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次の事例を読んで、問題115から問題117までについて答えなさい。
事例
Mさん(62歳、男性)は大学の教員をしていたが、約7年前に交通事故で脊髄(せきずい)損傷(身体障害者手帳1級)になった。半年間の入院後、大学を辞めた。その後は、妻と二人で自宅で学習塾を開いて生計を立てていた。Mさんは、臍部(さいぶ)以下の完全対麻痺、感覚障害及び膀胱直腸障害がある。寝返り、起きあがり、車いす操作は自分で可能であり、5cm程度の段差ならば、車いすで超えることができる。更衣、食事、整容など身の回りのことはすべて自立している。排尿は自己導尿で行い。排便は時間を決めてトイレで行っている。入浴はシャワー浴のみを行っている。しかし、すべての家事を担っていた主介護者である妻が脳卒中で入院したため、現在、一時的に身体障害者療護施設に入所している。妻の入院が長期かする見込みなので、一人で在宅生活する準備をしている。Mさんは、退所したら。また塾を再開したいと願っている。
Mさんの今後の在宅生活に向けてのケア会議において提案される内容に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
  1. 訪問介護員の派遣のため、介護保険制度を利用する。
  2. 調理は自分でも行うことができるように働きかけていく。
  3. 一人でもシャワー浴ができるかどうか、浴室の構造を理解する。
  4. 塾は心の糧でもあり、Mさん一人でも続けることができるように支援する。
1×
2××
3×
4×××
5×××

    【 正答:3 】