方が楽しめる。
- 利用者の活動能力に合わせて難易度を設定する。
- グループ活動の場合は、活動能力の低い人に合わせる。
- 認知症高齢者の場合は、難易度を一律に低くする。
- 活動能力が低い人の難易度は高くする。
【 解答:2 】
介護老人福祉施設で暮らすFさん(88歳、男性)は、1年前に脳梗塞(cerebralnfarction)を患い、軽度の右片麻痺があるが週に1回書道を楽しんでいる。
この書道サークルは、地域ボランティアの手伝いによって運営されており、Fさんとボランティアとの関係も良好である。Fさんは暇をみつけては同室のGさんに書道を勧めていたが、Gさんは乗り気ではない。Fさんの性格は職人気質であり、書道に関しては自分流のやり方にこだわりがある。過去には書道教室の先生をしており、また個展を開いた経験もある。
最近、認知症(dementia)の症状が現れ、部屋に閉じこもるようになり、活動に参加しても時折、半紙の前で動きが止まり、いらいらするようになった。
- 書道以外のレクリエーション財を勧めた。
- 利き手である右手のリハビリに専念するように勧めた。
- Gさんと一緒に書道に参加するように勧めた。
- ボランティアに対してFさんの生活全般の援助を依頼した。
- Fさんの書道に対する想いを聴いた。
【 解答:5 】
介護老人福祉施設で暮らすFさん(88歳、男性)は、1年前に脳梗塞(cerebralnfarction)を患い、軽度の右片麻痺があるが週に1回書道を楽しんでいる。
この書道サークルは、地域ボランティアの手伝いによって運営されており、Fさんとボランティアとの関係も良好である。Fさんは暇をみつけては同室のGさんに書道を勧めていたが、Gさんは乗り気ではない。Fさんの性格は職人気質であり、書道に関しては自分流のやり方にこだわりがある。過去には書道教室の先生をしており、また個展を開いた経験もある。
最近、認知症(dementia)の症状が現れ、部屋に閉じこもるようになり、活動に参加しても時折、半紙の前で動きが止まり、いらいらするようになった。
- 書道に関する思い出話をしながら、書道の援助を行う。
- 手の動きが止まったら、墨が乾く前に書くように声をかける。
- 活動中に席を離れたら、すぐ活動に戻るように促す。
- 他の利用者と同じ墨や半紙を用意する。
- 書道よりも脳に刺激のあるゲームを勧める。
【 解答:1 】
介護老人福祉施設で暮らすFさん(88歳、男性)は、1年前に脳梗塞(cerebralnfarction)を患い、軽度の右片麻痺があるが週に1回書道を楽しんでいる。
この書道サークルは、地域ボランティアの手伝いによって運営されており、Fさんとボランティアとの関係も良好である。Fさんは暇をみつけては同室のGさんに書道を勧めていたが、Gさんは乗り気ではない。Fさんの性格は職人気質であり、書道に関しては自分流のやり方にこだわりがある。過去には書道教室の先生をしており、また個展を開いた経験もある。
最近、認知症(dementia)の症状が現れ、部屋に閉じこもるようになり、活動に参加しても時折、半紙の前で動きが止まり、いらいらするようになった。
- ボランティアが書道サークルの運営を主導する。
- ボランティアが急に休んだ場合、その週の活動を中止する。
- ボランティアの協力を得て、地域の書道展に出展する。
- ボランティアが地域の書道教室への参加を決める。
- ボランティアの人数が減ったので、別に活動に変える。
【 解答:3 】
- エピソード記憶は、自分に起こった出来事や体験に関する記憶である。
- 短期気記憶は一定の時間的経過の後にも想起することができる記憶である。
- 意味記憶は、少ない容量の情報を一時的に保持する記憶である。
- 手続き記憶は、一般的な知識や概念に関する言葉の記憶である。
- 非陳述記憶は、人間の五感により知覚された記憶である。
【 解答:1 】
- 記憶力の低下は、行動や心理に影響を与えない。
- 人との交流ができなくなるので、社会的な役割を持つことは避ける。
- それまでの暮らし方は心理に影響を与えない。
- 出来事全体の記憶力が低下しやすい。
- 施設に入所する場合、それまで使用していたものは持ち込まない。
【 解答:4 】
- 中途失明者は、残存感覚に対する自信を失う。
- 援助者が安全を確認した上で誘導する場合には、多少強引に手を引いてもよい。
- 高齢期に失明しても、大半の人は訓練で単独行動ができるようになる。
- 視覚障害者は音声言語が使えるので、相手との会話には不自由しない。
- 視覚障害者が援助者との会話中に録音を希望するのは、信頼関係ができていないためである。
