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【事 例】
Kさん(46 歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。
センターの介護福祉職のKさんへの対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
  1. 他の視覚障害者も頑張っていることを伝える。
  2. 1 日でも早く一人で歩くことができるように励ます。
  3. センター内の視覚障害者の集いへの参加を勧める。
  4. 障害者スポーツへの参加を勧める。
  5. 経済的な支援やサービスに関する制度について説明する。

【 正答:3 】

解説

Kさんは失明したことによる悩みを抱えており、励ましは逆効果ともなりかねない。また、障害者スポーツに取り組むこともKさんの状況では困難と考えられる。視覚障害者の集いに参加して、悩みを共有して励ましあう仲間ができることで、Kさんの心が開かれる可能性がある。