介護福祉士 過去問 第24回の問題と解答を全問題表示しています。
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介護職の支援のあり方として、適切なものを一つ選びなさい。
- 提供する食事の量が多いと判断して減らす
- 安全性を考慮し、ベッドを柵で囲む
- 移動の際は全介助で行う
- 他の利用者と一緒にカラオケをする場を設ける
- 家族に対し預金通帳の名義を変更するよう助言する。
【 解答:4 】
- 知り得た情報の保持
- 信用失墜行為の禁止
- 介護に関する知識の向上
- 福祉サービス関係者等との連携
- 介護福祉士の主導による方針決定
【 解答:5 】
- 一方的な意思表示ではない
- その人の生き方や経験は反映されない
- 感情の伝達は含まない
- 情報の伝達を目的としない
- 人間関係の形成とは関連しない
【 解答:1 】
- 何に興味を持っているかを把握するため表情や行動を観察する
- さりげない会話をして関係の構築を図る
- どの場面で、どの場所に座るかなどを観察する
- 肩に手を回すなど身体への接触を中心にする
- 言葉だけでなく笑顔やうなずきを交える
【 解答:4 】
- 経済的な協働がない
- 生殖がない
- 家族の基礎的な単位ではない
- 夫婦、夫婦と子ども又はひとり親と子どもから成る
- 拡大家族を構成することはない
【 解答:4 】
- 農村部における過疎化は緩和された
- 限界集落の出現は大都市部に限定されている
- ワーク・ライフ・バランスの促進のため、職住一体型の生活スタイルが大勢となっている
- 都市部における保育所の待機児童問題は解消された
- 住民の意見を踏まえて自治体の施策を決定するため、パブリックコメントが行われている
【 解答:5 】
- ナショナルミニマムは、障害者の生活や行動の妨げとなる物理的な障壁を取り除き、行動の自由を確保するものである
- リハビリテーションは、生物的な性差ではなく、社会的・文化的につくられた性差をいう
- ユニバーサルデザインは、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障しようとするものである
- アドボカシーは、全人間的復権を目標として、医学、教育の分野によって構成される
- ソーシャルインクルージョンは、社会的な孤立や排除の問題に取り組むことを通じて、今日的な「つながり」の再構築を目指している。
【 解答:5 】
- 福祉サービス提供における集団主義
- 介護における家族の責任
- 地域福祉の推進
- 倫理規定に違反する専門職への罰則の適用
- サービス供給主体の社会福祉法人への一元化
【 解答:3 】
- 社会保障制度には、社会保険は含まれない
- 公的医療保険制度の加入は任意である
- 国民年金の加入は任意である
- 労働保険には、雇用保険と労働者災害補償保険がある
- 公的年金制度には、厚生年金保険は含まれない
【 解答:4 】
- 昭和21年に公布された日本国憲法には、社会福祉という用語は使用されていなかった
- 昭和20年代には、知的障害者福祉法を含む福祉三法が制定された
- 昭和30年代には、児童福祉法などが制定され、福祉六法体制になった
- 平成10年までに、障害者自立支援法が制定された
- 平成12年に改正された社会福祉法では、福祉サービスの提供体制の確保を国及び地方公共団体の責務とした
【 解答:5 】
- 福祉事務所
- 地域包括支援センター
- 介護老人福祉施設
- 介護老人保健施設
- 訪問看護ステーション
【 解答:2 】
- 障害の種別を問わず福祉サービスを一元化した
- 応能負担の考え方は継続した
- 障害福祉計画の策定は市町村の任意である
- 就労支援は含まれていない
- 障害程度区分認定と介護保険法の要介護認定の調査項目数は同じである
【 解答:1 】
Cさんのサービス利用に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 自立支援プログラムを利用するため、要介護認定を受けた
- 生活介護を利用するため、障害程度区分認定を受けた
- 自立支援プログラムを利用するため、保護の要否の判定を受けた
- 自立支援プログラムを利用するため、障害程度区分認定を受けた
- 生活介護を利用するため、要介護認定を受けた
【 解答:2 】
高齢者虐待への対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 長男ができるだけ介護するよう、訪問介護の時間を段階的に減らしていく
- Dさんの主治医に相談する
- 守秘義務があるので、どこへも相談せず長男への説得を続ける
- まず警察署に通報し、立入調査をするための援助要請をする
- 事業所の責任者に報告し、市町村に通報する
【 解答:5 】
- 病院は、20床以上の病床を有している
- 療養病床は、75歳以上の高齢患者を対象としている
- 特定機能病院は、特定の感染症を対象としている
- 地域医療支援病院は、各市町村に一ヵ所の設置が義務づけられている
- 無床診療所は、常勤の医師数が定められている
【 解答:1 】
- 生活扶助は、現物給付が原則である
- 医療扶助は、金銭給付が原則である
- 介護扶助は、金銭給付が原則である
- 出産扶助は、金銭給付が原則である
- 葬祭扶助は、現物給付が原則である
【 解答:4 】
- 要介護者等の性別では男性が多い
- 同居している主な介護者としては「子の配偶者」の構成割合が最も高い
- 介護保険施設の所在者数は介護療養型医療施設が最も多い
- 要介護1から5まで要介護度が高まるほど同居している主な介護者の介護時間は増大する
- 居宅サービスでは訪問入浴介護の利用者数が最も多い