【 解答:1 】
- 手話は唯一のコミュニケーション手段である。
- 聴能訓練とは、講音指導や文章の読解力の向上のための訓練のことである。
- 言語発達に遅れが生じる。
- 成長とともに視力が聴力の代償となり、視力の機能が高まる。
- 耳元に口を寄せて大声で話をすれば会話ができる。
【 解答:3 】
- 行動が常同的反復的である。
- 認知の発達に遅れがない。
- 男児に多い。
- 青年期から成人期へと症状は持続する傾向が強い。
- 読み書き計算が苦手である。
【 解答:5 】
- ピアカウンセリングでは、心理専門職がカウンセリングを行う。
- アセスメントでは、複数の心理検査を組み合わせることが望ましい。
- 面接における転移とは、日常生活の問題を心に閉じ込めて表現できない状態を指す。
- 系統的脱感作法では、観察学習を重視する。
- 社会生活技能訓練では、家族の感情表出への教育的介入が行われる。
【 解答:2 】
- 虐待は、家族や介護者によってなされることが多い。
- 高齢者本人の財産を不当に処分する行為は、心理的虐待に含まれる。
- 虐待には、高齢者の障害の状況や心理状態に対する介護者の理解不足が関係する。
- 介護者の負担を周囲の者が認め、心労を軽くすることが虐待の予防につながる。
- 高齢者と介護者を社会から孤立させないために、周囲の人々が連携する。
【 解答:2 】
- 過去のことを取り上げるだけではなく、将来につなげる目的がある。
- 話したくないことは無理に引き出さない。
- 言葉だけでなく、写真や絵などの視覚的な刺激を用いる。
- 時間の見当識を高めるために、日付や曜日を確認する。
- 人生の節目の出来事を振り返ることにより生じる感情に注目する。
【 解答:4 】
- 国民健康保険料
- 介護保険の利用者負担
- 食料費
- 家賃
- 借金の返済金
【 解答:1 】
- たんぱく質は、身体の構成成分の約60%を占める。
- たんぱく質は、1gにつき約9Kcalのエネルギーを発生する。
- たんぱく質が不足すると、免疫力が低下する。
- 血中アルブミン量が低いとき、その人の栄養状態は良い。
- 植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質よりアミノ酸価が高い。
【 解答:3 】
- 割ったとき卵黄の盛り上がりがより球に近くなる。
- 濃厚卵白の割合が減る。
- 卵黄膜の強度は変化しない。
- 気室が小さくなる。
- 卵黄の表面が暗緑色になる。
【 解答:2 】
- 出来上がり量に対する米の割合は、七分がゆよりも三分がゆの方が多い。
- かゆは、加熱中によく混ぜることで粘りの弱い粒状になる。
- 五分がゆは、米と水を同量で炊く。
- おもゆは、かゆから飯粒を取り除いた汁のことである。
- 全がゆは、汁の中に飯粒が少量混ざったものである。
【 解答:4 】
- 昆布の表面の白い粉は、洗い流してから使用する。
- 肉はしょうが汁に漬けると、臭みが強くなる。
- ムニエルの魚は小麦粉をまぶすことで、旨味成分の流出が抑えられる。
- さつまいもの芽にはソラニンが多いので、取り除く。
- 青菜を色よくゆでるには、食酢を入れた沸騰水でゆでる。
【 解答:3 】
- おかずは細かく刻む。
- 料理の温度は体温程度にする。
- ご飯はお茶漬けにする。
- みそ汁の具はわかめにする。
- 果汁はゼリー状にする。
【 解答:5 】
- アクリルは毛玉ができやすい。
- ナイロンは熱に強い。
- レーヨンは水に強い。
- ポリエステルは吸湿性が良い。
- ビニロンは弾性に富む。
【 解答:1 】
- 家庭における不慮の事故で亡くなられる高齢者数は、交通事故で亡くなる高齢者より少ない。
- 高齢者の家庭における不慮の事故死因で一番多いものは、「転倒・転落」である。
- 入浴中の事故死は、冬季よりも夏季に多い。
- 住宅では既存、新築とも住宅用火災警報器の設置が義務づけられていない。
- 在宅酸素療法の機器は、火気との距離を2~3m以上離して使用する。
【 解答:5 】
- 頚動脈
- 上腕動脈
- とう骨動脈
- 腕頭動脈
- 後脛骨動脈
【 解答:4 】
- カルシウム
- 鉄
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
【 解答:3 】
- 日本三大死因の一つである。
- 要介護状態の原因疾患として最も多い。
- 脳卒中(stroke)には、脳梗塞(cerebralinfarction)、脳出血(cerebralhemorrhage),くも膜下出血(subarachnoidhemorrhage)が含まれる。
