「障害者総合支援法」に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。※「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- 法律の目的には,障害児の保護者の所得保障が規定されている。
- 障害者の年齢を20 歳以上と規定している。
- 知的障害者や精神障害者の場合は,その家族が支給決定の申請をすることとしている。
- 障害児の障害支援区分認定のための調査は,保護者の申告があれば行わなくてもよい。
- 障害支援区分の審査および判定を行う場合,市町村審査会は,その対象となる障害者の家族に意見を聴くことができる。
【 正答:5 】
解説
- × 障害者総合支援法の目的は障害者及び障害児の福祉の増進であり、障害児の保護者の所得保証は含まれない。
- × 障害者総合支援法では障害者の定義を、18歳以上の身体障害者、知的障害者、発達障害者を含む精神障害者としている。
- × 支給決定を受けようとする障害者又は障害児の保護者は市町村に申請をしなければならないとされているが、家族がしなければならないとはされていない。
- × 障害支援区分の認定にあたっては、必ず調査が行われる。
- 〇 設問の通り