【 解答:4 】
- 平成19年の法改正で、介護福祉士の業務について、従来の「心身の状況に応じた介護」から「入浴、排せつ、食事その他の介護」に改められた
- 介護福祉士となる資格を有する者が介護福祉士となるためには、都道府県知事に申請し登録を受けなければならない
- 介護福祉士は介護に関する指導は行わない
- 介護福祉士は、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障があるもを対象とする
- 刑事罰に処せられた場合、いかなる場合も介護福祉士になることはできない
【 解答:4 】
Eさんへの支援のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 家族に訪問介護のサービス内容を選択させる
- Eさんには訪問介護サービスに関する情報提供を控える
- Eさんから今後の介護サービスについての要望を聴く
- Eさんの介護は、サービス提供責任者の判断を優先する
- Eさんが苦情を述べていないので問題はないと考える
【 解答:3 】
現在のFさんへの食事の支援で最初に行うこととして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 自分で食事することの効果について説明する
- 食事用の自助具を紹介する
- 自分で食べる訓練の必要性を家族に話す
- なぜ家族から介助してほしいのか理由を聞く
- 食事の支援計画を説明する
【 解答:4 】
- 共同生活室は施設に一つあればよい
- ユニットとは洗面設備と居室の組み合わせのことである
- 入所者相互の社会的関係を築くように支援する
- 居室で食事をしるように支援する
- ユニットごとに二人以上の夜勤の介護職員を配置しなければならない
【 解答:3 】
- 障害というマイナス部分へのアプローチである
- 生活機能は、健康状態と背景因子との間の相互作用とみなされる
- 活動とは、生活・人間場面へのかかわりのことである
- 背景因子に環境因子は含まれない
- 心身機能とは、能力低下と社会的不利のことである
【 解答:2 】
- 生きる意欲の回復が含まれる
- 身体的・精神的機能の回復だけでなく、社会的・職業的機能の回復も含まれる
- 介護保険施設では、主に教育的リハビリテーションが行われる
- 自立した日常生活に近づけるようにする
- レクリエーション的要素を組み合わせることがある
【 解答:3 】
会議における訪問介護事業所のサービス提供責任者の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。
- 地域の認知症の人たちの事例を関係者で報告し、問題を共有することを提案する
- 社会福祉協議会にボランティアの養成を提案する
- 町内会に認知症の理解を広げる方策を提案する
- スーパーマーケットを除いた地域のネットワークづくりを提案する
- 地域包括支援センターに地域のネットワークづくりへの協力を提案する
【 解答:4 】
- 利用者や家族は、居宅サービス計画の立案・作成にかかわることができない
- アセスメントは利用者及び家族に面接して行う
- 家族は、サービス担当者会議のメンバーに含まない
- 介護支援専門員は、居宅サービス計画を民生委員に知らせる義務がある
- 少なくとも2ヶ月に1回は、モニタリングの結果を記録する
【 解答:2 】
- 認知症対応型共同生活介護は地域密着型サービスの一つである
- 介護老人福祉施設の施設長は医師でなければならない
- 軽費老人ホームは要介護度が重い人の入居を目的にしている
- 介護療養型医療施設は要介護者の生活管理を主目的としている
- 小規模多機能型居宅介護は医療管理が必要な介護者のサービスである
【 解答:1 】
- 不眠を訴えたので他の利用者に処方された睡眠薬の内服を勧める
- 朝、薬を飲み忘れたので昼に2回分の内服を勧める
- カプセル剤が飲みにくい場合は、中身を出して内服するよう勧める
- 湿布薬は皮膚に発赤があっても、同一部位に貼るよう勧める
- 容器の先がまつ毛に触れずに点眼するよう勧める
【 解答:5 】
- 「高齢者虐待調査」によれば、虐待をした者は配偶者が最も多い
- 「高齢者虐待調査」によれば、虐待を受けた者は前期高齢者が多い
- 虐待には心理的虐待も含まれる
- 「高齢者虐待防止法」では、高齢者を60歳以上としている
- 「高齢者虐待防止法」の養護者は、養介護施設従事者である
【 解答:3 】
- 個人情報には映像や顔写真は含まれない
- 介護福祉士が個人情報を守秘しなければならない期間は、業務に従事している期間に限られる
- 同一事業所内では匿名化せずにカンファレンスができる
- 本人から個人情報の掲示を求められた場合、いかなる場合も開示しなければならない
- 保険会社からの健康状態の問い合わせには、本人の同意を得ずに伝えることができる
【 解答:3 】
- 利用者の足に腫脹が見られたので湿布をした
- 利用者のそばで、転倒の状況や身体状況の把握に努めた
- 利用者が水分を要求したので水を飲ませた
- 嘔吐しそうになったので体位を仰臥位にした
- 利用者が大丈夫と言ったので様子を見た
【 解答:2 】
- 介護行為ごとに手洗いを行う
- 手洗いは石鹸と流水で行う
- 利用者の毎日の健康観察を行う
- 発熱がある介護職員はマスクをして業務を行う
- トイレなどのドアノブは消毒液を含ませた布で消毒を行う
【 解答:4 】
- 労働基準法は、労働者の労働条件の望ましい基準を定めている
- 労働安全衛生法は、20人以上の職場に衛生委員の設置を義務づけている
- 労働者が業務上負傷した場合、使用者は必要な療養の費用を負担しなければならない
