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[ 事例 ]
Kさん(70歳、男性)は単身生活をしていた。10年前に慢性閉塞性肺疾患と診断され治療を続けてきた。3か月前呼吸困難となり入院したが、2週間前に退院し在宅酸素療法が開始された。
介護保険認定は、要介護2であった。退院後は共働きの長男夫婦がKさん宅に同居することになった。週2回程度の入浴を許可されているが、長男夫婦は鼻カニューレをしながらの入浴介助に不安があり、自分達では行っていない。Kさんは、同居期間が短い長男の妻に対して遠慮することも多く、昼食の準備は自分で行おうとしているが、食欲がないと食事を摂取しない時がある。
退院時、訪問看護と訪問介護が導入された。訪問介護では生潔保持、調理介助、月1回の通院介助が行われている。
Kさんの通院介助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
  1. 余裕をもったスケジュールを立てる。
  2. 携帯用酸素ボンベの残量を確認しておく。
  3. 呼吸困難があるときには休息をとる。
  4. 肺機能訓練のために階段昇降を行う。
  5. 帰宅後はうがいと手洗いを励行する。

【 正答:4 】