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次の事例を読んで、問題92から問題94までについて答えなさい。
事例
妻(74歳)と二人暮らしのkさん(77歳)は、2年前に脳梗塞による左片麻痺となり、左側上下肢に拘縮がある。要介護3の認定を受けている。支えれば立位ができるが歩行は困難である。また、左側方に注意がむかず、左側にあるものを見落とすことが多い。便意、尿意は有り、ポータブルトイレを使用しているが、間に合わないことが多く、着替えを頻繁に行っている。ポータブルトイレへの移動以外は終日寝ていることが多い。食事は、右手による自力摂食は可能であるが、こぼしたり、時間がかかるという理由から、ベッド上での全介助が必要である。近頃では、食事時にむせることが多くなった。また、食欲が落ちてきた。入浴は、事態句で月2回のシャワー浴である。物忘れも見られ、気むずかしくなってきた。来訪者はほとんどいない。妻の白内障による視力低下と腰痛が原因して、夫への介護は困難になってきたため、介護支援相談員に相談した。訪問介護が開始され、週2回の清潔と食事の介助が行われている。
訪問介護員によるKさんの今後の介護の進め方に関する次の記述のうち適当なものの組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 食事の際は離床して、自力で食べるよう促していく。
  2. 妻の健康が損なわれていくことが予想されるので介護負担の軽減の貯めに、常時のおむつ使用を勧める。
  3. 身体の清潔を保持するためにも、通所介護の利用について介護支援専門員に相談する。
  4. 認知症が懸念されることから、社会的交流は避ける。
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2C
3AD
4C
5B

    【 正答:2 】