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【事 例】
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1 年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に,「衣服が散らかっているから整理してほしい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1 週間後,Kさんの家族から,「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。
J介護福祉職が上司に報告する内容として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
  1. Kさんの最近の日常生活のこと
  2. 衣服の整理の仕方に問題がないこと
  3. 自分が責任を持って苦情処理すること
  4. 苦情を受け,まだ解決していないこと
  5. 衣服の散乱は,Kさんの認知症(dementia)の悪化が原因だということ

【 正答:4 】

解説

すべて報告内容として不適切ではないが、最も重要な報告は、家族からの苦情が発生しているという事実である。苦情を受けた事実を上司に報告することで、問題解決への対応が始まる。