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介護過程におけるアセスメント(assessment)の目的として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
  1. より多くの情報の収集
  2. 介護福祉職の技能の向上
  3. 生活課題の明確化
  4. ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)の視点による情報の分類
  5. 1 つの場面に焦点を当てた観察

【 正答:3 】

解説

  1. × より多くの情報を持つことで利用者像をつかみやすくなるが、得た情報を取捨選択し、課題(問題)解決のために情報の意味を考えて理解するという整理の段階である。
  2. × 介護過程の展開を実践していくことで介護福祉職の技能の向上につながることはあるが、介護過程の意義・目的は、利用者の生活の質の向上である。
  3. 〇 情報収集、情報の整理・分類、情報の分析によって、課題の明確化ができる。
  4. × ICFの視点で情報収集、情報を分類することによって、課題が明確になりやすくなるが、情報を分類すること自体がアセスメントの目的ではない。
  5. × 多角的視点による観察が基本である。1場面の情報のみを観察しただけではアセスメントにならない。