38~41度の湯温での入浴が身体に与える影響として,適切なものを1 つ選びなさい。
- 血圧の上昇
- 心拍数の増加
- 膀胱の弛緩
- 消化機能の亢進
- 筋緊張の亢進
【 正答:4 】
解説
38~41℃の湯温では、副交感神経を刺激して体をリラックスさせて、消化機能を更新させることから適温といえる。利用者の好みもあるが、熱いお湯は、交感神経を刺激して胃酸の分泌を抑制するなどの影響があり、避けたほうが良い。膀胱が弛緩するのは、交感神経の働きである。冬場にはヒートショックを防止するために、入浴前に浴室と脱衣所を温めて、温度差をなくすようにするとよい。温度差があると、血圧や心拍数が上がり、心筋梗塞や脳卒中を起こしやすくなる。