- 労働安全衛生法は、介護従事者の1日の法定労働時間を規定している
- メンタルヘルスは個人的な問題のため、職場での心の健康づくり体制を整備する必要はない
【 解答:3 】
- 「なぜ」「どうして」の聞き方は問い詰められているように相手が感じることがある
- まず相手との関係づくりが大切である
- 自分の非言語的な行動が持つメッセージを意識しておく
- よく知っている人であるという思い込みが、相手の心情を見えにくくする
- 相手との親密度に関係なくパーソナル・スペースは一定である
【 解答:5 】
- 自分自身の感情に気付く
- 伝えたいことを明確に伝える
- 相手の言葉が出にくい時は次々と話しかける
- 状況に応じて技法を使い分ける
- 相手をありのまま受け止める
【 解答:3 】
- 俗話
- 筆談
- 点字
- 手話
- 指文字
【 解答:2 】
- 感覚性失語のある人には、五十音表を用いる
- 感覚性失語のある人には、絵カードを用いる
- 感覚性失語のある人には、手話を用いる
- 運動性失語のある人には、大きな声で話をする
- 運動性失語のある人には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をする
【 解答:5 】
- 介護を実施したその日のうちに行う
- 訂正は修正液で行う
- 情報保護のため電子メールで利用者情報を送信する
- すぐに記録できるよう記録類は机の上に広げておく
- 勤務時間内に記録できなかった場合は自宅で行う
【 解答:1 】
- 「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」
- 「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」
- 「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」
- 「少しだけ嘔吐した」
- 「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」
【 解答:1 】
訪問介護員の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 訪問介護員が自分の生い立ちについて話した
- Hさんを理解するため夫の死亡について詳しくたずねた
- 話が聞き取れないときも分かったふりをした
- Hさんの言葉にうなずきながらゆっくりと話を聴いた
- 訪問介護員が予定した質問を中心に会話を進めた
【 解答:4 】
介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 発言するときは、施設長の意見に合わせて発言する
- 話を聞くときは、少数意見より多数意見を重視する
- 分からないことは会議中に質問せず、会議後に調べる
- 参加者間で意見の不一致があっても議論し、合意点を見いだす
- 低栄養に関する問題なので、医師の意見に従う
【 解答:4 】
介護職の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。
- 化粧を手伝った
- 買い物の希望を聞いた
- お金を使い過ぎないよう、財布を預かった
- デパート内では今回も杖歩行したいか、たずねた
- Kさんのなじみの洋品店に寄りたいか、たずねた
【 解答:3 】
- 生活モデルより医学モデルを尊重する
- IFC(InternationalClassificationofFunctioning,DisabilityandHealth;国際生活機能分類)よりICIDH(InternationalClassificationofImpairments,DisabilitiesandHandicaps;国際障害分類)を尊重する
- 利用者のニーズより現状の介護サービスに適合させることを尊重する
- 個別ケアより集団ケアを尊重する
- 介護者の意向より利用者の意思を尊重する
【 解答:5 】
Lさんの住み替え先として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- ケアハウス
- 介護老人福祉施設
- 有料老人ホーム(特定施設)
- 介護老人保健施設
- 認知症対応型共同生活介護
【 解答:1 】
- トイレを開き戸とする場合、外開きとする
- 階段の片側に手すりを設ける場合、昇るときに利き手となる側に設置する
- 廊下に手すりを設ける場合、床からの高さを120cm程度とする
- 自走用標準型車いすを使用する場合、廊下の幅を60cm程度とする
- 浴槽をまたぎやすくする場合、洗い場からの高さを50cm程度とする
【 解答:1 】
- 皮膚感覚の鈍化に配慮して、床暖房を設ける
- 嗅覚の低下に配慮して、電磁調理器を用いる
- 聴覚の低下に配慮して、防犯ベルの音量を下げる
- 視覚の低下に配慮して、照明を暗くする
- 体温調節機能の低下に配慮して、真夏日は冷暖房器具の使用を控える
【 解答:2 】
- 入れ歯は熱湯で消毒する
- 目がしらから目じりに向かって拭く
- 整髪しやすいように頭髪は短くする
- 耳掃除は中耳まで行う
- ひげは乾燥させてから剃る
【 解答:2 】
- 洗口剤を使用して、歯垢を除去する
- 舌の汚れを取り除く
- 義歯をつけたまま行う
- 硬い毛の歯ブラシを使う
- 仰臥位で行う
【 解答:2 】
- 舗装道路と砂利道で同じ介助法にした
- 急な下り坂を前向きで介助した
- 歩行速度より速いスピードで介助した
- 足がフットサポート(フットレスト)にのっていることを確認した
- 段差を降りるときは前輪からおろした
【 解答:4 】
- スライディングボードは、立ち上がり介助に利用する
