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[ 事例 ]
Kさん(70歳、女性、要介護2)は、夫(78歳)と息子(45歳会社員)とで同居している。
Kさんは、40年来関節リウマチ(rheumatoidarthritis)に罹患し薬を服用し、頚椎カラーを装着している。
現在、両手・肩・股・足関節に関節可動域制限があり、手は足先までは届かない。
ベッド上では自力で起き上がりはできるがベッドからの立ち上がりには介助が必要で、歩行器での歩行が可能である息子は仕事から帰ると積極的に介護や家事をしてくれる。
日中の生活援助は週3回の訪問介護員が行い、身体介助は夫が行っていた。
最近、夫の左肩に痛みが生じ、訪問介護員に「今までのようにうまく妻の介助ができない」と漏らすようになった。
Kさんのベッドの立ち上がりを介助するため、ベッドの端に座ってもらった。訪問介護者が次に行うこととして、最も適切なものを一つ選びなさい。
  1. 手を介護者の首に回して組んでもらう。
  2. ベッド柵を強く握ってもらう。
  3. 両足底を床につけ、ベッドの高さを調節する。
  4. 頸部と体幹を十分に前屈してもらう。
  5. 介助用リフターをベッド脇に運ぶ。

【 正答:3 】