介護福祉士 過去問 平成28年 第51問
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介護福祉士 過去問 第28回
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下肢筋力が低下して介護を必要とする人に適した浴室改修に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
浴室の入口は引き戸にする。
縦に長く浅めの洋式の浴槽にする。
浴槽の縁(エプロン部分)は厚みを20 cm にする。
床から浴槽の縁までの高さは20 cm にする。
浴室と脱衣室の段差は10 cm にする。
【 正答:1 】
解説
〇 万一の場合に、開き戸では、利用者の体がもたれかかって開けられない場合があり、入り口は引き戸が望ましい。
× 縦長の浴槽では、足を伸ばしたときに体が沈み込む危険性がある。また、浅めの浴槽では、体が十分に温まりにくい。
× 浴槽のふちが厚いと、またぐときに足を引っかけやすく、10cm以内が適切といえる。
× 床から浴槽までの高さが低すぎるとバランスを崩しやすく危険である。20cmではなく40cm程度が適切である。
× 段差があるとつまずきやすくなる。