介護福祉士 過去問 平成29年 第36問
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介護福祉士 過去問 第29回
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屋内での転倒を防ぐための安全対策として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
夜間目覚めたときにつける照明は,光源が直接見えるようにする。
コード類は動線上に這わせる。
玄関マットやバスマットは滑り止めのついたものを使う。
本人の室内の移動を減らす。
履物はスリッパにする。
【 正答:3 】
解説
× 夜間に目覚めたときに、光源が直接見える照明は、明るいが眩しさを感じて正確な判断ができない可能性があり危険である。また、トイレなどの移動中に転倒することがないように、足元を照らし、手すりの位置やドアの位置、段差の有無を確認できるような照明の工夫が必要である。
× 室内には様々な配線があるが、動線上に配置しない配慮が必要である。コード類につまずいて転倒する危険がある。コード類はまとめて家具の裏側には這わせたり、動かないように固定する。
〇 玄関マットやバスマットに乗ったときに、マットが滑って移動し、転倒する事故が起こる可能性がある。
× 室内の転倒防止のために、本人の移動を減らすのは間違いである。足の筋力が衰えると転倒につながることもある。
× スリッパは転倒防止の履物として適さない。スリッパは簡単に履くことができる反面脱げやすく、つまずく原因になることもある。足先から踵までしっかり密着しているシューズのような室内履きであれば、足の保護の役割も果たす。