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要介護度が高く,日中もベッド上で過ごしている利用者の廃用症候群(disuse syndrome)の予防として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
  1. 安静を保ち臥位で過ごしてもらう。
  2. 4時間ごとに体位変換を行う。
  3. ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)は全介助で行う。
  4. 個別レクリエーションを取り入れる。
  5. 一人で過ごせる環境をつくる。

【 正答:4 】

解説

  1. × 安静を保ち、臥位で過ごしてもらっても、廃用症候群の予防にはならない。
  2. × 4時間ごとの体位交換では褥瘡の危険がある。基本的には2時間を超えない範囲で体位交換を行う。ただし、粘弾性フォームマットレスや上敷二層式エアマットレスなどを使用する場合は、4時間を超えない範囲で行ってもよいとされている。
  3. × 要介護度が高く、ベッド上で過ごしていても、全介助と決めつけず、利用者のできる生活を探し、介助することが廃用症候群の予防につながる。
  4. 〇 ベッド上であっても個別レクリエーションを活用し、活動性のある生活を送ることで、廃用症候群の予防に努めるべきである。
  5. × 日中ベッド上で過ごしている利用者に対して、一人で過ごせる環境を作っても活動性は上がらず、廃用症候群の予防にはならない。