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次の事例を読んで,答えなさい。
〔事例〕
Hさん(26歳,女性)は,腰髄損傷(lumbarspinalcordinjury)で両下肢麻痺の障害があり,車いすを使用してADL(ActivitiesofDailyLiving:日常生活動作)は自立している。銀行で働きながら一人暮らしをして,休日は,友人とスキューバダイビングを楽しんでいた。
Hさんは,こだわりや責任感が強く真面目で,悩みごとを打ち明けられない性格であった。
ある日,友人が表情の暗いHさんを心配して話を聞いてみると,「食事が喉を通らず,頭痛や思考力低下があり,寝つきは良いが,すぐに目が覚めて眠れず,仕事上のミスが続き仕事に行けない日がある」と話した。友人の勧めで専門医を受診した結果,Hさんはうつ病(depression)と診断された。
その後,治療を受けながら仕事を続けていたが,激しい動悸,息苦しさ,めまいを伴うパニック発作が繰り返し起こり,仕事を休職して治療に専念することにした。
Hさんの食欲不振や睡眠障害は改善せず,日常生活に介護が必要になり居 宅介護を利用し始めた。半年ほど経過した頃,「早く良くなりたい」と介護福祉職に 話した。
介護福祉職が,Hさんのつらい思いを受容した上でかける言葉として,最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. 「早く良くなってくださいね」
  2. 「すぐに治りますよ」
  3. 「ゆっくり休むことも必要ですよ」
  4. 「治療,頑張ってくださいね」
  5. 「気分転換に旅行に行くといいですよ」

【 正答:3 】

解説

Hさんの「早く良くなりたい」というつらい思いを受容したうえでかけている言葉であると解釈できる。受容の原則に基づいた最も適切な言葉である。