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施設介護に関する次の事例を読んで、問題92から問題94までについて答えなさい。
事例
Gさん(96歳、女性、要介護4)は、指定介護老人福祉施設(以下「施設」という)に入所している。身内は長女(74歳)のみである。入所時、脳梗塞による左片麻痺が見られた。車いすでの移動は可能であった。本人は、「これ以上娘の負担になりたくない。最後までここでお世話になりたい」という言葉を口にしていた。長女からは施設での看取りの希望が出された。居室は二人部屋で、同室者とは同郷ということで親しくしていた。2か月前にインフルエンザのため高熱を出して以来、個室に移った。ベッドから離床することが困難となり、入浴・食事・排泄ともに全介助の状態となった。次第に体力が低下し、主治医からは「高齢であり、心不全もありますので、今後体調の急変に気をつけてください」との注意があった。Gさんは、ここ数日間、下肢にむくみが見られ、痰が増え、食欲も低下してきている。おむつの交換時、殿部に発赤を発見した。
介護職員の今後の対応に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 元の同室者の訪問を希望するかどうかをGさんに尋ねる。
  2. 元の居室への移動を介護職員独自の判断で行う。
  3. 看護師とのカンファレンスを適宜行い、連携を強化する。
  4. 長女の心理的負担を考慮し、Gさんの現状を伝えない。
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    【 正答:2 】