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「障害者差別解消法」に基づく対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. 車いすを使用している障害のある人がバスに乗車する時に、介助を依頼された乗務員が身体障害者手帳の提示を求めて、乗車を許可した。
  2. 聴覚に障害のある人が市の窓口に来た時に、窓口担当者が手話通訳者と一緒に来るように伝えた。
  3. 視覚に障害のある人がレストランに一人で入った時に、店員が介助者と一緒に来るように求めた。
  4. 知的障害のある人が市役所の会議に出席した時に、本人の申出に応じて、わかりやすい言葉で書いた資料を、主催者が用意した。
  5. 精神障害のある人がアパートの賃貸契約をする時に、不動産業者が医師の診断書の提出を求めた。

【 正答:4 】

解説

  1. × 乗車の際に身体障害者手帳の提示を求めることは、不当な差別的取り扱いとなる。
  2. × 手話通訳者と一緒に来るように伝えることは、不当な差別的取り扱いとなる。
  3. × レストランへの入店に際して、介助者と一緒に来るように求めることは、不当な差別的取り扱いとなる。
  4. 〇 わかりやすい言葉で書いた資料を用意することは、合理的配慮にあたる。
  5. × 宅建業者が、賃貸物件への入居を希望する障害者に対して精神障害等があることを理由に、賃貸人や家賃債務保証会社への交渉等、必要な調整を行うことなく仲介を断ってはならないとされており、医師の診断書を求めることは、不当な差別的取り扱いであると考えられる。