- 脳梗塞の症状として、激しい頭痛が特徴的である。
- 心原性脳梗塞(cardiogeniccerebralembolism)の再発予防にワルファリンが用いられる。
【 解答:4 】
- ヘリコバクター・ピロリ
- カンピロバクター・ジェジュニ
- 腸炎ビブリオ
- ノロウィルス
- A型肝炎ウィルス
【 解答:1 】
- アルコール性肝炎(alcoholichepatitis)
- 薬剤性肝炎(drug-inducedhepatitis)
- 胆汁うっ滞性肝炎(cholestatichepatitis)
- B型肝炎(hepatitisB)
- C型肝炎(hepatitisC)
【 解答:5 】
- 頻尿
- 発熱
- 尿混濁
- 排尿痛
- 細菌尿
【 解答:2 】
- うつ病(depression)
- 高中性脂肪血症(hypertriglyceridemia)
- B型肝炎
- 気管支喘息(bronchialasthma)
- 骨粗鬆症(osteoporosis)
【 解答:2 】
- 空腹時血糖値
- 血中インスリン値
- 血中コレステロール値
- 血中ヘモグロビンAlc値
- 食後2時間血糖値
【 解答:4 】
- 骨量が増加する。
- 低身長化がみられる。
- 骨折しやすい。
- 脊柱の変形がみられる。
- 高齢者に多い。
【 解答:1 】
- 白内障(cataract)では、眼圧が上昇する。
- 加齢黄斑変性症(age-relatedmaculardegeneration)は、手術で治癒する。
- 網膜中心動脈閉塞症(centralretinalarteryocclusion)では、突発的に視力が低下する。
- 老人性難聴(presbycusis)では、特に低音域の聴力が低下する。
- 味覚障害により、苦味を強く感じる。
【 解答:3 】
- 医師又は歯科医師ではない者は管理者になることはできない。
- 10床以上の入院設備を有することはできない。
- 入院は48時間以内が原則である。
- 開設には厚生労働大臣の許可が必要である。
- 複数の診療科を標榜することはできない。
【 解答:1 】
- 主治医は「地域医療支援病院」の医師でなければならない。
- 保健所は在宅で療養する患者の個別支援を行うことはない。
- 静脈注射は医師でなければ行えない。
- 在宅での緩和ケアは保険診療の対象外である。
- 24時間対応可能な在宅療養支援診療所が制度化されている。
【 解答:5 】
- 電話相談サービスは存在しない。
- 年間自殺者は1998年から1万人程度で推移している。
- ここ数年は、中年女性の自殺者数の増加が著しい。
- 自殺者の90%はうつ病(depression)に罹患している。
- 男性では20歳代より50歳代の自殺率が高い。
【 解答:5 】
- 小児自閉症(childhoodautism)では興味の限局(こだわり)は見られない。
- 学習障害(learningdisorder)では全般的な知的発達に遅れが見られる。
- チック障害(ticdisorder)は女児よりも男児に多い。
- 知的障害(精神遅滞)(mentalretardation)は知能指数50未満を指す。
- 多動性障害(hyperkineticdisorder)は7歳以下では発症しない。
【 解答:3 】
- 発症が急激である。
- 症状が可逆的である。
- 意識が清明である。
- 薬剤が誘因となる。
- 夜間に悪化する。
【 解答:3 】
- 措置入院患者の入院時には2人以上の精神保健指定医の診察を必要とする。
- 障害者自立支援法における精神通院医療の利用者負担率は30%である。
- 「医療観察法」による入院の決定は検察官と精神科医各1名による合議体である。
- 措置入院患者等の適正医療を審査する精神医療審査会は保健所に設置されている。
- 応急入院では保護者の同意なしに1週間を限度に入院させることができる。
(注)「医療観察法」とは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
【 解答:1 】
- 認知症(dementia)のある利用者の場合、家族の意思決定を優先する。
- 嫌いな食べ物がある利用者の場合、好きな食べ物と一緒に混ぜる。
- 居室で排泄介助が必要な利用者の場合、カーテンを閉める。
- 何度も同じことを言う利用者の場合、「前にも聞きました」と対応する。
- 車いすから立ち上がることが多い利用者の場合、Y字体を着ける。
