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『夜と霧』や『死と愛』の著作があるフランクル(Frankl,V.)が提唱した価値の説明として,適切なものを1つ選びなさい。
  1. 公民権運動により差別を解消すること。
  2. 生命が制限される状況において,いかなる態度をとるかということ。
  3. 最低生活水準を保障すること。
  4. ライフサイクル(lifecycle)を通じたノーマルな発達的経験をすること。
  5. アパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃すること。

【 正答:2 】

解説

  1. 公民権運動とは、主に1950年代から1960年代にかけて、アメリカの黒人(アフリカ系アメリカ人)が、公民権の適用と人種差別の解消を求めて行った大衆運動である。
  2. 選択肢の通り
  3. 最低生活水準の保障は、わが国における生活保護法の原理の1つである。
  4. 選択肢は、心理社会的発達段階に関する記述であり。提唱したのはエリクソン(Erikson.E.H)である。
  5. アパルトヘイト(Apartheid)は、アフリカーンス語で「分離、隔離」を意味する言葉で、特に南アフリカ共和国における白人と非白人(黒人、インド、パキスタン、マレーシアなどからのアジア系住民や、カラードとよばれる混血民)の諸関係を規定する人種隔離政策のことを指す。