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次の事例を読んで、問題115から問題117までについて答えなさい。
事例
Kさん(78歳、要介護2)は、糖尿病で20年前からインスリン療法を行っている。約6か月前に右下肢が壊死し、大腿部切断により義足装着となった。妻と自宅で生活していたが、世話をしていた妻が心筋梗塞で入院したため、介護老人保健施設(以下「施設」という)に1か月前に入所した。食事、更衣、整容は自立しているが、起立、移乗、排泄、入浴は要介助、義足歩行は5m程度ならば四脚杖と介助にて可能だが、主に車いすを利用している。インスリン注射は朝・昼・夕食前に自分で行っている。入所後食事量が減っており夕食前になると、時々あくび、いらいらや発汗が見られるが、夕食後にはおさまる。また、視力低下や易疲労感に加え、切断した右足のしびれ感を介護従事者に頻回に訴える。施設の行事やグループ活動には参加せず、部屋に閉じこもって、入院している妻のことを話して涙ぐむことが多くなった。
Kさんの身体状況のアセスメントに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
  1. 左足部や断端部に傷ができる可能性がある。
  2. 夕食前のあくび、いらいらや発汗は、閉じこもりによるストレスから生じている。
  3. 右足のしびれ感は、幻肢によるものである。
  4. 視力低下は、糖尿病による合併症の可能性が考えられる。
1××
2×
3××
4×××
5××

    【 正答:2 】