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次の事例を読んで,答えなさい。
〔事例〕
Fさん(78歳,男性)は,妻(75歳)と二人で暮らしていた。1か月前に脳出血(cerebralhemorrhage)で入院して,左半身の不全麻痺がある。立ち上がりや歩行に介助が必要なため,伺や手すりを使用した歩行訓練をして,伺歩行が可能になった。病院のソーシャルワーカーの勧めで,Fさんは介護保険の申請をして結果を待っていた。
 ある日,「医師から退院の許可が出た」と,妻から介護支援専門員(ケアマネジャー)に連絡があった。
 介護支援専門員(ケアマネジャー)は,「Fさんの退院後の在宅サービスを検討したいので病院に集まってほしい」と,在宅支援の関係者に会議への参加を依頼した。訪問介護員(ホームヘルパー)は,ケアプランの検討のために病院に行って,会議に参加した。会議には,主治医,病棟看護師,理学療法士も参加した。トイレで転ぶのではないかというFさんの心配について話し合った結果,トイレに手すりが必要だということになった。また,左足指に白癬(tinea)があり,薬が処方されていることも確認された。
介護支援専門員(ケアマネジャー)が招集した会議として,正しいものを1つ選びなさい。
  1. 退院前カンファレンス
  2. サービス担当者会議
  3. 支援調整会議
  4. 地域ケア会議
  5. 介護・医療連携推進会議

【 正答:2 】

解説

  1. 退院前カンファレンスとは、隊員が決まった患者を円滑に在宅医療につなげるために開催される。
  2. 適切である。サービス担当者会議は、介護支援専門員が利用者に必要な各種サービスの担当者を収集し、ケアプラン原案を確定する。
  3. 支援調整会議は、生活困窮自立支援制度で定められた自立相談支援機関が開催する。
  4. 地域ケア会議は、地域包括支援センター・市町村が開催する。
  5. 介護・医療連携推進会議は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所が開催する。