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在職中に若年性認知症(dementia with early onset)になった人の家族に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. 子ども世代に与える心理的な影響が大きい。
  2. 子どもが若年性認知症(dementia with early onset)になる可能性が高い。
  3. 身体的機能に問題が認められないので、家族の介護負担は少ない。
  4. 家族の気づきによって早期発見されることが多い。
  5. 本人への病名の告知は家族が行う。

【 正答:1 】

解説

  1. 〇 若年性認知症の人は在職中である可能性が高い。社会に限らず家庭においても重要な役割を担っているため、子ども世代に与える心理的影響は大きい。
  2. × 若年性認知症のうち、遺伝的な要因のために家族間で多発している家族性アルツハイマー型認知症は、アルツハイマー型認知症の5%以下であり、子どもが若年性認知症になる可能性は低い。
  3. × 身体的機能の問題は少ないが、徘徊の距離が長いといった問題もあり、家族の介護負担が少ないわけではない。
  4. × 在職中であるため、同居の家族より職場の人に気づかれることが多い。
  5. × 本人への病名の告知は、基本的に医師が行う。