介護福祉士 過去問 平成30年 第103問
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介護福祉士 過去問 第30回
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排便に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
寝たきりになると下痢になりやすい。
麻薬性鎮痛剤の使用中は便秘になりやすい。
うつ病(depression) では下痢になりやすい。
ウイルス感染では便秘になりやすい。
腸閉塞(intestinal obstruction)では下痢になりやすい。
【 正答:2 】
解説
× 寝たきりになると、腸が緩んだ状態になり、腸の老廃物の移動が遅れる弛緩性便秘を引き起こしやすい。
〇 麻薬性鎮痛剤の副作用によって、腸蠕動は抑制され、弛緩性便秘や腸閉塞を起こしやすくなる。
× うつ病になると身体の自律神経が低下する。そのため、腸管の神経伝達などの機能が弱まり便秘になりやすい。
× ウイルス感染では、便秘より下痢症状を引き起こす可能性が高い。
× 腸閉塞は、腹痛、嘔吐、腹部膨満、排便・排ガス停止が主症状である。