- 介護者は、自分の身体をねじらないように介助する
- 介護者の支持基底面積は狭くする
- 介護者の重心を高くする
- 四脚杖よりT字杖の方が安定している
【 解答:2 】
- 杖の握り部分を本人のウエストの高さに合わせた
- 利用者の左後方に立ち介助した
- 2動作歩行では、杖と左足を同時に出すよう声かけした
- 3動作歩行では、杖、左足、右足の順で声かけした
- 階段を昇るときは、杖、左足、右足の順で声かけした
【 解答:5 】
- 飲みこむときは頭部を後ろに傾ける
- スプーンの一口量は多くする
- 食べ物は口腔の奥に入れる
- 咀嚼しているときに、次に食べるものを説明する
- 食べ物を口に入れたら、口唇を閉じるように声かけする
【 解答:5 】
- スポーツドリンク
- みそ汁
- ビール
- すいか
- ヨーグルト
【 解答:3 】
- 食事摂取量
- 体格指数(BMI)
- 体重減少率
- 血清アルブミン値
- 血圧値
【 解答:5 】
- 空腹時の入浴は避ける
- 温度の確認のために肩にお湯をかける
- 片麻痺の場合、麻痺側から浴槽に入る
- 新陳代謝を抑えるために長く湯につかる
- 入浴後は、休息をとった後に身体の水分を拭き取る
【 解答:1 】
- ベッド上での排泄を説明し、了解を得る
- 便器の中にトイレットペーパーを敷く
- 仙骨部を便器のふちに当て固定する
- 男性の場合は尿器を同時に準備する
- 気兼ねなく一人で排便できる環境をつくる
【 解答:3 】
- 排泄の有無を素手でおむつ内に触れて確認する
- 装着していたおむつで皮膚の汚れを拭き取る
- 女性の陰部清拭は肛門から恥骨の方向に拭く
- おむつは汚れを内側に丸め片付ける
- 下着を整えた後に使い捨て手袋を外す
【 解答:4 】
介護職の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 布おむつに変更する
- 温水洗浄便座の使い方を説明する
- 水分の摂取を控えるようにする
- 排泄パターンに合わせてトイレに誘導する
- 吸収量の多いパッドを使用する
【 解答:4 】
- チョコレート
- コーヒー
- 果汁
- しょうゆ
- 血液
【 解答:1 】
- 昼間に適度な運動をするよう勧める
- 清潔で乾燥した寝具を整える
- 朝はカーテンを開け、日光を浴びるように勧める
- 睡眠に関する生活習慣を把握する
- 食事をしてすぐに眠るように勧める
【 解答:5 】
介護職の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。
- 尿量を記録する
- 安心感を得られるよう話しかける
- 口腔内の清潔を保つ
- 同一体位を保つ
- 家族がそばに居やすいよう工夫する
【 解答:4 】
- 根拠に基づいた介護の実践を可能にする
- 利用者の望むことをすべて取り入れる
- 利用者の自己実現を目指す
- 利用者個々に適した介護を提供する
- 介護の専門性を高める
【 解答:2 】
- 主観的情報は分析しない
- 情報の解釈は個別性を一般化することである
- 情報は関連づけず、一つ一つ解釈する
- 生活課題が複数ある場合は、一つに絞る
- 生活課題を明らかにすることが支援の根拠となる
【 解答:5 】
- 倫理観
- 観察力
- 推測力
- 先入観
- 判断力
【 解答:4 】
- 生活課題は利用者の望む生活を実現するために解決すべきことである
- 生活課題は生活上の困難を発生させている原因のことである
- 長期目標は実現が不可能なものであってもよい
- 短期目標は介護職の行動目標である
- 目標を達成するまでの期間は設定しない
【 解答:1 】
- 利用者の同意を得る
- 計画した内容は変更しない
- 長期目標と短期目標は連動させる
- 利用者に及ぼす効果を予測する
- 計画は具体的な内容にする
【 解答:2 】
- トイレでの座位保持の状況
- 飲食の内容・量
- 体温の変化
- 便の量・性状
- 日中の活動状況
【 解答:3 】
トイレでの排泄を目標としたアセスメントの視点として、適切でないものを一つ選びなさい。
- 尿意
- 水分摂取量
- トイレの場所の認知状況
- 夜間の睡眠状態
- 口腔の清潔の状態
【 解答:5 】
- 他職種と目的を共有することはない
- チーム内ではどの専門職も同じ視点で利用者を理解する
- 他職種と情報交換し利用者の生活課題を明確化する
- ボランティアはチームの一員にしない
- チームメンバーは固定している
【 解答:3 】
- 老齢厚生年金は55歳以上の者に対して支給される
- 老人福祉法では原則として60歳以上の者を施策の対象としている
- 介護保険法の第一号被保険者の年齢は65歳以上である
- 高齢者の医療の確保に関する法律による後期高齢者医療制度は70歳以上の者を対象としている
- 世界保健機関(WHO)では70歳以上と定義している
【 解答:3 】
- 老性自覚の出現年齢には個人差がある
- 疾病は老性自覚の出現には影響しない
- 社会的役割は定年により喪失する
- 精神機能は一貫して低下する
- サクセスフルエイジングは客観的な幸福感のことである
【 解答:1 】
- 皮膚表面が湿潤化する
- 味覚の感受性が高まる
- 血中ヘモグロビン量が増加する
- 疾病罹患時に定型的な症状が出現する
- 免疫機能が低下する
【 解答:5 】
- 糖尿病(diabetesmellitus)
- 心疾患(heartdisease)
- 慢性腎不全(chronicrenalfalure)
- 肝疾患(liverdisease)
- 胆道疾患(biliarytractdisease)
【 解答:2 】
- 骨密度の低下
- 関節液の増加
- 関節可動域の拡大
- 筋量の増加
- 下肢筋力の増強
