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[ 事例 ]
Hさん(75歳、女性)は、結腸がんのため2年前に下行結腸ストマ造設手術を行った。その後一人で生活をし、ストマ自己管理や身の回りの事ができていたが、身寄りがないのでケアハウスで生活するようになった。前向きに生きていこうと考え、買い物や映画鑑賞にもよく出かけていた。Hさんは、元来几帳面(きちょうめん)な性格であるため、ストマの管理に関する注意事項を守ろうと努力しているが、現在少しお腹が張ると訴えている。2週間前に買い物に出かけた後から元気がなく、自室にこもり、入浴しなくなった。また、ストマの自己管理もおぼつかなくなってきており、ストマ周辺の皮膚にびらんが見られるようになった。
次の会話を参考に、立案した介護計画に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
職員「1週間ぐらい前にHさんと話したときに、外出することに不安があるとおっしゃってました」
主任「不安の原因は分かりましたか」
職員「他の人に嫌な思いをさせなくないと思っているようです。外出した時に情けない思いをしたことがあったようです」
主任「Hさんは前向きな人ですから、少しずつ以前のような生活に戻ってほしいと思っています」
職員「どうすればHさんが安心して外出できるか、Hさんと一緒に考えて見ます」
  1. 外出先のトイレの位置を確認する。
  2. 外出する前日の食事を減らす。
  3. 外出時に予備の装具を持参する。
  4. 外出時に消臭剤を持参する。
  5. 外出時に予備の下着を持参する。

【 正答:2 】