【 解答:3 】
- 個人差は小さい。
- 薬の副作用は出にくい。
- 合併症は起こりにくい。
- 老化と疾病の区別は難しい。
- 症状は定型的である。
【 解答:4 】
- 情報は、多角的な視点で収集する。
- アセスメントでは、利用者の生活上の課題を明らかにする。
- 目標の設定に当たっては、一人一人の生活習慣や価値観を尊重する。
- 実行可能な介護計画を立案する。
- 利用者の状況が変わっても、当初の目標を達成するまで計画を継続する。
【 解答:5 】
初めて訪問した訪問介護員の対応として、適切なものを一つ選びなさい。
- 「最後まで頑張りましょう」と夫を励ました。
- 間違ったやり方はその場で指摘した。
- 夫婦の口論を聞いて夫の味方をした。
- 夫の介護方法を尊重した。
- 妻の施設入所を勧めた。
【 解答:4 】
- 管理栄養士がサービス担当者会議を招集した。
- 理学療養士が筋力測定をした。
- 看護師が服薬指導をした。
- 介護支援専門員が居宅サービス計画を作成した。
- 言語聴覚士が嚥下訓練を行った。
【 解答:1 】
- 要支援の人に対する介護予防を目指す。
- 居宅生活への復帰を目指す。
- 短期入所生活介護を行う。
- 急性期リハビリテーションを行う。
- 長期の療養を必要とする人に日常生活の介護を行う。
(注)「介護老人保健施設の運営基準」とは,「介護老人保健施設の人員,施設及び設備並びに運営に関する基準」のことである。
【 解答:2 】
- 手洗いを励行する。
- うがいを励行する。
- 部屋の湿度を20%に保つ。
- 睡眠・休養をとる。
- 予防接種を受ける。
【 解答:3 】
- どんな状況下でも身体拘束は禁止されている。
- 事故が起きても、家族には知らせなくて良い。
- 事故が発生した場合の報告は都道府県知事に行う。
- 予防マニュアルに従えば事故は起きない。
- 予防のため,過去のヒヤリ・ハット事例を参考にする。
【 解答:5 】
- 「散歩に行きますか、それとも買い物ですか」
- 「気掛かりなことはなんですか」
- 「お部屋の明るさはちょうどいいですか」
- 「お生まれになったのはどこの県ですか」
- 「ご気分は良くなられましたか」
【 解答:2 】
- 嘔吐したので頭痛はないか聞いた。
- 口腔内が乾燥していたので、水分摂取量を聞いた。
- 下肢に皮下出血があるので、打撲の有無を確認した。
- 日中うとうとしているので、呼びかけによる反応を見た。
- 排尿時の痛みを訴えたので、食欲の有無を聞いた。
【 解答:5 】
- 調理台周辺に部分敷きのマットを敷く。
- 床材は滑りにくいものにする。
- 調理台は高めにする。
- シンクは深めにする。
- 調理台と食卓の間は広く空ける。
【 解答:2 】
- 認知症老人徘徊感知機器
- ストマ用装具
- 義肢
- 補聴器
- 重度障害者用意思伝達装置
【 解答:1 】
- 松葉杖は、腋窩で体重を支える。
- 歩行器型つえは、肘で体重を支える
- 四脚つえは、握りをへその高さに調整する。
- T字つえは、肘関節の屈曲が30度程度になるよう長さを調整する。
- ロフストランド・クラッチは、肘を90度に曲げて使用する。
【 解答:4 】
- 唾液分泌量の低下―――――――食事の前に口腔内を水分で湿らせる
- 視力の低下―――――――――――主食の上に副食を乗せる
- 味覚の低下―――――――――――塩味を強くする
- 嚥下反射の低下―――――――――顎を上げる姿勢で飲み込む
- 腸の蠕道運動の低下―――――――食事の量を減らす
【 解答:1 】
- 上体を少し起す
- 下着を膝まで下ろす
- 膝を伸ばす
- トイレットペーパーを陰部に当てる
- 下半身に掛けるものをかける
【 解答:3 】
- 発汗作用
- 温熱作用
- 精神鎮静作用
- 静水圧作用
- 浮力作用
【 解答:4 】
- 新陳代謝を抑制する
- 局所の血管が収縮する
- 交感神経を刺激する
- 平滑筋が緊張する
- 知覚神経の興奮を抑える
【 解答:5 】
- 外傷性出血がある場合は、出血部位を清潔なガーゼで圧迫する
- 倒れている人が呼吸していない場合は、すぐに回復体位をとらせる
- 骨折した場合は、患部を心臓より低くする。
- 塩素系漂白剤を飲み込んだ場合は、すぐに吐かせる
- 心肺蘇生する場合は、心臓マッサージ50回に人工呼吸1回の割合で行う
【 解答:1 】
- 文章は正確・簡潔に書く
- 事実と解釈を区別して記録する
- 日々の記録は行間を空けずに記録する
- 利用者が読んでも理解できる記録を心がける
- 指示されて行った事項は指示者に記載を依頼する
