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次の事例を読んで、問題98から問題100までについて答えなさい。
事例
Mさん(78歳、男性、要介護2、身長160cm、体重65kg)は、妻(78歳)と二人暮らしで、脳梗塞で入院加療後、後遺症を抱えながらの在宅生活1年目である。歩行には一部介助が必要であり、時々、妻と車いすで散歩に出掛けるが、普段はテレビを見たり新聞を読むなどして過ごしている。食事の時は、車いすに座ってスプーンを用いて自分で食べられるが、身体全体が右側にずり落ちていることが多い。最近はむせることが多くなってきた。1ヶ月前に風邪をひいたが、現在は体調が安定している。Mさんはトイレで排泄することを強く希望し、妻の介助でトイレまで移動し排泄ができている。妻は腰痛を抱えながら昼夜を問わずトイレまで介助しているため、「疲れている、ゆっくり休んでみたい」と訪問介護員に話す。訪問介護(身体介護)を週に1回利用している。
Mさんは「妻に申し訳ない」と訪問介護員に話し、ここ二、三日は食事を減らしたり、なるべく水分をとらないようにしている。次の記述のうち、Mさんがこのような行動をとっている理由と考えられるものとして、適切でないものを一つ選びなさい。
  1. 体重を減らすため。
  2. 栄養のバランスを考えているため。
  3. 妻の負担を減らすため。
  4. 排泄の回数を減らすため。
  5. 妻と自分の睡眠時間を長く取りたいため。

    【 正答:2 】