【 解答:1 】
- 双極性感情障害(bipolaraffectivedisorder)は老年期に初発することが多い
- 抑うつ気分は若年者と比べ重度であることが多い
- 感情失禁を伴うことは少ない
- 老年期うつ病(seniledepression)は身体症状と関連することが多い
- 年齢が高くなるほど自殺率も高い
【 解答:4 】
- ニトログリセリンがよく効く
- 高齢になるほど痛みを訴えない人の割合が高くなる
- 狭心症(anginapectoris)の痛みに比べて軽度なことが多い
- 安静にすると消失する
- 数分以内に消失する
【 解答:2 】
- 潜在的な臓器障害が多い
- 完治可能な急性疾患が多い
- 多疾患の合併が多い
- 個人差が大きい
- 薬の副作用が出やすい
【 解答:2 】
- 利用者同士がなじみの関係になれることを重視する
- 利用者が力を発揮できる場面をつくる
- 行動・心理症状(BPSD)の治療に焦点を当てる
- 家庭的な環境をつくる
- 地域との交流を進める
【 解答:3 】
- 判断能力が低下する前に契約することができる
- 申立て人は本人か四親等以内の親族でなければならない
- 申立て先は本人の住所地の都道府県である
- 後見人には法人が選ばれることもある
- 後見人はその職務として本人の死亡後の葬儀を行わなければならない
【 解答:4 】
Bさんが在宅での生活を続けるために当面必要とするものとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 認知症対応型通所介護
- 認知症対応型共同生活介護
- 通所リハビリテーション
- 居宅療養管理指導
- 特定施設入居者生活介護
【 解答:1 】
- 記憶障害
- 運動失調
- 失語
- 見当識障害
- 判断力の低下
【 解答:2 】
Cさんの疾患として、最も可能性の高いものを一つ選びなさい。
- アルツハイマー
- 血管性認知症
- 慢性硬膜下血腫
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- 前頭側頭型認知症
【 解答:3 】
- パーキンソン症状
- 鮮明で具体的な内容の幻視
- 初期からの人格変化
- 症状の日内変動
- 転倒しやすい
【 解答:3 】
- 知能指数(IQ)で評価する
- 心理症状、行動障害に関する質問から成る
- うつ状態の有無を知ることができる
- 記憶、見当識、計算などに関する質問から成る
- 点数(得点)が高いほど重症である
【 解答:4 】
入所後の生活支援として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- たびたび面会に来るよう息子に連絡する
- 夫の位牌や仏壇は息子に預かってもらう
- 一人にならないよう、常に見守る
- 家具の配置は掃除のしやすさを優先する
- 家事等に参加できる機会をつくり、役割をみつける
【 解答:5 】
- もの盗られ妄想
- 幻視
- 反社会的な行動
- けいれん発作
- めまい
【 解答:1 】
- 地域の介護支援専門員が抱える支援困難な認知症事例について直接対応する
- 精神保健福祉士の配置が義務づけられている
- 通所している認知症の人に創作的活動や生産活動を提供して、社会との交流を促進する
- 成年後見制度の活動促進や消費者被害の防止に取り組む
- 近隣の住民からの要請で、近隣の住宅に無断侵入する認知症の人を施設に入所させる手続きをする
【 解答:4 】
- 片足を切断しても義足を着けて歩くことができるのは「参加」である
- 右片麻痺があるが福祉用具を使って食事を作ることができるのは「活動」である
- 尿失禁が思わぬときに起こるのでゲートボール大会への出場を控えるのは「活動制限」である
- 調理や掃除等の生活行為ができなくなるのは「参加制約」である
- 盲導犬利用者が結婚式への出席を断られるのは「活動制限」である
【 解答:2 】
- 大規模入所施設を増加させた
- スウェーデンで初めて提唱された
- 昭和40年代の日本の障害者施策に強い影響を与えた
- 「統合教育」という意味である
- 障害者基本計画を支える理念の一つである
【 解答:5 】
Eさんの現在の障害の状況として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 失語
- 記憶障害
- 片麻痺
- 失調
- 大腿の切断
【 解答:3 】
- 慢性閉塞性肺疾患(chronicobstructivepulmonarydisease)では、透析療法が必要となる場合がある
- 慢性腎不全(chronicrenalfailure)では、在宅酸素療法が必要となる場合がある
- 大腸がん(colorectalcancer)では、消化管ストーマが必要となる場合がある
- ヒト免疫不全ウィルス(HIV)病(humanimmunodeficiencyvirus〔HIV〕disease)では、尿路ストーマが必要となる場合がある
- 肝硬変(livercirrhosis)では、埋(植)込式心臓ペースメーカーが必要となる場合がある
【 解答:3 】
- あいさつなどの定型化している言葉は障害されやすい
- 脳血管障害(cerebrovasuculardisorder)による構音障害は失語症に含まれる
- 文や文章よりも単語の理解が困難になる
- 聴覚障害から生じる音声言語の不正確さは失語症に含まれる
- 聴覚的理解を補うためには、はっきりした言葉でゆっくりと話しかける
【 解答:5 】
- 新しい事を数多く体験することで自信を持たせる
- 発症前の生活リズムにすぐに戻すよう支援する
- 病の体験と現実との葛藤があることを理解して支援する