【 解答:5 】
P市二住むFさん(85歳、産制、要介護1)は、下肢の筋力が低下し歩行に支障があり、室内の家具を使って伝い歩きをしている。調理と掃除の訪問介護サービスを週2回利用している。Fさんは知的障害のある娘(48歳)と二人暮らしであり、娘は日中、作業所に通っている。今回の訪問時にソファーで横になって動こうとしないFさんに声をかけたところ「最近、浴室で転んだ」と話した。きれい好きなFさんであったが、髪は汚れひげも伸びていた。Fさんは前回の訪問時と同じシャツを着ており、洗濯かごには娘の衣類が入っていた。また、ソファーの下に湿布や鎮痛剤の薬の袋が落ちていた。
- 洗濯の状況
- 入浴の状況
- 転倒の状況
- 睡眠の状況
- 娘の状況
【 解答:3 】
P市二住むFさん(85歳、産制、要介護1)は、下肢の筋力が低下し歩行に支障があり、室内の家具を使って伝い歩きをしている。調理と掃除の訪問介護サービスを週2回利用している。Fさんは知的障害のある娘(48歳)と二人暮らしであり、娘は日中、作業所に通っている。今回の訪問時にソファーで横になって動こうとしないFさんに声をかけたところ「最近、浴室で転んだ」と話した。きれい好きなFさんであったが、髪は汚れひげも伸びていた。Fさんは前回の訪問時と同じシャツを着ており、洗濯かごには娘の衣類が入っていた。また、ソファーの下に湿布や鎮痛剤の薬の袋が落ちていた。
- 介護支援専門員の訪問を待つように伝えた。
- 訪問介護サービスの「調理」を「入浴」に変更した。
- 事業所のサービス提供責任者に報告した。
- 介護内容の変更をP市役所に依頼した。
- 娘に家事を手伝うように指導した。
【 解答:3 】
P市二住むFさん(85歳、産制、要介護1)は、下肢の筋力が低下し歩行に支障があり、室内の家具を使って伝い歩きをしている。調理と掃除の訪問介護サービスを週2回利用している。Fさんは知的障害のある娘(48歳)と二人暮らしであり、娘は日中、作業所に通っている。今回の訪問時にソファーで横になって動こうとしないFさんに声をかけたところ「最近、浴室で転んだ」と話した。きれい好きなFさんであったが、髪は汚れひげも伸びていた。Fさんは前回の訪問時と同じシャツを着ており、洗濯かごには娘の衣類が入っていた。また、ソファーの下に湿布や鎮痛剤の薬の袋が落ちていた。
- 段差解消には、すのこ等を使用する。
- シャワーチェアーを使用する。
- 滑らないバスマットを使用する。
- 石けんをケースに入れて床に置く。
- 浴室と洗面所の温度差を少なくする。
【 解答:4 】
Gさん(95歳、要介護5)は妻(88歳)と二人暮らしで、5年前より寝たきりである。ベッドとエアマットの貸与を受け、日常生活は全介助である。Gさんは意思表示はでき、Gさんと妻の希望で自宅で終末期を過ごし、延命処置はしないという方針である。1週間ほど前から徐々に意識レベルが低下し、主治医からは「いつ亡くなってもおかしくない状況です」と言われ、訪問介護と訪問看護を毎日受けることになった。
- Gさんの清拭は妻と一緒に行う。
- 妻からGさんとの今までの生活について傾聴する。
- 妻の悲嘆へのケアはGさんの死後から行う。
- 妻の体調酢量がないか観察する。
- 妻が何でも相談できるような関係を構築する。
【 解答:3 】
Gさん(95歳、要介護5)は妻(88歳)と二人暮らしで、5年前より寝たきりである。ベッドとエアマットの貸与を受け、日常生活は全介助である。Gさんは意思表示はでき、Gさんと妻の希望で自宅で終末期を過ごし、延命処置はしないという方針である。1週間ほど前から徐々に意識レベルが低下し、主治医からは「いつ亡くなってもおかしくない状況です」と言われ、訪問介護と訪問看護を毎日受けることになった。
- 訪問看護師に頼んで今の状況や対応について説明してもらう。
- 「後悔しないように、もっと頑張りましょう」と答える。
- 「入院してもらってはどうですか」と提案する。
- 「そんな心配はないですよ」と答える。
- 主治医に睡眠薬を処方してもらうことを提案する。
【 解答:1 】
Gさん(95歳、要介護5)は妻(88歳)と二人暮らしで、5年前より寝たきりである。ベッドとエアマットの貸与を受け、日常生活は全介助である。Gさんは意思表示はでき、Gさんと妻の希望で自宅で終末期を過ごし、延命処置はしないという方針である。1週間ほど前から徐々に意識レベルが低下し、主治医からは「いつ亡くなってもおかしくない状況です」と言われ、訪問介護と訪問看護を毎日受けることになった。
- 肩の皮膚に発赤が見られたので、一時間毎に体の向きを変えた。
