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Eさん(88 歳,女性)は,血管性認知症(vascular dementia)で左片麻痺がある。穏やかな性格である。認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居し,グループホームでの役目として,食事前の挨拶を担当している。しかし,夏の暑さが続いたとき,食事前の挨拶の後「こんなことはやらせないで」と理由もなく急に泣きだすことがあった。介護福祉職が受容的な態度で接していると,Eさんは笑顔で「ご苦労様」と介護福祉職に声をかけるようになった。
このようなEさんについて考えられることとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。
  1. 睡眠不足による感情の変化
  2. 認知症(dementia)の急激な進行
  3. 感情失禁の症状
  4. 暑さによる中核症状の悪化
  5. 職員の対応に対する怒り

【 正答:3 】

解説

血管性認知症は、感情失禁が起きやすくなり、感情をコントロールできなくなることがある。