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Bさん(87歳、女性)は夫(90歳)と二人暮らしである。Bさんには持病があり、夫は脳梗塞(cerebral infarction )の後遺症による軽い右片麻痺で、訪問介護(ホー ムヘルプサービス)を利用している。Bさんと夫は苦労して手に入れた自宅に愛着を感じており、以前から、「死ぬならこの家で」 と話していた。ある日Bさんは、「この家で死にたいと思っていたけど、いつまで二人で暮らせるか・・・」 と打ち明けた。
話を聞いた訪問介護員(ホームヘルパー)がBさんにかける言葉として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. 「ご夫婦二人で入居できる施設を探しましょう」
  2. 「便利な道具がいろいろありますから使ってみましょう」
  3. 「どなたかご家族と同居できるといいですね」
  4. 「いざとなれば病院に入院しましょう」
  5. 「何か心配なことがおありなんですね」

【 正答:5 】

解説

  1. × Bさんは自宅に愛着を感じており、施設を探しているわけではない。
  2. × Bさんが夫の介護において、介護負担を訴えているわけではない。
  3. × Bさんが同居を望んでいるわけではない。
  4. × 「この家で死にたい」という希望があることから、入院を勧めることは適切とはいえない。
  5. 〇 不安に思っている原因を探るためにも適切な言葉かけである。