- 呼吸が下顎(かがく)呼吸になったが、様子をみた。
- 足にむくみが見られたので、踵(かかと)の下に小さな円座をあてた。
- 口唇が乾燥していたため、ガーゼで湿らせた。
- 死期が迫っているので、妻にGさんから離れているよう伝えた。
【 解答:4 】
5年前に介護老人福祉施設に入所したHさん(87歳、女性)は、入所当初は移動には車いすの介助が必要であった。しかい、現在では車いすを自分で操作して移動し、何かにつかまれば2~3歩は歩行可能で、移乗と排泄は自立している。Hさんは歌が好きで社交的である。最近は視力と下肢の筋力の衰えが目立ち始めた。また、1ヶ月前には同じ年で仲の良かった友人が亡くなった。Hさんは睡眠薬を服用するようになり、今日の明け方、入所後初めて失禁してしまった。Hさんは「こんなことになってしまって…」と泣きくずれた。
- 「泣くほど大変なことではないですよ」
- 「泣きたいほどつらいのですね」
- 「みんなが頼りにしていますから頑張りましょう」
- 「泣かれると私もつらいです」
- 「みなさんも同じですよ」
【 解答:2 】
5年前に介護老人福祉施設に入所したHさん(87歳、女性)は、入所当初は移動には車いすの介助が必要であった。しかい、現在では車いすを自分で操作して移動し、何かにつかまれば2~3歩は歩行可能で、移乗と排泄は自立している。Hさんは歌が好きで社交的である。最近は視力と下肢の筋力の衰えが目立ち始めた。また、1ヶ月前には同じ年で仲の良かった友人が亡くなった。Hさんは睡眠薬を服用するようになり、今日の明け方、入所後初めて失禁してしまった。Hさんは「こんなことになってしまって…」と泣きくずれた。
- おむつの使用を勧める。
- 水分を控えるように勧める。
- 室内にポータブルトイレを置く。
- ヒトリでトイレに行かないように伝える。
- Hさんと一緒に今後の対応を考える。
【 解答:5 】
5年前に介護老人福祉施設に入所したHさん(87歳、女性)は、入所当初は移動には車いすの介助が必要であった。しかい、現在では車いすを自分で操作して移動し、何かにつかまれば2~3歩は歩行可能で、移乗と排泄は自立している。Hさんは歌が好きで社交的である。最近は視力と下肢の筋力の衰えが目立ち始めた。また、1ヶ月前には同じ年で仲の良かった友人が亡くなった。Hさんは睡眠薬を服用するようになり、今日の明け方、入所後初めて失禁してしまった。Hさんは「こんなことになってしまって…」と泣きくずれた。
- 散歩に誘う。
- 足欲を行う。
- ゆっくり噺を聴く。
- 好きな歌を楽しむよう勧める。
- 行事の司会進行を依頼する。
【 解答:5 】
- ランクJ-2
- ランクA-1
- ランクB-2
- ランクC-1
- ランクC-2
【 解答:4 】
- 大転子部への体圧を軽減するために側臥位とした。
- 仙骨部への体圧を軽減するために仰臥位とした。
- 側臥位では、両膝が接触しないようにした。
- 踵部への圧力を軽減するために、仰臥位で足関節を直角に保った。
- 車いすに座るときは、股関節の角度を45度になるようにした。
【 解答:3 】
- 幻覚
- 徘徊
- 不潔行為
- 見当識障害
- 攻撃的言動
【 解答:4 】
- 老人性難聴(presbycusis)
- 音響外傷(acoustictrauma)
- 突発性難聴(suddenhearingloss)
- 滲出性中耳炎(serousotitismedia)
- ウイルス感染による難聴(hearingloss)
【 解答:4 】
- 読書
- 触手話
- 身振り
- 五十音表
- 手書き文字(てのひら書き)
【 解答:3 】
- トイレは和式とする。
- 歩行前の準備運動は避ける。
- プール内での歩行は避ける。
- 普段の運動として、階段の昇降を行う。
- 歩行時はつえをつき、体重を支える。
【 解答:5 】
- 注意障害
- 視覚障害
- 構音障害
- 聴覚障害
- 運動障害
【 解答:1 】
- 入浴時の水位は埋(植)込部より低くする。
- 装着する前からの習慣である腕立て伏せを再開する。
- 携帯電話の使用は支障ない。
- 脈拍は医療従事者に測ってもらう。
- 吃逆(しゃっくり)が続くときは受診する。
【 解答:5 】
- 「食べ物に毒を入れられた」と訴えたので、「誰が入れたのですか」と聞く。
- 気分障害の場合、朝起きられない時は覚醒するまで起こす。
- 「薬のせいで調子が悪くなる」と訴えたので、「様子を見ましょう」と話す。
- 利用者の言っていることが理解できない場合は、分からなくてもうなずく。
