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[ 事例 ]
Fさん(75歳、男性、要支援2)は、70歳の時に脳梗塞で入院した。右片麻痺が残ったが、つえと補装具を利用して室内歩行が介助にて可能になり、3か月後に退院して自宅に戻った。
その後週1回の訪問介護を利用しながら、妻(70歳)と2人で生活をしている。Fさんは水分を摂取するとむせることが多い。また頻尿もある。自分で座位を保持でき、出された食事は自分でとることができるが、それ以外は介助が必要である。妻は腰痛の持病があるが、献身的にFさんの介護に努めている。最近、訪問介護員が訪問すると、Fさんのトイレまでの介助を妻はかろうじて行っており、Fさんはベッドに臥床している状態が多くみられるようになってきた。
Fさんの起居・歩行介助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
  1. 立ち上がるときは、右上肢を介助者の肩に乗せる。
  2. 立ち上がるときは、補装具を着用する。
  3. 立ち上がるときは、体幹を十分に前屈させる。
  4. 歩行の時は、つえ→右足→左足→の順に出す。
  5. 歩行の時は、Fさんの右側から介助する。

【 正答:1 】