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Eさんは認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。廊下を頻繁に歩き、他の利用者の部屋に入ってはトラブルになりかけている。介護福祉職が声をかけると、「私には行くところがある」 と怒鳴る。
Eさんのアセスメント(assessment) に関する次の記述のうち、最も適切なものを1 つ選びなさい。
  1. 怒鳴られた介護福祉職の気持ちを情報として活用する。
  2. 「廊下を頻繁に歩かないこと」を生活課題に設定する。
  3. 他の利用者とトラブルになりかけている情報は不要と判断する。
  4. 「私には行くところがある」という言葉を解釈する。
  5. 言動から短気な性格だと考えて分析する。

【 正答:4 】

解説

  1. × 怒鳴られた介護福祉職の気持ちではなく、「私には行くところがある」と怒鳴ったEさんの気持ちを主観的情報として活用する。
  2. × 生活課題とは、利用者のニーズを実現するために解決しなければならないことである。
  3. × 他の利用者とトラブルになりかけているという客観的情報にも配慮しながらアセスメントを行うことが必要である。
  4. 〇 適切である。
  5. × 一場面の言動から短気だと考えることは適切ではない。