- 部屋が掃除されていない場合は、利用者の了解を得て掃除をする。
【 解答:5 】
- 筋緊張低下
- 高身長
- 運動発達遅滞
- 環軸椎不安定
- 心疾患(heartdisease)
【 解答:2 】
- 乳幼児期には、施設入所を勧める。
- 乳幼児期には、知的障害のある人の家族同士の情報交換を勧める。
- 学童期には、家族が家庭内で自傷行為に対処できるよう指導する。
- 学童期には、家族が児の療育・介護に専念できるよう指導する。
- 壮年期には、家族とのかかわりを中心とした生活ができるよう支援する。
【 解答:2 】
Jさん(72歳、女性)は活動的で友人と買い物や旅行などによく行っていた。娘(40歳)は働いているため、Jさんは家事全般を引き受けていた。しかし、4か月前に路上で転倒し、大腿骨頸部骨折(femoralneckfracture)をした。入院治療を行い退院し、多少は歩くことができるようになったが、要介護1と認定され、訪問介護が導入された。退院後のJさんは気力の低下が著しく、家から出ることが少なくなったが、友人が毎日Jさんを訪問していた。この頃からJさんはいらいらしやすい、気が焦る、よく眠れないと訴えるようになった。病院受診の結果うつ病(depression)と診断され内服治療が開始された。最近はちょっとしたことをあれこれ心配し、「お腹が痛むから、がん(cancer)ではないかしら…」と言い出した。
- 心気症状
- 誇大妄想
- 言語新作
- 感情失禁
- 陰性症状
【 解答:1 】
Jさん(72歳、女性)は活動的で友人と買い物や旅行などによく行っていた。娘(40歳)は働いているため、Jさんは家事全般を引き受けていた。しかし、4か月前に路上で転倒し、大腿骨頸部骨折(femoralneckfracture)をした。入院治療を行い退院し、多少は歩くことができるようになったが、要介護1と認定され、訪問介護が導入された。退院後のJさんは気力の低下が著しく、家から出ることが少なくなったが、友人が毎日Jさんを訪問していた。この頃からJさんはいらいらしやすい、気が焦る、よく眠れないと訴えるようになった。病院受診の結果うつ病(depression)と診断され内服治療が開始された。最近はちょっとしたことをあれこれ心配し、「お腹が痛むから、がん(cancer)ではないかしら…」と言い出した。
- 病気は良くなる一方だと説明した。
- 気分転換のため散歩に誘った。
- 朝方には気分が良くなると説明した。
- 十分に休養をとるように話し合った。
- 一人になれるようにそっとしておいた。
【 解答:4 】
Jさん(72歳、女性)は活動的で友人と買い物や旅行などによく行っていた。娘(40歳)は働いているため、Jさんは家事全般を引き受けていた。しかし、4か月前に路上で転倒し、大腿骨頸部骨折(femoralneckfracture)をした。入院治療を行い退院し、多少は歩くことができるようになったが、要介護1と認定され、訪問介護が導入された。退院後のJさんは気力の低下が著しく、家から出ることが少なくなったが、友人が毎日Jさんを訪問していた。この頃からJさんはいらいらしやすい、気が焦る、よく眠れないと訴えるようになった。病院受診の結果うつ病(depression)と診断され内服治療が開始された。最近はちょっとしたことをあれこれ心配し、「お腹が痛むから、がん(cancer)ではないかしら…」と言い出した。
- 隣人を訪問するように助言した。
- Jさんの状況について医療職に伝えた。
- 簡単な調理を一緒に行った。
- 気持ちを明るくもつよう指導した。
- 激励の言葉をかけるように娘にメモを残した。
【 解答:2 】
Kさん(70歳、女性、要介護2)は、夫(78歳)と息子(45歳会社員)とで同居している。
Kさんは、40年来関節リウマチ(rheumatoidarthritis)に罹患し薬を服用し、頚椎カラーを装着している。
現在、両手・肩・股・足関節に関節可動域制限があり、手は足先までは届かない。
ベッド上では自力で起き上がりはできるがベッドからの立ち上がりには介助が必要で、歩行器での歩行が可能である息子は仕事から帰ると積極的に介護や家事をしてくれる。
日中の生活援助は週3回の訪問介護員が行い、身体介助は夫が行っていた。
最近、夫の左肩に痛みが生じ、訪問介護員に「今までのようにうまく妻の介助ができない」と漏らすようになった。
- マグカップは柄を持つ。
- 枕は高くする。
- 歩行は四脚つえを利用する。
- 床のものはしゃがんで拾う。
- ソックスエイドを利用する。
【 解答:5 】