- 家族と相談しながら薬を減らすよう勧める
- 同世代の人と同じように仕事や余暇活動をするという目標を立てる
【 解答:3 】
- 遂行機能障害のため、日常生活や仕事の内容を計画して実行できない
- 半側空間無視のため、歯ブラシの使い方が分からない
- 社会的行動障害のため、字の読み書きができない
- 失行のため、同時に二つ以上のことに気配りできない
- 注意障害のため、突然興奮したり、怒り出す
【 解答:1 】
- 一度、正常に発達した知的機能が、脳の器質的障害により低下した状態をいう
- 知的機能の障害及び日常生活の支障によって特徴づけられる
- その障害がおおむね10歳までにあらわれたものをいう
- 重症心身障害とは、重度の知的障害と重度の内部障害が重複した状態をいう
- 知的障害児・者の施設入所者数は在宅者数に比べて多い
【 解答:2 】
- 親の育て方による障害
- 本人の努力不足による障害
- その症状が通常成人期以降に発現する障害
- コミュニケーションの障害
- 廃用症候群による障害
【 解答:4 】
入所施設がFさんの地域生活を支援するためのアプローチとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 就労以降支援の利用を勧める
- 行動支援を受けるために、市町村に申請する
- 一人で外出できるように、入所施設内で手引き歩行の訓練を行う
- 発達障害者支援センターに連絡を取り、支援を依頼する
- 地域自立支援協議会に個別支援計画の検討を依頼する
【 解答:5 】
- 承認欲求は生理的欲求である
- 最下層にあるものは自己実現の欲求である
- 欲求を4段階に分類している
- 所属・愛情の欲求は最上層の欲求である
- 安全欲求は欠乏欲求である
【 解答:5 】
Gさんの適応機制(防衛機制)として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 逃避
- 同一化(同一視)
- 退行
- 昇華
- 抑圧
【 解答:3 】
- 血しょう
- 血小板
- 赤血球
- 白血球
- リンパ球
【 解答:3 】
- 唾液分泌量が増加する
- 味蕾の数は変わらない
- 嚥下反射が亢進する
- 咀嚼力は変わらない
- 舌の動きが低下する
【 解答:5 】
- 洗面
- 更衣
- 移乗
- 洗濯
- 友人との付き合い
【 解答:4 】
- 小刻み歩行
- 間欠性跛行
- 失調性歩行
- すくみ足歩行
- 加速歩行
【 解答:3 】
- 無尿
- 心機能亢進
- 下痢
- 肺炎(pneumonia)
- 貧血(anemia)
【 解答:4 】
Jさんに対して、特に廃用症候群(disusesyndrome)の予防のために行う介護職のアドバイスとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 日中の休養は座位でとるようにする
- 食事の量を制限して体重を減らす
- 鎮痛剤を多めに服用する
- 病院に再入院を依頼する
- ポータブルトイレを利用する
【 解答:1 】
- 先行期は認知機能の影響を受ける
- 準備期では食塊を咽頭に送り込む
- 口腔期の食塊の移送は口唇で行う
- 咽頭期は鼻腔が開放して始まる
- 食道期は随意的な運動で行われる
【 解答:1 】
- 心拍数が減少する
- 血圧が低下する
- 筋肉が収縮する
- 腸の動きが活発になる
- 腎臓の働きが促進される
【 解答:3 】
- 睡眠時間が長ければ長いほど健康的である。
- レム睡眠は30分ごとに繰り返し出現する。
- 抗ヒスタミン薬は覚醒作用がある。
- 最も深い眠りの段階はノンレム睡眠である。
- ヒトは松果体に体内時計がある。
【 解答:4 】
- 悲観
- 怒り
- 卑屈
- 悟り
- 平安
【 解答:2 】
Kさん(78歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementiaofhteAlzheimer'stype)(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅡa)と診断されていた。夫が亡くなった後、隣町で理容店を営む息子夫婦と同居するようになった。3ヶ月たった頃から夕方になると「夫が帰って来ない」と玄関先に座るようになり、夜中に夫を探して家中歩き回るようになった。診察の結果、認知症(dementia)の進行(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅢb)が認められた。Kさんが夜間に徘徊するため息子の妻は不眠が続き体調を崩してしまった。現在、Kさんは自宅に近いグループホームに入所している。
- 「暗くなるので外は危ないですよ」
- 「家に帰りたいのですね」
- 「ここがKさんの家ですよ」
- 「明日息子さんに来てもらいましょう」
- 「もうすぐ夕食の時間ですよ」
【 解答:2 】
Kさん(78歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementiaofhteAlzheimer'stype)(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅡa)と診断されていた。夫が亡くなった後、隣町で理容店を営む息子夫婦と同居するようになった。3ヶ月たった頃から夕方になると「夫が帰って来ない」と玄関先に座るようになり、夜中に夫を探して家中歩き回るようになった。診察の結果、認知症(dementia)の進行(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅢb)が認められた。Kさんが夜間に徘徊するため息子の妻は不眠が続き体調を崩してしまった。現在、Kさんは自宅に近いグループホームに入所している。
