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次の事例を読んで、問題112から問題114までについて答えなさい。
事例
Eさん(78歳、男性、要介護2)は、脳梗塞(のうこうそく)の既往があり、左片麻痺がある。心筋梗塞の治療のために入院していたが退院し、在宅生活復帰を目的に介護老人保健施設に入所した。医師からは心不全を指摘されており、利尿剤、血液凝固阻止剤等を服用している。安静時に症状は見られないが、入浴、排泄などの動作時には、動悸や軽い胸痛、息苦しさ等の症状があるため、一部介助、見守りが必要である。車いすでの」移動は許可されている。入所後のEさんは、安静にしていたいという気持から、一日中ほとんどベッドで過ごしており、身の回りのことについては、介護職員に任せてしまうことが多くなってきた。食事や水分の摂取量も少ない。一年前にがんでなくなった子どものことをはなすときには涙ぐむこともあるが、次第に気持もおちついて着ているように見える。
Eさんの服薬に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
  1. 在宅生活に向けての服薬の自己管理がしやすいように、朝・昼・夕に区分した箱を作り、使用してもらった。
  2. 朝食をほとんど食べなかったので、食後の薬を服薬しないよう助言した。
  3. 利尿剤を内服しているので、排尿の回数や時間などを本人に確認し、看護師に伝えた。
  4. 血液凝固阻止剤を内服しているため、日ごろから出血の有無について注意深く観察した。
1××
2×
3××
4×××
5××

    【 正答:2 】