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悪質商法や詐欺の種類と介護福祉職が行う助言の組合せとして,適切なものを1 つ選びなさい。
  1. 催眠商法 --- 友人と一緒なら販売会場まで出かけても構わないと助言する。
  2. 送りつけ商法 --- 注文した覚えのない商品は断り,受け取らないように助言する。
  3. 利殖商法 --- 「元本保証」と「金融庁への届出」の記載があれば信頼できると助言する。
  4. 振り込め詐欺 --- 公的機関や家族を名乗る電話には,一人で対処するように助言する。
  5. 点検商法 --- 業者を家の中に入れて,ていねいに断るように助言する。

【 正答:2 】

解説

  1. × 催眠商法とは、催眠術的な手法によって正常な判断力を鈍らせて購買意欲をあおる販売手法であり、友人と一緒であっても出かけることを止めるべきである。
  2. 〇 送り付け商法とは、注文していない商品を勝手に送り付けて、一方的に代金を請求する商法である。覚えのない商品は受け取らないこと、万一受け取った場合は、引き取りを請求するとともに、届いた商品を消費しないことなどの対応が適切である。
  3. × 利殖商法とは、「必ずもうかる」などと、投資や出資を勧誘する商法である。元本保証、高配当、金融庁職員など、一見して信頼度の高いように見えるが、虚偽の可能性が高い。
  4. × 振り込め詐欺は、近親者や警察官、銀行員などを装って現金を要求する詐欺であり、冷静に判断できるように、一人で対応することなく、誰かに相談をすることが重要である。
  5. × 点検商法とは、点検業者などを装って商品やサービス、工事などを契約させる詐欺である。身に覚えのない業者が訪れた場合は、相手にしないで家の中に入れないようにすることが重要である。