Kさん(70歳、女性、要介護2)は、夫(78歳)と息子(45歳会社員)とで同居している。
Kさんは、40年来関節リウマチ(rheumatoidarthritis)に罹患し薬を服用し、頚椎カラーを装着している。
現在、両手・肩・股・足関節に関節可動域制限があり、手は足先までは届かない。
ベッド上では自力で起き上がりはできるがベッドからの立ち上がりには介助が必要で、歩行器での歩行が可能である息子は仕事から帰ると積極的に介護や家事をしてくれる。
日中の生活援助は週3回の訪問介護員が行い、身体介助は夫が行っていた。
最近、夫の左肩に痛みが生じ、訪問介護員に「今までのようにうまく妻の介助ができない」と漏らすようになった。
- 手を介護者の首に回して組んでもらう。
- ベッド柵を強く握ってもらう。
- 両足底を床につけ、ベッドの高さを調節する。
- 頸部と体幹を十分に前屈してもらう。
- 介助用リフターをベッド脇に運ぶ。
【 解答:3 】
Kさん(70歳、女性、要介護2)は、夫(78歳)と息子(45歳会社員)とで同居している。
Kさんは、40年来関節リウマチ(rheumatoidarthritis)に罹患し薬を服用し、頚椎カラーを装着している。
現在、両手・肩・股・足関節に関節可動域制限があり、手は足先までは届かない。
ベッド上では自力で起き上がりはできるがベッドからの立ち上がりには介助が必要で、歩行器での歩行が可能である息子は仕事から帰ると積極的に介護や家事をしてくれる。
日中の生活援助は週3回の訪問介護員が行い、身体介助は夫が行っていた。
最近、夫の左肩に痛みが生じ、訪問介護員に「今までのようにうまく妻の介助ができない」と漏らすようになった。
- 「まだ、やればできるから頑張ってください」
- 「身体介助は私が代わりましょうか」
- 「息子さんに介助してもらうよう頼んでください」
- 「肩の痛みは、どんどん動かすことで治まりますよ」
- 「介助のどのあたりは難しくなったのかを教えてください」
【 解答:5 】
Lさん(78歳、男性)じゃ、脳卒中(stroke)後遺症で左片麻痺と麻痺性構音障害がある。自宅復帰を目的に、つい先日、病院から介護老人保健施設に入所したところである。妻によるとLさんは若いころから口数が少なく控えめな人だという。
現在、Lさんの発語ははっきり聞き取れない状態である。リハビリ室では言語聴覚士と共に、ゆっくり単語を話す練習をしている。Lさんは普段は穏やかだが妻の面会時に、顔を真っ赤にして怒っている様子が見られた。その後、妻が介護従事者に「私が来るといつも夫が怒るんです。つらくて…」と相談に来た。
- 舌や声帯などをスムーズに動かすことができない。
- 言いたいことを言葉として思い浮かべることができない。
- 聞くことができない。
- 会話の内容を理解することができない。
- 文章を読んで理解することができない。
【 解答:1 】
Lさん(78歳、男性)じゃ、脳卒中(stroke)後遺症で左片麻痺と麻痺性構音障害がある。自宅復帰を目的に、つい先日、病院から介護老人保健施設に入所したところである。妻によるとLさんは若いころから口数が少なく控えめな人だという。
現在、Lさんの発語ははっきり聞き取れない状態である。リハビリ室では言語聴覚士と共に、ゆっくり単語を話す練習をしている。Lさんは普段は穏やかだが妻の面会時に、顔を真っ赤にして怒っている様子が見られた。その後、妻が介護従事者に「私が来るといつも夫が怒るんです。つらくて…」と相談に来た。
- 介助する場合、左側から介助する。
- スプーンは大きめのものにする。
- 喉にゴロゴロという音(湿性嗄声)がしたら、食事は一旦中止する。
- 嚥下のペースが遅くなれば、介助者が介助して食べてもらう。
- 好きなテレビ番組を見ながら食べる。
【 解答:3 】
Lさん(78歳、男性)じゃ、脳卒中(stroke)後遺症で左片麻痺と麻痺性構音障害がある。自宅復帰を目的に、つい先日、病院から介護老人保健施設に入所したところである。妻によるとLさんは若いころから口数が少なく控えめな人だという。
現在、Lさんの発語ははっきり聞き取れない状態である。リハビリ室では言語聴覚士と共に、ゆっくり単語を話す練習をしている。Lさんは普段は穏やかだが妻の面会時に、顔を真っ赤にして怒っている様子が見られた。その後、妻が介護従事者に「私が来るといつも夫が怒るんです。つらくて…」と相談に来た。
- 「気にしない方がいいですよ」
- 「つらいですね」
- 「こちらでしばらく様子を見てみましょう」
- 「何か思い当たることがありますか」
- 「ご主人を含めて、3人でゆっくり話しましょうか」
【 解答:1 】