箱型補聴器を使用する利用者と介護福祉職のコミュニケーションに関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- 介護福祉職は,イヤホンを装着した耳に向かって話しかける。
- 介護福祉職は,できるだけ大声で話す。
- 利用者は,比較的聞こえる側の耳にイヤホンを装着する。
- 利用者は,箱型補聴器を会話のときに限って使用する。
- 利用者は,雑音の多い場所では箱型補聴器の音量を上げる。
【 正答:3 】
解説
箱型補聴器とは、片耳用のイヤホン部分とは別に、マイクのある本体部分がコードでつながったものであり、手元で操作ができる利便性があるほか、ハウリングが起きにくい反面、周囲の雑音を拾いやすい。
そこで、雑音が多い場所では音量を上げるのではなく、マイクを雑音のない方向に向けるように注意する。また、イヤホンはよく聞こえる側の耳に装着するとよい。