- 過去1週間のKさんの生活の状態を報告した
- 面会時にKさんと一緒に近所を散歩することを勧めた
- 今後予測されるKさんの状態を説明した
- 他の利用者を考慮して月1回の面会にしてほしいと頼んだ
- 病状のことで問題があれば医療職と連携して対応することを伝えた
【 解答:4 】
Kさん(78歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementiaofhteAlzheimer'stype)(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅡa)と診断されていた。夫が亡くなった後、隣町で理容店を営む息子夫婦と同居するようになった。3ヶ月たった頃から夕方になると「夫が帰って来ない」と玄関先に座るようになり、夜中に夫を探して家中歩き回るようになった。診察の結果、認知症(dementia)の進行(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅢb)が認められた。Kさんが夜間に徘徊するため息子の妻は不眠が続き体調を崩してしまった。現在、Kさんは自宅に近いグループホームに入所している。
- 息子夫婦の商売を心配するようになる
- 自室の掃除など身の回りのことをするようになる
- 食事のたびに代金の事を心配するようになる
- 夫のことを言わなくなる
- 妄想による問題行動が継続する
【 解答:4 】
Lさん(24歳、男性)は、小さい頃からスポーツ好きだった。特に球技が得意で、学生時代はサッカー選手だった。2年前に大学を卒業後、就職して2カ月後に交通事故で胸髄損傷(thoracicspinalcordinjury)を負い、両下肢が不全麻痺の状態になった。尿意はなかったが自己導尿が可能となっていた。障害手帳を取得したものの、家に引きこもって家族の介護を受けていた。1年前よりようやく生活介護事業所に通所できるようになった。通所当初から障害を受容できず、何事にも消極的で、他の利用者や職員とほとんどコミュニケーションをとらなかった。生活面も車いすへの移乗や移動は職員任せであった。時折、外を見ながら、涙ぐんでいるときがあった。ある日、送迎時の車の中で、Lさんは職員に「なぜこんなことになったのか、僕には仕事も、スポーツも、結婚も、もうない」とぽつりと言った。
- 「頑張ればきっとよくなりますよ」
- 「リハビリをして仕事に復帰しましょう」
- 「サッカーの試合を観戦しに行きませんか」
- 「今の思いをゆっくり話してみませんか」
- 「学生時代の友人に会ってみませんか」
【 解答:4 】
Lさん(24歳、男性)は、小さい頃からスポーツ好きだった。特に球技が得意で、学生時代はサッカー選手だった。2年前に大学を卒業後、就職して2カ月後に交通事故で胸髄損傷(thoracicspinalcordinjury)を負い、両下肢が不全麻痺の状態になった。尿意はなかったが自己導尿が可能となっていた。障害手帳を取得したものの、家に引きこもって家族の介護を受けていた。1年前よりようやく生活介護事業所に通所できるようになった。通所当初から障害を受容できず、何事にも消極的で、他の利用者や職員とほとんどコミュニケーションをとらなかった。生活面も車いすへの移乗や移動は職員任せであった。時折、外を見ながら、涙ぐんでいるときがあった。ある日、送迎時の車の中で、Lさんは職員に「なぜこんなことになったのか、僕には仕事も、スポーツも、結婚も、もうない」とぽつりと言った。
Lさんが障害者スポーツに参加するための支援として、適切な物を一つ選びなさい。
- 移動支援
- 行動支援
- 重度障害者等包括支援
- 居宅介護
- コミュニケーション支援
【 解答:1 】
Lさん(24歳、男性)は、小さい頃からスポーツ好きだった。特に球技が得意で、学生時代はサッカー選手だった。2年前に大学を卒業後、就職して2カ月後に交通事故で胸髄損傷(thoracicspinalcordinjury)を負い、両下肢が不全麻痺の状態になった。尿意はなかったが自己導尿が可能となっていた。障害手帳を取得したものの、家に引きこもって家族の介護を受けていた。1年前よりようやく生活介護事業所に通所できるようになった。通所当初から障害を受容できず、何事にも消極的で、他の利用者や職員とほとんどコミュニケーションをとらなかった。生活面も車いすへの移乗や移動は職員任せであった。時折、外を見ながら、涙ぐんでいるときがあった。ある日、送迎時の車の中で、Lさんは職員に「なぜこんなことになったのか、僕には仕事も、スポーツも、結婚も、もうない」とぽつりと言った。
この時点で、Lさんがベッドから車いすに自力で移乗する際に介助をするときの留意点として、適切なものを一つ選びなさい。
- 左側に車いすを置く
- 右足を前に出す
- 上体を垂直にする
- 勢いをつけて立ち上がる
- 右足の膝折れに注意する
【 解答:5 】
Mさん(55歳、男性、要介護5)は、妻(54歳)と娘(25歳、会社勤務)の三人暮らしである。52歳のときに、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophiclateralsclerosis:ALS)を発症した。54歳でほぼ全介助となった。現在、食事はミキサー食である。風呂好きであったが、発症後は妻が清拭と部分浴をしている。リフトを使用してリクライニング式車いすへ移乗し、午前と午後に1時間程度座っている。右手の親指のみ、少し動かすことができる状態である。
