一人暮らしの高齢者の支援に関する次の事例を読んで、問題95から問題97までについて答えなさい。
事例
Kさん(85歳、男性、要支援2)は5年前に妻を亡くし、自宅で一人暮らしをしている。以前は近くに住む友人とカラオケや将棋を楽しむなど活動的な日々を送っていたが、近ごろは足下がおぼつかなくなってきたため、自宅にいることが多くなった。商店街はバスを使わなければならない距離にある。会社員の長女は、他県に住んでいるが、週に1回は訪問して買い物や掃除など身の回りの世話をしている。Kさんは「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っている。しかし、トイレに間に合わないことがあったり、大好きだった入浴も転倒を恐れ控えるようになってきており、生活に不安を抱くようになっている。週1回の介護予防通所リハビリテーション(以下「デイケア」という)と週1回の介護予防訪問介護を利用している。
Kさんの排泄の支援に関する次の記述のうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
- おむつの使用を勧める。
- 排尿のパターンを観察する。
- 間に合わない原因を医療職に相談する。
- 廊下やトイレに手すりを設置することについて話し合う。
| A | B | C | D |
1 | ○ | ○ | × | ○ |
2 | ○ | ○ | × | × |
3 | ○ | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | ○ | ○ |
5 | × | × | ○ | × |