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イルリガートル(注入ボトル)を用いた経鼻経管栄養に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. 栄養剤は,半固形化栄養剤を用いる。
  2. 嘔気があるときは,注入速度を遅くして滴下する。
  3. イルリガートルに栄養剤を入れてから,2時間後に滴下する。
  4. 栄養剤の液面は,胃から50cm程度高くする。
  5. 使用した物品は,消毒用エタノールにつけて消毒をする。

【 正答:4 】

解説

  1. 半固形型栄養剤は、胃ろうまたは腸ろうによる経管栄養で用いられる。
  2. 嘔気があるときは、注入を中止し観察を行う。
  3. 時間をあけると空気に触れ、細菌などに汚染される可能性がある。栄養剤を入れてからすぐに滴下する。
  4. 適切である。高すぎると速度が速くなり、低すぎると速度が遅くなったり、胃の内容物が逆流したりするおそれがある。
  5. 消毒用エタノールはノロウイルスなどには効果がなく、物品が変質することがある。使用した物品は、中性洗剤で洗浄し、流水ですすぎ、希釈した次亜塩素酸ナトリウム液に浸して消毒し、乾燥させる。