最近のMさんは球麻痺症状が強くなり、呼吸もしづらくなってきている。医師から「今後1か月以内には、胃瘻の造設と人口呼吸器装着が必要になるだろう」と説明を受けている。主となる介護者は妻であるが、娘は夕方から就寝まで手伝っている。
娘は半年後に結婚を控えている。Mさんは結婚式に出席して、娘を祝福したいと思っている。
- 認知障害
- 感覚障害
- 嚥下障害
- 膀胱直腸障害
- 眼球運動障害
【 解答:3 】
Mさん(55歳、男性、要介護5)は、妻(54歳)と娘(25歳、会社勤務)の三人暮らしである。52歳のときに、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophiclateralsclerosis:ALS)を発症した。54歳でほぼ全介助となった。現在、食事はミキサー食である。風呂好きであったが、発症後は妻が清拭と部分浴をしている。リフトを使用してリクライニング式車いすへ移乗し、午前と午後に1時間程度座っている。右手の親指のみ、少し動かすことができる状態である。
最近のMさんは球麻痺症状が強くなり、呼吸もしづらくなってきている。医師から「今後1か月以内には、胃瘻の造設と人口呼吸器装着が必要になるだろう」と説明を受けている。主となる介護者は妻であるが、娘は夕方から就寝まで手伝っている。
娘は半年後に結婚を控えている。Mさんは結婚式に出席して、娘を祝福したいと思っている。
- 特定福祉用具販売
- 生活支援事業
- 日常生活用具給付等事業
- 福祉用具貸与
- 難病患者等居宅生活支援事業
【 解答:1 】
Mさん(55歳、男性、要介護5)は、妻(54歳)と娘(25歳、会社勤務)の三人暮らしである。52歳のときに、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophiclateralsclerosis:ALS)を発症した。54歳でほぼ全介助となった。現在、食事はミキサー食である。風呂好きであったが、発症後は妻が清拭と部分浴をしている。リフトを使用してリクライニング式車いすへ移乗し、午前と午後に1時間程度座っている。右手の親指のみ、少し動かすことができる状態である。
最近のMさんは球麻痺症状が強くなり、呼吸もしづらくなってきている。医師から「今後1か月以内には、胃瘻の造設と人口呼吸器装着が必要になるだろう」と説明を受けている。主となる介護者は妻であるが、娘は夕方から就寝まで手伝っている。
娘は半年後に結婚を控えている。Mさんは結婚式に出席して、娘を祝福したいと思っている。
訪問介護員の役割として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 医療職と連携し、体調管理をする
- 痰の吸引方法を指導する
- 結婚式場の環境を一緒に下見する
- 意思伝達装置のスイッチを工夫する
- 人工呼吸器の事故が発生したときの対応方法を指導する
【 解答:1 】
Nさん(75歳、女性)は一人暮らしで、公営住宅の3階に住んでいる。公営住宅にはエレベーターはない。10年前より高血圧の内服治療を受けている。軽度の知的障害があるが、通常の生活を送っている。近所に住んでいる甥は週に1回程度Nさん宅を訪問し、金銭管理面の世話をしている。
1か月くらい前から、いつものように動くと息切れがする、疲れやすい、足がむくんでだるい、お腹が張るなどの症状がNさんに出現した。主治医から「心不全(heartfailure)を起こしているから安静にするように」と告げられた。入院治療を勧められたが拒否し、自宅での生活を続けることになった。甥はNさんのことを心配し、介護保険制度を利用することを提案した。
- 口臭の有無
- 体重の変化
- 便の回数
- 睡眠時間
- 家事動作
【 解答:3 】
Nさん(75歳、女性)は一人暮らしで、公営住宅の3階に住んでいる。公営住宅にはエレベーターはない。10年前より高血圧の内服治療を受けている。軽度の知的障害があるが、通常の生活を送っている。近所に住んでいる甥は週に1回程度Nさん宅を訪問し、金銭管理面の世話をしている。
1か月くらい前から、いつものように動くと息切れがする、疲れやすい、足がむくんでだるい、お腹が張るなどの症状がNさんに出現した。主治医から「心不全(heartfailure)を起こしているから安静にするように」と告げられた。入院治療を勧められたが拒否し、自宅での生活を続けることになった。甥はNさんのことを心配し、介護保険制度を利用することを提案した。
- 1回の食事摂取量を増やすよう促す
- 買い物に出かけるよう促す
- 食事を一緒につくるよう促す
- 布団を上げて掃除をするよう促す
- 長時間の入浴を促す
【 解答:3 】
Nさん(75歳、女性)は一人暮らしで、公営住宅の3階に住んでいる。公営住宅にはエレベーターはない。10年前より高血圧の内服治療を受けている。軽度の知的障害があるが、通常の生活を送っている。近所に住んでいる甥は週に1回程度Nさん宅を訪問し、金銭管理面の世話をしている。
1か月くらい前から、いつものように動くと息切れがする、疲れやすい、足がむくんでだるい、お腹が張るなどの症状がNさんに出現した。主治医から「心不全(heartfailure)を起こしているから安静にするように」と告げられた。入院治療を勧められたが拒否し、自宅での生活を続けることになった。甥はNさんのことを心配し、介護保険制度を利用することを提案した。
今後、Nさんが自立した生活をしていくための訪問介護員の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 訪問介護サービスを終了する。
- 金銭の管理を甥から引き継ぐ。
- 甥を一人で訪問するよう勧める。
- 1階への転居について相談するよう勧める。
- 食事の味付けを濃くするよう勧める。
【 解答:4 】