【事 例】
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1 年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に,「衣服が散らかっているから整理してほしい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1 週間後,Kさんの家族から,「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。
その後,J介護福祉職は上司に,家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- 「家族の指摘は気にしないでいいですよ」
- 「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」
- 「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」
- 「私に相談する前に自分で考えてください」
- 「私と一緒に考えましょう」
【 正答:5 】
解説
利用者を中心において考える態度、上司が共に考える姿勢が重要といえる。